ブリキ星通信

店主のひとりごと

ブリキ星通信/2004年10月号

2004年10月01日 | 2004年
あっ、と驚くDMが届きました。
モノトーンの写真が一枚。
そして、葉書の裏にはこう記されていました。
「開店致しました。
 じっくり煮込んだ自慢のカレー。
 手作りのパンと手作りのハム・ソーセージのサンド。
 優しい珈琲。 喫茶 陶花 」
写真の青年が大事そうに手にしている、アルミの皿。
のっているのは、カレー粉でしょうか。
そこに、彼の意志が、すべて込められているかのよう。
感性に脱帽です。
仕舞ってしまうのはもったいなくて、
店内の壁に飾りました。
村山健吾さんに初めて会ったのは、
6月に福岡で開催した「がらくた展」でのことです。
そのとき、「カレーと喫茶の店を出したい」と熱心に
話してくれました。
殺伐とした世相の中で、夢や希望をもつことが縁遠いよう
に思える時代ですが、
それでも輝きを失わない若い人たちがたくさんいることに、
驚くばかりです。
喫茶「陶花」に、すぐにでも行きたくなりました。
でも、それは叶いません。所は、
福岡県糟屋郡篠栗町大字金3280(観音公園内)
TEL・FAX 092-948-0213
来年の夏休みは九州へ??
実現できれば いいのですが…

さて、次ぎの写真は何だかわかりますか?
フランスの「ねずみ取り」なのです。
先月、近所のフランスアンティークの店.
「ル・ミディ」さんで、
フランスの罠の展覧会がありました。
「罠」とは 随分大胆でユニークな企画 。
早速、初日の開店早々見に行って、
このねずみ取りを気に入り、予約しました。
夜のオープニングパーティーでのこと。
数ある展示品の中で、平松洋子さんから、
「これは加川さんの雰囲気!」と、
ピッタリ当てられてしまったのにはビックリしました。
ねずみクンのことを考えなければ、この造形、
なかなかオモシロイでしょ。