暖冬のせいで熊が冬眠できずにいるらしい。冬でもマイナス4度C以下にならないと熊は眠りにつけないという。地球温暖化は熊にとっても人ごと(熊ごと?)ではない。
冬眠中なら新陳代謝が少ないので体内に蓄えたエネルギーで足りる。けれど冬眠できないと春にはガリガリに激やせしてしまうという。気の毒な話しだ。
この冬眠のメカニズムを研究している人が神戸の理化学研究所にいる。
冬眠を応用して病気治療の可能性をめざしているのだとか。
京都大学医学部を出て臨床医をしていたのだが、ある研究論文に目がくぎ付けになった。
冬眠する動物といえば、ふつう熊を思い浮かべるが、なんと冬眠するサルがいるというのだ。
サルに近い人間を冬眠状態にすれば細胞の活性度が落ち、一時的に病気の進行を抑制できるのではないか、これは人に応用できるかもしれないとピンときたそうだ。
以来、病院を辞し、研究一辺倒となった。
この研究が楽しくて楽しくてしょうがないらしいのがラジオから伝わってくる。
ただし、冬眠にはデメリットもあって免疫細胞も低下するので感染症には注意が必要である。
ところでわたし、相当なロングスリーパー(Long Sleeper)である。
夜、10時ころにベッドに入り、朝は8時ころ、場合によっては9時ころまで寝てる。
この間1~2回トイレに起きるがおよそ10時間の睡眠ということになる。
しかも昼過ぎの午後2時半ころには眠くなり2時間程度の昼寝タイムをとる。
つまり一日のうち半分は寝ている。半冬眠状態である。
でも夜は夜できちんと眠くなるのだから不思議だ。顧みると、
12年前も同じことを書いているので笑ってしまう(2021.12.5 145.LongSleeper)
今日、厚生労働省が発表した「健康に良い睡眠のガイドライン」 によると、成人は6時間以上、小学生は9〜12時間、中高生は8〜10時間、 また高齢者の場合、長時間寝床で過ごすと死亡リスクが高まるという。
なので私は寝る子は育つ小学生並みなのだ。リスクが高まろうとなんだろうと眠いものは眠いんだから仕方ない。
我が家は日当たりがいい。
ガラス戸越しの陽射しにあたっていると何とも暖かい幸せ気分に包まれる。
気持ちよくて眠気に誘われる。
ところで昨夜の夕食、麻婆ナスを作った。
調味料は豆板醬、甜面醤、豆鼓醤、オイスターソース、酒、醤油、砂糖、
生姜とニンニクのみじん切り。ナスは乱切りして初めに油で焼く。
ここのところ中華鍋の出番が多い。
今晩は回鍋肉(ホイゴーロー)の出番予定。
甜面醤でキャベツと豚バラ肉を炒める。まちがいなく美味い。