皆さん、おはようございます!!
今日も岐阜は気持ちの良い朝を迎えています。少々寒いですが・・・。
さて、昨日から「私の一押し作品」として今回の「酒器展」の出品作品をご紹介していますが、今日は《師弟編》ということで伊賀焼の巨匠 谷本光生先生と弟子の藤岡周平先生の作品をご紹介致します!!
作風の違いからか、このお二人の師弟関係はあまり知られておらず、今回の「酒器展」でも多くの方々が「えっ、そうなの!?」と驚いておられました。
谷本 光生「伊賀酒盃」 H6.6×D8.0cm・・・・・(売約済) 光生先生の酒器でも逸品中の逸品です!!
【裏面】 さすがに巨匠作品。大ぶりで存在感があります。
【見込み】 深く澄んだ緑色のビードロが堪りません。
【高台】 伊賀焼の三大景色、火色・焦げ・ビードロ。
【箱書】 光生先生の箱書もさすがに貫禄があります。
次に、
藤岡 周平「伊賀ぐい呑」 H6.8×D6.2cm・・・・・¥31,500- これもまた逸品です!!
【裏面】 焔の洗礼を極限まで浴びています。
【見込み】 火色・焦げ・ビードロが楽しめます。
【高台】 赤貝の目跡がまた景色となっています。
【箱書】 大変個性的な箱書です。
谷本 光生先生(1916~)は、復員後に伊賀焼に魅せられて作陶を志し、小森忍・日根野作三先生に師事されました。
品格高い伊賀焼茶陶、そして独特の抽象陶画制作と幅広い作風で現在も伊賀焼の重鎮としてご活躍されています。
藤岡 周平先生(1947~)は、愛知県窯業訓練校を経て谷本先生に師事された後は、筒井伊賀時代に焼かれた火色・焦げ・ビードロに魅せられ、穴窯での強還元焔で圧力をかけた焼成による個性溢れる作風で現代伊賀焼を担う作家の一人としてご活躍されています。
師弟による作品比較も、また陶器鑑賞の醍醐味の一つではないでしょうか・・・・・・。
明日も、《師弟編》をご紹介致します。お楽しみに!!
今日も岐阜は気持ちの良い朝を迎えています。少々寒いですが・・・。
さて、昨日から「私の一押し作品」として今回の「酒器展」の出品作品をご紹介していますが、今日は《師弟編》ということで伊賀焼の巨匠 谷本光生先生と弟子の藤岡周平先生の作品をご紹介致します!!
作風の違いからか、このお二人の師弟関係はあまり知られておらず、今回の「酒器展」でも多くの方々が「えっ、そうなの!?」と驚いておられました。
谷本 光生「伊賀酒盃」 H6.6×D8.0cm・・・・・(売約済) 光生先生の酒器でも逸品中の逸品です!!
【裏面】 さすがに巨匠作品。大ぶりで存在感があります。
【見込み】 深く澄んだ緑色のビードロが堪りません。
【高台】 伊賀焼の三大景色、火色・焦げ・ビードロ。
【箱書】 光生先生の箱書もさすがに貫禄があります。
次に、
藤岡 周平「伊賀ぐい呑」 H6.8×D6.2cm・・・・・¥31,500- これもまた逸品です!!
【裏面】 焔の洗礼を極限まで浴びています。
【見込み】 火色・焦げ・ビードロが楽しめます。
【高台】 赤貝の目跡がまた景色となっています。
【箱書】 大変個性的な箱書です。
谷本 光生先生(1916~)は、復員後に伊賀焼に魅せられて作陶を志し、小森忍・日根野作三先生に師事されました。
品格高い伊賀焼茶陶、そして独特の抽象陶画制作と幅広い作風で現在も伊賀焼の重鎮としてご活躍されています。
藤岡 周平先生(1947~)は、愛知県窯業訓練校を経て谷本先生に師事された後は、筒井伊賀時代に焼かれた火色・焦げ・ビードロに魅せられ、穴窯での強還元焔で圧力をかけた焼成による個性溢れる作風で現代伊賀焼を担う作家の一人としてご活躍されています。
師弟による作品比較も、また陶器鑑賞の醍醐味の一つではないでしょうか・・・・・・。
明日も、《師弟編》をご紹介致します。お楽しみに!!
とても素晴らしい展覧会で、圧倒されました。
師弟企画もまた面白く鑑賞させて頂きました。
六郎先生の徳利の前では、大げさでは有りませんが、ひざまずいてしまいました。あの表現出来ない感情は何なんだろうかと。あの徳利の伝説もお聞かせ頂き、ますます言葉を失いました。
後世に残された素晴らしき作品に私は有り難い喝を頂いたように思います。
昨日は、お忙しい中、ご来廊頂き誠に有難うございました!!
新たに企画した「師弟企画」は、楽しんでいただけましたか?
視点を変えて作品を見比べるのも、また陶器鑑賞の醍醐味の一つだと思います。
名品が持つ他を圧倒するような存在感・・・、何の言葉も必要ありません。