辞書で引いてみるとこの言葉、「互いに自分の主張にこだわって論旨がかみ合わず、際限なく続く議論。「言った 言わないに終始する」とある。この言葉が合う事態が日韓の議論。
海上自衛隊のＰ１哨戒機への火器管制レーダーの照射問題だ
防衛省が２１日公表した「最終見解」では、「これ以上協議を継続しても真実の究明に資するとは考えられない」とする。
火器管制レーダーは、ミサイルや砲弾を命中させるために、目標に向けてレーダー照射を続け、目標の位置や速度などを正確につかむもの。
自衛隊機は韓国駆逐艦の真横を高度約１５０ｍ、距離約５００ｍで通過。その後火器管制レーダーの照射を確認、右旋回している。そして、照射を受け状況を確認するため左に旋回している。
韓国側は日本側の双方のレーダー記録を同時に開示するという提案についても「無礼」とし、拒否している。今回の日本側の「最終見解」へどんな反応を見せるか、その反応を見てまた判断するとする日本側、まさに、水掛け論に終始する。
いづれにしても日本側の「最終見解」をめぐり、再び韓国がどんな反応を見せるか、幕引きを図りたい日本も「最終」の後、どう出るか、予断を許さない。
