ブリキ星通信

店主のひとりごと

ブリキ星通信/2001年5月号

2001年05月01日 | 2001年
ギャラリー入口の横には、
1本の山帽子がすくっと立っています。
それが、みるみる間にやわらかな緑で覆われて、
凛々しい若武者姿になりました。
5月は憲法記念日に子供の日。
大型連休ではじまりますが、みなさまの予定はいかがですか。
西荻には、アンティーク巡りでいらっしゃるお客さまが多く、
ブリキ星にも立寄ってくださいます。
地方の方が明治時代のビールの空箱を、伊万里の徳利をと、
たまたま通りかかった旅人へ、
愛着の品がもらわれていくのは、大きな喜びです。
何回も来店され、吟味して、プレゼントにと、
大場芳郎さんの漆椀を買ってくださった、若いご夫婦。
三谷龍二さんの木の器が近くにあったと喜んでくださる方。
(三谷さんの黒漆の箸は、使い心地満点と評判です。)
少しずつご近所の方々にもブリキ星の存在が浸透して
いっています。
新しく入荷した井山三希子さんの粉引は、片口が人気です。
古いモノと新しいモノが混在している店内。
「なんか面白いモノがありそー」と思って頂けるのが
うれしい店主の気持ちです。

5月5日(土)~13日(木)は企画展で、
日置路花さんの書展を開催します。
きっと「書」のおもしろさ、楽しさが、体験できます。