ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

続 神谷浩史さんフィーバー・・・?

2017年10月21日 20時54分40秒 | コミック・アニメ
こないだの今日でいくら何でもそんなにたくさん見れたわけではないんですが

でもあんまりケッサクだったのでレビューを少々。


神谷さん関連でマンガ原作のもの、更に主人公ものはたいがい見尽くしてしまいまして
サブキャラあるいは敵キャラものに行ってます。
原作はマンガではなく、ライトノベルとかゲームとか、後はアニメオリジナル。

ラノベというのは好みのハッキリ分かれるものではないかと思いますな。
私はノベライズはなんぼか読みましたが・・・
「黒子のバスケ」とか「地獄先生ぬ~べ~」とか。
でもラノベは全く読んだことはありません。
なので原作がラノベのアニメ「物語シリーズ」を見た時はぶっとびました。
一言で言えば「わけわからん!!!!」
「物語シリーズ」は西尾維新さんの代表作ですが
ものすごい理屈っぽく、それも非常に難解なロジックが次々に出て来て
西尾作品を初めて読んだのは西尾さん自身初めてマンガの原作を手掛けたという
週刊少年ジャンプ掲載の「めだかボックス」でしたが
ホンマに作者の頭の中はどうなっているんだろうと
大いにカルチャーショックを受けたモノでした。
舞台は割と普通の現代の日本なのに登場人物はどれも突拍子もないキャラ付けをされている。
ヒトのとある特徴を良くも悪くも強烈に特化していて、
もちろんフィクションなんだからいいんですが
でも、その異常さが却ってリアルで、もしかしたらすぐそばにいる人も
一皮むけばこんな突飛な人かもしれないと思わせられてしまう、
妙な説得力を持っている感じです。

言うなれば・・・・「生きてる人間が一番怖い」的な・・・

で、神谷さん出演作品の話。

ラノベ原作の「デュラララ!!」は見ていてかなりしんどい作品でした。
舞台はリアル日本のリアル池袋で、街のロケーションもかなり忠実にリアルなのに
出てくるキャラとストーリーは現実とあまりにかけ離れていて
なのに、事実こんな人、いるかもしれないし
こんな怪異も実際起きているかもしれないと思わせる怖さもありました。
神谷さん演じる折原臨也はある種「壊れた人間」です。
ものすごく頭がよく、「俺以外は全部バカ」だと考える人種。
最後はしっぺ返しを食らうけど、最後まで「人でなし」を貫く。
脇役ではありますが、コイツがいたからみんな狂った踊りを躍らされた感アリました。


それから、ほぼアニメオリジナルの「ハマトラ」「リプライ・ハマトラ」。
これも差別問題をテーマにファンタジーと絡めた結構重い作品で
神谷さん演じる裏主人公のアートの壮絶な思いと生きざまはガチで重かった。

どちらもぐいぐい惹きつけられてほぼ一気に見てしまいましたがしんどかった~・・・・
「デュラララ!!」は60話、「ハマトラ」は24話ありましたからね・・・
ワンクール12~13話が連続モノではちょうどいい長さだとしみじみ思った。


で、さて、そんな重たい作品をコンプリートしてから見た2作品は
「なんじゃこりゃアアアアア!!」と喚きたいくらい・・・面白いと言うか可笑しかった!!

神谷さん主人公ではないので、さほどノリノリで見始めたわけではなかったんですが
しんどい作品の後で180度逆のモノを見たのでめちゃ楽しめました。

一つ目は、これはつだみきよ原作のマンガ「プリンセス・プリンセス」のアニメ化作品。
一瞬、少女が原作に思えますが・・・初めて知りました、「女装モノ」というジャンルなんですね。
BLじゃないよ・・・(きっとBLネタになってるだろうしそれ狙いもあったんだろうけど)


男子しかいないむさくるしい日常に潤いを与えるため、
女顔のイケメン一年生男子に女子のコスプレをさせて「姫」と呼ぶ制度のある男子校が舞台で
主人公はそこへ何も知らず転校してきていきなり「姫」になることを命じられた
イケメン少年・河野亨(こうのとおる)。CVは福山潤さん。
この学園の生徒会長で前年の「姫」だった有定修也(ありさだしゅうや)が神谷さんの役。

またまた頭の切れるイケメンで、しかもはっきり「腹黒い」。
まあ、悪い人ではないんです、人が悪いだけで(笑)。いつも何か企んでいる。
主人公たち三人の「姫」はいつも思う・・・「この人には勝てない・・・」と。
本作はもちろんドタバタギャグコメディ。ベタな友情物語あり、愛憎ありですがドロドロはしてなくて
最後はま~るく収まる見ていて安心の気楽な作品でした。でも面白かった。
舞台化もされてるんですね。人気あるんや~。


二つ目が・・・これはしょっぱなから笑いっぱなしのこれもドタバタギャグコメディ。
アニメオリジナルで、監督が「銀魂」の初期シリーズを作っていた高松真司カントク。
この人が作っていて荒唐無稽のおかしさがないわけがない!
そのタイトルも「美男高校地球防衛部LOVE!」
一応原作は馬谷くらりさんということになってるけど、実在すんのかな。

眉難(びなん)高校にある「何もしない部」である「地球防衛部」の部員5人が
宇宙から来た謎の生命体・ピンク色のウォンバットに無理矢理与えられた「愛の力」で「バトルラヴァーズ」に変身し、
地球征服を企む生徒会の3人と戦う・・・実際は生徒会側の宇宙生命体に怪人にされた生徒を元に戻すという、
いろんなアニメ作品のパロディーてんこもりのギャグバトルアニメ。
基本は「美少女戦士セーラームーン」のパロだと思われます。
カラフルな5人組だし、バトンもってるし、「愛の力」で怪人にされた生徒を浄化するし。
変身シーンなんてセーラー戦士そっくりwww・・・そっくりかな??
そして敵の「征服部」である生徒会の三人、生徒会長・草津錦史郎(くさつきんしろう)が神谷さんだけど。。。


これ!! これ、アニメあるある!! 「ハマトラ」のアートじゃないの!!



いや、わざとでしょ! そっくりすぎるわ!!


登場人物の名前がみんな温泉にちなんでいたり・・・
防衛部「箱根 有基(はこねゆもと)」「由布院 煙(ゆふいんえん)」「鬼怒川 熱史(きぬがわあつし)」
「鳴子 硫黄(なるこいお)」「蔵王 立(ざおうりゅう)」
征服部「鬼怒川 錦史郎」「有馬 燻(ありまいぶし)」「下呂 阿古哉(げろあこや)」

毎回のゲスト?怪人の中の人も、石田彰さん、小西克幸さん、遊佐浩二さん、鳥海浩輔さん、鈴村健一さん、緑川光さん・・・
・・・などなどなど、ムダに豪華!! これ、声優さんの無駄遣い??


続編というか、第二期の「美男高校地球防衛部LOVELOVE!」では
和解した生徒会側の3人はしょっぱなから海外に留学してしまう為あまり出番はなさそうですが
見るしかないでしょ。

またまた第一話のゲストが石田彰さんだった・・・。子安武人さんも出るし・・・
そういう意味では大変マニアックな作品で、それだけに結構人気あるみたいです。
いやあ・・・・神谷さんのファンやってなかったら知らんで終わったよ、きっと。
でもホンマ、世に言う名作アニメだけがアニメじゃないぞ。日本のアニメはクオリティー、パネエっすよ!

ともかく、どれも愉快な気分になれる作品でした~。


いやあ、アニメって、ホントに面白いですね~!(パクリ)

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