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読書の秋ですね  
今、トレンダーズさんからいただいた歴史小説を読んでいます
約2000年前の中国 後漢の創始者となった光武帝劉秀(りゅうしゅう)の半生を描いた宮城谷昌光の長編小説 「草原の風(上巻)」 です。 
こちら、最近まで読売新聞朝刊に連載されていました。 普段歴史ものは読まないのですが、通勤途中で偶然目にし、スピード感あふれるストーリーがなかなか面白く、また中国史についての著者の豊富な知識から色々学べ、もっと先が読みたい気分にさせられました 非常にさわやかな歴史小説で歴史好きにはたまらない一冊だと思います。



光武帝劉秀の名は、陳 舜臣の「中国の歴史」を読んで知っていました。
中国の歴代王朝創始者といえば、血どろどろの抗争の末に帝位についているイメージでしたが、劉秀は、無用な流血を好まず、たとえ敵であっても降伏した者は、なるべくこれを許し味方に加えつつ勢力を拡大していく点でとても印象的です 颯爽として、温雅で魅力的。 作者の宮城谷氏もインタビューで 中国の皇帝の中でも特に好きだと話しています。

今回の単行本は、全三巻の上巻。 若き日の劉秀の成長と出会いが中心に描かれています。都・常安(長安)その他で出会った人々が、やがて劉秀配下の武将として、あるいは好敵手となって縦横無尽に戦場を駆け巡ります。

劉秀の創始した後漢は決して強大な王朝ではありませんが、リーダーシップ論としても、あるいは動乱という非常時においても人はどうあるべきかという倫理の書としても学ぶべき点があり面白いと思います。

そしてこの小説のスゴイ所、歴史モノは難しくて二の足踏んじゃうよーと言う方も大丈夫 作者が文中でさり気無く説明文を要れてフォローしてくれます。丁寧で分かり易いので中国の歴史小説デビューにもってこい

三国志しか知らないという方でも、三国志より昔にこんな面白い歴史があったなんて・・と嬉しくなっちゃうと思います。

秋の夜長に、壮大なスケールの物語に浸ってスッキリ リフレッシュしてはいかがですか?

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 ちょっと頑張って 草原の風上巻の時代背景とあらすじを書いてみました、興味のある方はどうぞ

高祖劉邦(りゅうほう)を創始者とする漢王朝(前漢 紀元前202~後8)は、家臣であった王蒙(おうもう)の簒奪により滅亡し、王蒙が建てた「新」という王朝の時代となっていました。漢の皇族も直系は絶え(毒殺説も)、その後散発した皇族による反乱も鎮圧され、皇族につらなる劉氏の多くが粛清されました。

 主人公 劉秀の一族は、劉氏の中でも傍系だったために弾圧を免れましたが、劉一族であるがゆえに官職につける見通しは乏しく、かつ一族の三男である劉秀は自己の前途への不安も含め多感な青春時代を過ごします。農作業を通じた人々との交わり、自然との関わりが、後に多くの将卒に慕われることになる彼の人格を形成していきます。

 一方、周礼(儒教が理想とする古代国家「周」の各種儀礼を重んじる政治のこと)への回帰を理想とする王蒙の新政は破綻をきたし、各地に民衆反乱の兆しが現れます。時代のうねりと留学先等での人々との出会いが、若い劉秀の運命を大きく変えていきます・・・。(出典:「草原の風(上巻)、同読売新聞連載(うろ覚え)、陳 舜臣「中国の歴史」、ウィキペディア)

こうなったら本格的に歴女を目指すかな?



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