朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

青函連絡船「八甲田丸」終航から30年

2018-03-21 07:48:53 | 日記
仕事で、プライベートで青森港に係留されている青函連絡船「八甲田丸」を何度か訪れた・
昭和63年(1988)に最後の航海が行われ、青函連絡船は、80年の歴史に幕を閉じた。
現在では、メモリアルシップとして、観光船の役割を任っている。

青函航路が始まったのは、1908年(明治41)のことだった。
私は朝な夕なに連絡船の霧笛やタグボートの接岸合図の汽笛で育ったといっても過言ではない。
接岸には微妙なタイミングと高度な技術がいる。
船を寄せる作業は緊張と勘が働かないとうまくいかない。
そんなことを見ながら、思いながらウトウトした。
さて、メモリアルシップの内部は、まるで博物館のよう。

船底の貨車を入れるスペースは
想像以上の広さ。船尾には、かつて、扉がなかった。このため、波が入り、
洞爺丸などの沈没につながり、後年,改修して、隔壁が設けられた。
これで、波を防ぐことができるようになった。

かつての機関長、葛西さんに会ったことがある。
私と同年代で、最後の青函連絡船にも乗った人だ。
今では、ボランティアガイドとして見学者の案内をしている。
八甲田丸の終航から30年、黄色の船体の船は、
現在も青森湾にその姿を浮かべている。


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