地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

新潟で震源の深さ10キロ、M3.8

2018-05-10 05:07:14 | 日記
 昨日書いた2つのケースのうち後者の方で来ました。新潟県上中越沖でM3.8。予測通り、震源の浅い地震で震源の深さ10キロです。ということは、地殻がしっかり噛み合ったため、震源の深さ50キロのところでは、動きが少なくなったと考えたほうがよさそうです。ただし、細かな動きはまだありますから、次に動きが出たときには、規模が大きめになると考えたほうがよさそうです。

 そして、昨日は、地震自体が少なかったのですが、こういうときは、やはり、ユーラシアの内陸で地震が起きています。モンゴル北部でM4.4の地震が起きています。

 さらには、パプアニューギニアで再びM6.2の地震が起きています。となると、これから、また、フィリピン海プレートに動きが出てくるということですね。
 そこで、昨日の細かな地震が起きているところの傾向を探ってみると、どうやら、震源の浅い地震が起きるラインがあり、その地点の地殻が崩壊を起こしやすくなっているような気がします。

 1つは、おそらくフィリピン海プレートの影響が出やすいラインだと思いますが、
台湾~沖縄~鹿児島~熊本~大分~島根のライン。
 もう一つは
新潟~長野~愛知~和歌山~徳島のラインです。
 こちらは、太平洋プレートの影響を受けやすいラインだと思います。

 今のところ、地殻がしっかり噛み合っていると推測されますから、この2つのライン上で、震源の浅い地震が起きる可能性が高そうです。

 さらにもう一点。
 今回の新潟の地震は、ついに震源が海上に抜けました。以前から書いているように、徐々に北西方向に震源が移動していることの表れだと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする