ブリキ星通信

店主のひとりごと

ブリキ星通信/2003年11月号

2003年11月01日 | 2003年
先月の冨沢恭子展。
和紙と布を柿渋や鉄錆で染めた絵画的世界で、好評でした。
たくさんの若い方が見えましたが、彼らの話を聞いている
だけでも刺激的です。
学校を出て、アルバイトをしながら表現活動を続けている人たち。
みんな、とっても魅力的だけど、生活は大変そう。
今年、新入社員として、企業に入った人たちの話には、
ビックリしました。
女性であっても、毎日、帰宅は終電車。
「12時前に帰れたら早かった、と感じる」
と話していた人は、ひとりやふたりではありませんでした。
企業のなかは、ちょっとへんですね。

今、店内の壁には、鉄のオブジェが掛かっています。
これは、Sさんが「新宿区と中野区の境あたりの道端で見つけた」
という逸品です。(写真下*1)
お面のように見えたり、人のレリーフのようにも…。
なかには「凄い!」と感動して帰られる方もいらっしゃいます。
もうひとつの拾い物、
Tさんが自転車で持って来られました。(写真下*2)
ちょっと重いですが、存在感十分です。
お店をやっていると、
こんなに楽しい「いただきもの」があるのです。