地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

岩手県内陸北部でM5.2

2018-05-08 04:49:35 | 日記
 昨日、北海道方面の動きが無いことについて「嵐の前の静けさ」と書いて、北海道方面で警戒が必要と書きましたが、よくよく考えると、前回の内浦湾の地震も、今までと傾向が違い、函館・青森に近いところでおきていましたから、東北方面まで視野に入れるべきでした。不覚です。

 そして、おそらく、今までの静けさの原因が、今回の岩手県内陸北部でM5.2の地震なのではないかと思います。要するに、ここでブロックされていて、太平洋プレートに回転の動きがかかり、フィリピン海プレート方面に力が寄っていたのではないでしょうか。
 さらに、この地震と同時期に、カムチャッカでも地震が発生しています。となると、北海道方面では、今までの動きと同様の動きをするのではないかと推測できます。

 状況としては、今回の岩手県の地震は、震源も深く、100キロメートルということですから、岩手県の太平洋岸で震源の深さ50キロ前後の地震が起きやすくなっていると思います。今回の地震の規模は大きめですから、それよりも、震源の浅めのところで少し大きめの地震が起きると、今回の地震よりも大きな揺れになる可能性があります。

 また、カムチャッカで地震が起きると、やはり北海道の太平洋側で地震が起きやすくなっていると思います。根室・国後・択捉近辺が一番可能性が高いと思います。

 また、トカラ列島でも、震源の深さが80キロと、やや深めの地震が起きていますから、この近辺で、これよりも震源の浅いところで地震が起きる可能性があります。万が一、大きく動いた場合、南海トラフや中央構造線・沖縄トラフも警戒が必要だと思います。
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