ブリキ星通信

店主のひとりごと

ブリキ星通信/2003年8月号

2003年08月01日 | 2003年

今年は、短い夏になりそうですね。
ブリキ星の天窓(5.5mの高)からは、ようやく、
強い日ざしが入ってくるようになりました。
天窓の下には、いつも階段やハシゴを置きたくなります。
天窓を突き抜けて、空にあがっていくような、
空から何かが降りてくるような、雰囲気が好きです。
西アフリカのドゴン族のハシゴも良いけれど、
ペンキの職人さんが使ったらしい木製のハシゴも
なかなかのものです。(写真)
先日、学校で子供たちに絵を教えているHさんが訪れて、
「なんて美しいのだろう.デュシャンみたいだ.」と感激。
ハシゴは無事(?)、彼の家にもらわれて行くことになりました。

8月の常設に、大正から昭和初期の絵を彷佛とさせる、
内藤瑶子さんの大きな絵が登場しました(写真)。
内藤さんを知ったのは、
山根さん(彼もつぶれたブリキ缶に絵を描く作家です)に
彼女の絵の写真を見せてもらったのがきっかけです。
彼女は現在18才。