JRのPR誌に「大人の休日倶楽部」がある。今回の表紙は作家の浅田次郎。和服姿がよく似合う。あまり日本の作家のものは読まないので、浅田さんのものも多分読んでいないのではと思う。小説を書くときは「ストーリー」から考えることはしないという浅田さん。まずテーマからだという。そんな巻頭の大人の肖像の企画があった。じっくり後程読んでみようと思う。もう一つの記事は「信長の血脈」。意外に知られていない信長の人物像。あの安土桃山城の膨大な建設費用などどこからねん出したのか。本能寺の変で本当に自害して亡くなったのかなど歴史の闇に包まれた部分が多い武将であることは事実。
大河ドラマの「麒麟」が信長を討った光秀を描いているが、人物のどこに焦点を当てるかによってずいぶんと歴史の見方まで変わってしまう。同時代を生きていてもその場所や本人の考え方で変わることは多い。ある意味歴史は自分の視点から見ているのではないかとも思える。そんな3連休の中日だった。
