岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《大前 悟先生編》☆

2012-03-14 10:19:27 | 工芸
皆さん、おはようございます。
今朝の岐阜も春の陽気を感じさせる心地よい朝を迎えています。

さて、現在開催中の「焼〆展」(~18日()迄)では、県外からも多くのお客様にご来廊賜わり大変嬉しく存じます。
昨日も、遠く茨城県や京都府からお客様がお越しくださり、陶芸談議に花を咲かせました!!
このブログについても「毎回楽しみに見てます。」とのことでした・・・!?(汗)

では、「焼〆展 一押し作品」第三弾!! 今日ご紹介するのは、淡路大前 悟先生の作品です。

大前 悟さんは、1972年に大阪府に生まれ、2001年に信楽町で独立され、現在は瀬戸内海を見下ろす淡路の地に工房を移し、自ら設計・築窯した半地下式の穴窯で新たなスタートを切られました。

多種多様の作品を手掛ける大前さんですが、今回は、山土を使用し大量のワラをまとわせガンガンに焼締められた備前作品をご紹介致します。



   「備前徳利」H11.2×D 8.0cm ¥22,050-

  「備前ぐい呑」H 5.0×D 7.2cm ¥15,750-

次に、豪快に降り注いだ灰が織り成す景色が印象的な



   「備前茶碗」H 8.2×D12.2cm ¥84,000-

そして最後は、力強くねっとりとした器肌が見事な



   「備前耳付花入」H27.8×D14.5cm ¥94,500-

信楽・伊賀・備前・唐津・李朝・・・・など、古陶磁に精通された見識をもとに、その素材となる様々な土の特性を活かした多彩な作風は、そのどれもが古格を漂わせるなど見る者を驚愕させます。
また、近年新たに取り組まれている黒楽作品も注目です!!

明日の「私の一押し作品!!」は、「金重 潤平先生編」です。皆さん、乞うご期待!!!

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☆私の一押し作品《森本 良信先生編》☆

2012-03-13 10:08:00 | 工芸
皆さん、おはようございます。
今朝の岐阜は、太陽の光がキラキラと輝く爽やかな朝を迎えています。

さて、昨日から現在開催中の「焼〆展」(~18日()迄)にご出品頂いている各先生方の「一押し作品!!」をご紹介していますが、その第二弾!!として今日ご紹介するのは、備前森本 良信先生の作品です。

森本 良信さんは、1976年に岡山県に生まれ、96年に備前陶芸センターを修了された後、造形作家 安倍 安人氏の工房でスタッフとして学ばれ、2003年に現在地に穴窯を築窯し独立されました。
備前焼若手作家の中でも現在、その将来を最も嘱望される作家の一人です!! 

先ずは森本さんが特に力を入れる酒器からご紹介致します。



   「備前灰被り徳利」H14.2×D9.2cm¥52,500-

   「備前灰被りぐい呑」H5.8×D6.2cm¥21,000-

次に圧倒的な存在感を放つ茶碗です。



   「備前茶碗」 H10.4×D13.6cm (売約済

そして最後は会心の作、



   「備前花生」 H21.6×D12.6cm ¥94,500-
 
森本さん自身が「ストロング備前」と称すその力強い作風は、穴窯によって幾度も焼成されたことにより生まれる深い褐色の艶やたっぷりと流れ落ちる黄胡麻など、見る者を圧倒させます・・・。

明日の「私の一押し作品!!」は、「大前 悟先生編」です。皆さん、乞うご期待!!!

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☆私の一押し作品《新 学先生編》☆

2012-03-12 11:47:21 | 工芸
皆さん、おはようございます。
今朝の岐阜は、うっすらと雪化粧されたとても美しい朝を迎えています。

さて、10日(土)より始まりました「焼〆展」ですが、週末は天候にも恵まれ、多くのお客様にご来廊賜わり誠に有難うございました。
今日からは、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)上でもPM6:00~今回の「焼〆展」出品作品を販売させて頂きますので、そちらの方もお楽しみ下さい!!

それでは、いまや文錦堂ブログ名物コーナーとなった「私の一押し作品!!」 
今回も「焼〆展」に出品された各先生方の一押し作品をご紹介していきたいと思います。

その第一弾!!として今日ご紹介するのは、今出品作家中最年少である新 学先生の作品です。

新 学さんは、1973年に伊賀焼作家 新 歓嗣先生の長男として生まれ、関西大学文学部卒業後、父 歓嗣先生に師事され、以後伊賀上野三軒窯にて作陶されています。
2002年に地上式単室穴窯を築窯し、初個展を開催。08年には、二基目となる穴窯も築窯されました。
火色・焦げ・ビードロ、強烈な焔の洗礼を浴びて生まれる伊賀焼の伝統をしっかりと受継ぎ、次世代の伊賀焼を担う作家として現在注目の若手陶芸家の一人です!! 

先ずは人気の酒器をご紹介致します。



   「伊賀鎬徳利」H13.6×D9.2cm(売約済

   「伊賀鎬ぐい呑」H5.5×D6.8cm¥12,600-

次に茶碗です。



   「伊賀茶碗」 H 9.8×D10.8cm ¥63,000-

大胆に刳貫、削られた器形と、引き出して急冷されたことにより生まれた焦げとビードロが織り成す景色は圧巻です!

そして、最後は高火度で幾度も烈しい焔の洗礼を浴びたであろう・・・



   「伊賀壷」 H24.2×D23.0cm ¥73,500-
 
火色・焦げ、そしてビードロ。まさに伊賀焼の見所である三大景色が見て取れる逸品です!

明日の「私の一押し作品!!」は、「森本 良信先生編」です。皆さん、乞うご期待!!!

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「焼〆展」会場奥風景!!

2012-03-11 15:54:09 | 工芸
未曾有の大震災から1年・・・。
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災地の方々へ改めて心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興を願っております。(祈)

皆さん、こんにちは。
今日の岐阜も昨日に引続き、温かな春空の1日を迎えています。

さて、昨日から始まりました、本年度文錦堂企画展第三弾!!「焼〆展」 【3月10日(土)~18日()】ですが、多くのお客様にご来廊賜わり大変賑やかな展覧会となっております。
来場者の多くが、若手人気陶芸家6名による火花飛び散る競演を満足気に楽しまれていました!!

明日12日(月)PM6:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)において、出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もお楽しみ下さい。

それでは、昨日に引続き「焼〆展」の会場風景をご紹介致します。

会場奥に進むと、備前森本 良信さんと淡路大前 悟さんの圧巻の焼〆作品が並びます。



続いて、備前の金重 潤平さんの、これぞ“金重備前”ともいうべき珠玉の作品群が並びます。



会場奥正面は、備前の末田 恵さんの存在感溢れる作品が並びます。今回は、特別に「魂」と豪快に書かれた書も展示しており、末田さんの並々ならぬ意気込みが伝わってきます!!



そして最後を飾るのは・・・・・・、伊賀の渡辺 愛子さんの渾身の作品群です!!



焼締陶の雄として君臨し続ける伊賀、信楽、そして備前。それぞれの伝統を継承しつつも、現代のやきものを模索し、その強烈な個性のもと、独自の世界を表現する若手人気陶芸家6名による競演です。
焼締められた土肌、緋色、焦げなど、土と焔によって生まれた焼締陶ならではの魅力に彩られた茶器・花器・食器・酒器を中心とした新作の数々を、皆様お揃いでご高覧賜わりますようご案内申し上げます。

明日からは、多くのお客様方から大好評頂いている「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきます。
乞うご期待!!

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いよいよ「焼〆展」開幕です!!

2012-03-10 17:52:00 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日から、本年度企画展第三弾!!として、「焼〆展」【3月10日(土)~18日()】がいよいよスタート致しました。

初日の今日は、春の陽気を感じさせる絶好の展覧会日和となったこともあり、県内外から多くのお客様にご来廊頂くと共に、出品作家の新さんや末田さんも伊賀や広島から駆けつけて頂き、大変賑やかで楽しい初日となりました。
感謝 感謝です!!

明後日12日(月)18:00~から弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もどうぞお楽しみ下さい。

それでは、「焼〆展」の会場風景をご紹介致します。



先ずは、今出品作家最年少の新 学さんの作品コーナーです。



入り口正面を飾る作品は、DM掲載作品を含む3点の「伊賀茶碗」



床の間を飾る作品は、緑のビードロと緋色の景色がとても美しい



「伊賀壷」。日展参与の長縄 士郎画伯作 扇面「訪 春」とのコラボも見応え十分です。



備前の森本さんの作品も展示しています。明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。

乞うご期待!!

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