空は晴れているのだが、上空からは雪がちらつきゆっくりと舞い降りてくる。高い空には青空のところもあり、季節変化は進んでいるのだろうか。今日は１月１５日だ。昔の成人の日ということになる。いつの間にかハッピーマンデーとかで成人の日が移動した。
寒い時期、なぜか「津軽海峡冬景色」の歌が聞こえてくる。子供時代を青森で過ごした私にとって、青函連絡船の霧笛は思い出の音でもある。吹雪模様の青森湾内を進む青函連絡船、それをタグボートが押し、霧笛は操作の合図となる。絶妙のタイミングで接岸するから、まさにプロのお手並みということになる。海峡を何度か往復したが船のスピードは甲板に出てみると風とともに早い。ぐんぐんと押し出すような感覚で進むから、エネルギーを感じる。ご覧あれが龍飛岬と自然い浮かんでくる。青函連絡繊維は行きと帰り同じ船で往復したという経験もある。真夜中のことで函館到着後同じ船で青森に戻ったというわけだ。霧笛とともにそんなことを思い出した。
