有史以来、世界中で、土器・陶器・磁器と、
いろいろなヤキモノがつくられてきました。
その中で何と言っても、人間が最初につくった
ヤキモノ・土器が好きです。
"生まれたて"が持っている純粋さと、土の薫り
がいいですね。ブリキ星の常設店内には、
いつも、弥生などの土器を置いています。
現代作家で、この土器をつくっているのが
熊谷幸治さん。
彼の器は、以前から常設で置かせてもらって
いるのですが、また新しい作品を持ってきて
くれました(写真1,2)。
今までは、ヘラで形成したシャープな形。
今度は、石で叩いて形をつくり上げていった
そうでチョット見には、古い土器かと見紛う
のですが、どうして、オリジナリティがあって、
ふわぁっとした良い雰囲気です。
小さなお面も気に入っています。
もう一人は、沖縄の西表島でパナリ焼にとりくむ
嘉陽恵美子さん。
日本の土器は古代で途切れ、陶器に替わって行き
ますが、沖縄では近世まで残っていました。
嘉陽さんは、パナリ焼の手法を現代に生かして
いる作家です。今は映像だけですが(写真3)、
作品が到着するのを楽しみにしています。
最近、はまっている本があります。
児童書「こそあどの森の物語」シリーズ
(文・絵/岡田淳,理論社)です。
麻野文恵さん(古楽器演奏家で絵も描く人)の
お薦めで、彼女が2ヶ月に1冊届けてくれます。
これまで、『ふしぎな木の実の料理法』、
『まよなかの魔女の秘密』『森のなかの海賊船』
の3冊まで読みました(まだまだ続刊があります)。
久しぶりに子どものような気持ちになって、
ワクワクドキドキ。
人とのかかわり方がヘタで、
閉じこもっているほうが好きな
スキッパー(この少年がいいのです)が、
「事件」を通して、森の住民たちと交わり、
世界を広げ、自分を広げていく冒険物語に
グイグイ引きつけられ、店番をしながら、
もう何十回と読みました。
お客さんのいない店内で一人、
少年スキッパーと一緒に「船出だ!」と
叫んでしまいそうに…。
日本にも、こんなにおもしろいファンタジーが
あったのですね。
子どもの頃に、この本に出会っていたら、
もうちょっと「マトモ」な大人になっていたかも
しれない…、なんて考えました。
いろいろなヤキモノがつくられてきました。
その中で何と言っても、人間が最初につくった
ヤキモノ・土器が好きです。
"生まれたて"が持っている純粋さと、土の薫り
がいいですね。ブリキ星の常設店内には、
いつも、弥生などの土器を置いています。
現代作家で、この土器をつくっているのが
熊谷幸治さん。
彼の器は、以前から常設で置かせてもらって
いるのですが、また新しい作品を持ってきて
くれました(写真1,2)。
今までは、ヘラで形成したシャープな形。
今度は、石で叩いて形をつくり上げていった
そうでチョット見には、古い土器かと見紛う
のですが、どうして、オリジナリティがあって、
ふわぁっとした良い雰囲気です。
小さなお面も気に入っています。
もう一人は、沖縄の西表島でパナリ焼にとりくむ
嘉陽恵美子さん。
日本の土器は古代で途切れ、陶器に替わって行き
ますが、沖縄では近世まで残っていました。
嘉陽さんは、パナリ焼の手法を現代に生かして
いる作家です。今は映像だけですが(写真3)、
作品が到着するのを楽しみにしています。
最近、はまっている本があります。
児童書「こそあどの森の物語」シリーズ
(文・絵/岡田淳,理論社)です。
麻野文恵さん(古楽器演奏家で絵も描く人)の
お薦めで、彼女が2ヶ月に1冊届けてくれます。
これまで、『ふしぎな木の実の料理法』、
『まよなかの魔女の秘密』『森のなかの海賊船』
の3冊まで読みました(まだまだ続刊があります)。
久しぶりに子どものような気持ちになって、
ワクワクドキドキ。
人とのかかわり方がヘタで、
閉じこもっているほうが好きな
スキッパー(この少年がいいのです)が、
「事件」を通して、森の住民たちと交わり、
世界を広げ、自分を広げていく冒険物語に
グイグイ引きつけられ、店番をしながら、
もう何十回と読みました。
お客さんのいない店内で一人、
少年スキッパーと一緒に「船出だ!」と
叫んでしまいそうに…。
日本にも、こんなにおもしろいファンタジーが
あったのですね。
子どもの頃に、この本に出会っていたら、
もうちょっと「マトモ」な大人になっていたかも
しれない…、なんて考えました。