恒例の「オランダ蚤の市」展が終わって、ほっと一息。
たくさんの方々に喜ばれて、
「やってよかった」の思いにつつまれています。
オランダ在住の清水さん夫妻が1年間かけて集められた
沢山のおもしろいモノの中で、
今回一番目立ったのは、
80センチもある大きなハムスターの家(写真)。
木とトタンを使った手づくりで、
赤と緑の色彩が明るくて、
ギャラリー内を楽しい雰囲気にしてくれました。
企画展の事前紹介でHPに写真を載せたからでしょうか、
このハムスターくんの小屋を見にいらした方も多かったようです。
「夢があっていいですね。こんなに大きいとは思わなかった」とか、
現代作家の「荒木珠奈さんのオブジェのよう」とか、
「私も小さくなって、住んでみたい」
などと言う人もいて、人気抜群。
そして三日目、「残っててよかった!」と言って来店した
若いカップルの手に渡っていきました。
うれしいような、さみしいような…
オランダ展の最終日、清水さんご夫妻と会食し、
オランダと日本の社会について、話が弾みました。
オランダは税金が高いけれど、老後の生活に心配がない、
街並みの整備が行き届いているなど、
税金が国民生活を良くするために使われていることが
目に見えているので、国民が納得しているとのこと。
そして、5時には、ほとんどの労働者が仕事を終えて、
帰宅しているとのことです。
別の問題点はあるにしても、
それで国の経済が成り立っているのですから、いいですねー。
「税金は上がり、福祉は下がり、長時間労働」の日本の現状との違いを
考えさせられました。老後の不安は、増すばかりですから…
先日、めったに見ない昼間のテレビをふとつけたら、
痴呆症の予防に、「生玉子と海苔を毎日食べるのがよい」と言っていました。
ホントウかウソかは分りませんが、
それ以来玉子と海苔をよく食べるようになりました。
丁度、長野県・うちだ農場の内田明夫さんから新米が届いて、
とびっきり美味しいご飯と相まって、拍車がかかっています。
今年も残り少なくなってきました。
ご飯と生玉子と海苔を食べて、あと少し、がんばりましょう。
オランダに帰った清水智香さんから、
「明日から蚤の市巡りを開始します」というメールが届きました。
来年の11月、またどんな「オランダ蚤の市」展ができるでしょうか、
楽しみ楽しみ。