温泉めぐり紀行

丹沢の新緑(2022年5月)

1044.高校野球つながり

2023-11-27 | 暮らし

みなとみらい線の横浜中華街駅。
そこから徒歩五分のローズホテル2階

息子が高校の野球部でお世話になった監督の定年退職を機にOBたちが企画・参集し、お祝いの会を開いた。
息子はもちろん
私たち夫婦も参加し、総勢80人を超える大盛会となった。
共に汗し、試合に泣き、笑いした仲間の絆はいくつになっても強い。
子供が高校3年生のとき、父母会のお父さん達で手作りのスコアボードを建てたり、邪魔な樹木を伐採したり、いろいろ手伝った。
もちろん試合があれば公式戦、練習試合を問わず応援に駆けつけた。
追っかけである。
これはもう少年野球時代から続けてることなので何でもない。野球少年の父母にとっては当たり前のことなのだ。
だから勝てば大喜びし、負ければ悔しさ、残念さが募る。
3年夏の最後の公式試合が終わり、ご苦労様でしたと3年生の全部員をキャンプに連れて行った。
息子と同期の子供たち(と言っても40過ぎのオジさんだが)とも変わらず懐かしく話しができたのが嬉しい。
さながら同窓会のような終始和やかな会だった。
息子達は同期の連中と二次会へ繰り出していった。

ところで、
ここ3日間、とても忙しかった。
一昨日は、みなとみらい小ホールでコーラスのコンサートを聞き、
昨日は都内の庭園美術館を歩き、
そして今日は横浜中華街近くのホテルでレセプションに出席。
さすがにちと疲れが溜まった。
近未来的な横浜中華街駅
横浜中華街


会場のホテル










1043.東京都庭園美術館

2023-11-26 | 暮らし

2023年11月25日(土)、

山手線の目黒駅から徒歩10分、東京都庭園美術館を訪ねた。

広い敷地内に旧宮家の建物である。

昔は迎賓館として使われたそうだ。










1042.初冬のみなとみらい

2023-11-24 | 暮らし
奥さんのコーラスのコンサートを聴きに桜木町までやって来た。

会場は「横浜みなとみらい小ホール」。
 
桜木町駅から歩いて15分くらい。
 
午後7時の開演まで時間があるので夕景を撮ってみた。
 
 









ランドマークタワーのXマスツリー







1041.旅をふり返れば・・

2023-11-21 | 旅の空

旅の10日間を振り返ってみよう。

期 間  : 2023年11月2日(木)~11日(土) 9泊10日

走行距離 : 2605 Km  ※ガソリン給油量 86リットル(約14000円)

宿 泊  : 車中泊1 、ホテル4、宿坊1、遍路宿1、スーパー銭湯1、ユースホステル1

温 泉♨ : みたまの湯(山梨県)、山中温泉・菊の湯(福井県)、道後温泉(愛媛県)

      むささびの湯(高知県) かもだ岬温泉保養センター(徳島県)

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11/2 晴 300 Km   自宅→諏訪湖SA(車中泊)

11/3 晴 412 Km   諏訪湖SA→松本→高山→白川郷→山中温泉・道明ヶ淵→東横イン米原

11/4 晴 348 Km   東横イン米原→湖東三山→京都→神戸→明石海峡大橋→四国健康村

11/5 晴 147 Km   四国健康村→宮ノ下港→志々島→本山寺→豊念池堰堤→松山YH

11/6 雨 172Km  松山YH→予讃線・下灘駅→大洲→七子峠→四万十町→岩本寺

11/7 晴 156Km   岩本寺→横倉山自然の森博物館→仁淀川町→にこ淵→高知BH

11/8 晴 215Km   高知BH→竹林寺→大日寺→伊尾木洞→ふれあいの里坂本

11/9 曇 111Km  ふれあいの里坂本→鶴林寺→蒲生田岬→東横イン徳島

11/10 雨 261Km  東横イン→霊山寺→鳴門海峡大橋→大津→義仲寺→東横イン彦根

11/11 晴 465Km  東横イン→石道寺→大垣市奥の細道結びの地 記念館→東名→自宅

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<重大アクシデント発生> 

旅の7日目の11月8日、高知県の山中で遭難一歩手前の重大事態が待っていた。
詳しくはいずれ「カーナビの罠」(仮題)として掲載・記録する予定だが大筋はこうだ。

高知県安芸市から徳島県の勝浦町へ向かうときのこと。
室戸岬を回らずに奈半利町から東洋町へ抜ける493号線がある。
この道を使えば今夜の宿がある徳島県勝浦町へ17時には着けるはずだ。

しかし、ここでわたしは一つ目の重大なミスをしてしまった。
奈半利町から北川村へ向かう途中、カーナビが指示する道を進んでいったのだが、いつの間にか林道に入り込んでいたのだ。
道は石ころだらけだし、枝や落ち葉が道を覆っている。
車の通った踏み跡や形跡もない。普通なら引き返す判断をするところだが、そうしなかった。これがふたつめのミス。
疑問に思いながらもカーナビが指示しているし、こんなもんかなと妙に納得しつつ1時間近く山奥へ山奥へとと深く入り込んでしまっていた。
あとで思い返せば、旅の疲れもあって正常な判断ができなかったといえる。

そしてダメ押しのように最悪の事態が林道で待っていた。
土砂崩れが林道をふさいでいたのだ。
左は山の斜面、右の崖下は沢のようだ。

ありゃ~、まいったなぁ!! どうしよう。
ここまで来て土砂崩れかよ、勘弁してくれよ。
10~30センチ大の岩石と土砂が凸凹と波打って幅10mにわたって道をふさいでいる。
しかも土砂崩れの向こう側に1台の軽自動車が止まっているではないか。
不吉な予感がこみ上げてくる。

目の前の現実が素直に飲み込めないまま車を降りて見に行ってみると、
軽自動車は前輪を土砂に突っ込んでいる。
覗いてみたが誰も乗っていない。
脱出できないとみて、そのまま放置したようだ。

フロントガラスに枝葉が積もってる様子からみると、
一昨日降った雨が土砂崩れを誘発したに違いない。
悪いことは重なるもので助けを求めようにも携帯電話の電波は圏外を示している。
胸の鼓動はさらに高鳴り、喉の奥が引っ付くくらいカラカラになる。
山奥の林道で私が置かれた状況は最悪となった。

さて、窮地に陥った私は一体どういう決断をしたのだろうか。

①残念だが来た道を引き返す

②ここまで来てしまったので何が何でも突破する

私が選択した道は、後日、「カーナビの罠」(仮題)で明らかにしたい。

土砂崩れ現場と放置された軽自動車   左側の斜面から崩落している  



1040.石道寺十一面観音

2023-11-12 | 旅の空

前日、彦根駅前のホテルに宿泊。14階の窓から彦根城が見える。

駅周辺に空き地が目立つ。ほとんどが有料駐車場である。
その料金が驚きの価格、24時間停めて200円!!。これほど安い駐車料金は見たことがない。ちなみにホテルの駐車料金は500円。
たまたま満車だったので歩いて5分ほどの200円駐車場を案内されたわけで、これはこれでラッキーである。


彦根城の天守閣がみえる

9時ホテルを出発。
駐車場から10分ほどで彦根ICに入る。
昨日と打って変わって快晴。伊吹山がよく見える。
琵琶湖側からみると痛々しいほど山体が削られている。

砕石場なのかもしれない。
同じような光景は埼玉県秩父の武甲山でもみられる。
こちらはセメントの原料となる石灰岩を採掘している。
経済活動と自然保護。古くて新しいテーマである。

それと高速道路フェンスの植栽で目立ったのが松である。
枯れているのだ。
松枯れは四国でも、近畿のあちらこちらで見かけた。
長野県の山中でも見たし、松枯れ問題は全国的な広がりをみせている。
日本から松が消滅してしまうかもしれない。
さらにナラ枯れも深刻だ。丹沢や関東で顕著である。

そんなことを考えているうちに木之本ICに着いた。
カーナビに石道寺をいれてある。
道沿いに「鶏足寺・石道寺完全予約制」という看板を見かける。
ありゃ、なに予約しなきゃ拝観できないの?

そうだ、この時季、鶏足寺は紅葉の名所だった、ことを思い出した。
でも私の目的地は石道寺なので道を進んでいくと、
駐車場の手前で係りのおじさんから予約してありますか、と尋ねられた。(もちろん予約していない)。
じゃぁ、ここを少し戻るけど案内所があるのでそこで予約し来てほしい、と。
案内所で協力金500円を払い、やっと石道寺の駐車場に入ることができた。

実は昨年の6月、石道寺に来た。でも残念ながら拝観できなかった。コロナ対策で土日しか開けていないためだった。
なので今回、ようやく観音さまに会えるのでとても楽しみ。


石道寺

受付で料金500円を払いお堂に入る。
案内の女性が厨子の扉を開けると、あの観音さまが現れた。
ぽっちゃりとしたお顔と紅の残る唇。
変わらない美しさだ。

作家・井上靖の小説「星と祭」に石道寺の観音さまが登場するので少し引用してみよう。

「きれいな観音さまですね」
架山は言った。思わず口から出た言葉だった。美人だと思った。
観音さまと言うより、美人が一人立っている。

ーこの観音さまは、村の娘さんの姿をお借りになってここに現れていらっしゃるのではないか。
素朴で、優しくて、惚れ惚れするような魅力をお持ちになっていらっしゃる。
野の匂いがぷんぷんする。笑いを含んでいるようにも見える口もとから、しもぶくれの頬のあたりへかけては、殊に美しい。

 

販売写真から 


この写真では残念ながらふっくらした表情が分からない。
実際には下から見上げて拝顔するので頬のふくらみがよくわかるのだが・・

井上靖は "野の匂いがぷんぷんする" と表現したが、私にはそう思えない。

なぜか顔、胸元にかけて刷毛で刷いたような白いまだらがある。いつの時代にか雨漏りなどして化学変化したのかもしれない。いずれにしても原因は不明だが、この白いまだらが観音さまの素朴な美しさを際立たせている。


むかし、長女の七五三のお祝に神社に参拝した。着物を着てお化粧も施してもらった。神社が遠かったこともあって時間が過ぎ、写真屋さんで記念写真を撮るころにはすっかり白いお化粧がまだらになってしまった。
観音さまをみるといつもその時のエピソードを想いだす。


旅の締めくくりとして今日、観音さまにお会いできて本当によかった。
ちなみに観音さまは村人たちの手で維持・保護されている。ありがたいことだ。


このあと、大垣市の「奥の細道むすびの地記念館」を訪ね、ラリー終了の手続きをした。記念のファイルをもらう。後日、自宅宛てに参加市町村の特産品が贈られるとのこと。たのしみだ。

13時、大垣IC入る。ここから家まで360キロ。
17時30分、横浜ICまで渋滞9キロなので海老名JCから圏央道に入り海老名ICを出る。
18時50分 自宅着。

10日間の総走行距離2605キロ。

<


1039.松尾芭蕉眠る義仲寺

2023-11-10 | 旅の空
長かった旅だったが今日で四国を離れる。
今日は一日雨の予報だ。
ホテルを九時に出発。まずは四国霊場一番札所の霊山寺へ。
一番札所なのでここは何時も参拝者で賑わっている。
お遍路さんに混じって中国人観光客だろうか、白衣姿のポーズで記念撮影している。
 

霊山寺





板野ICから高速に入る。滋賀県の大津ICまで一気に約150キロを走る。
淡路島の道はけっこうアップダウンがある。
ここは島だということを忘れさせるほど広い。
鳴門海峡大橋、明石海峡大橋を渡る。海面からは相当高いのだが横風も
あるせいか怖い。
それにしても一向に雨は止まない。関西の道はよくわからないのだが、神戸、大阪の大都市を名神高速を使って順調に抜けた。
 
 
琵琶湖湖畔の大津ICから松尾芭蕉が眠る義仲寺まで15分で到着。
松尾芭蕉は1694年、旅先の大阪で亡くなった。
 
弟子の喧嘩を仲裁するためわざわざ大阪まで出かけてきたのに、滞在先の食事にあたってしまった。なかなか下痢が収まらずそれが原因で亡くなった。
享年51歳。
松尾芭蕉は木曽義仲をたいへん敬愛していた。
そのため亡くなったら義仲の墓の隣に葬ってほしいと遺言をのこしていた。
遺言に従い木曽義仲の菩提寺、義仲寺に弟子らの手で葬られた。
亡くなって三日後のことだった。
 
「木曽殿と背中合わせの寒さかな」(伊勢の俳人又玄)
 
今回の旅の目的の一つは「奥の細道風景地スタンプラリー」を完成させることにあった。
すでに先週、道明が淵(山中温泉)を訪ね、スタンプラリー26箇所全地点を周りきった
明日はこの事業の主催者である「奥の細道むすびの地記念館」(大垣市)に立ち寄る。
なにか記念品がもらえるらしい。
 
<追記>記念品は大垣の自然水が入ったペットボトル12本だった。

 

義仲寺



松尾芭蕉の墓



今夜は彦根駅前のホテルだ。
14階の部屋からライトアップされた彦根城が見える。
 
明日、長浜にある石道寺の観音様にどうしても会いたい。
惚れてると言ってもいいくらいだ。
石道寺の観音様は、井上靖の小説「星と祭」に登場する。
唇にほんのりと紅がさす顔は農家の娘のようだと形容される。
素朴な美しさ、親しみさを漂わせている。
 
さて、2日に自宅を出たクルマ旅も明日がラストラン、最終日である。
すでに走行距離は2000キロを回った。
 

1038.四国最東端の岬

2023-11-09 | 旅の空
旅に出て一週間。
疲れもあるし、今日すこしノンビリしよう。
「ふれあいの里さかもと」は掃除が行き届いていて気持ちのいい施設だった。
食事もおいしかったし、気配りのあるメニューだった。
たとえば今朝はおかゆが食卓にならんだ。
毎日の食事に胃も疲れただろうから、という配慮だ。



元小学校を利用

夕食

おかゆの朝食

部屋は広い



8時出発。
さて、どこへ行こうかと思案。
ここから一番近い鶴林寺を参拝することにした。
鶴林寺は今回で3回目か。
参道から見上げる山門の雰囲気が気に入ってる。

駐車場に停め、この旅で初めて遍路の白衣を身にまとった。
白衣の背の右側には鶴林寺の鶴が、そして左には延光寺の亀が押印されている。
鶴と亀。縁起を担いだのだ。
以前、歩き遍路をした際に作った








本堂 両側に鶴が



白衣に鶴マーク


というわけで装束を整えて本堂、大師堂を参拝し、久しぶりに厳かな気持ちになった。

次に向かったのは
蒲生田岬(かもだみさき)。
四国最東端の岬である。
いったん55号線を南下。
海沿いの道をアップダウンしながら岬の突端へ近づいていく。



「かもだ温泉保養所」の案内看板があった。ここへは後で立ち寄るつもり。
岬のうえに灯台がみえてきた。
灯台へ通じる急な石段を息を切らしながなんとか登りきると、眼下に荒々しい光景があった。
・・・・
今夜の宿は徳島駅前のホテルをとってある。























1037.伊尾木洞

2023-11-08 | 旅の空
高知市内のホテルを8時に出発。
まずは竹林寺に向かう。
牧野富太郎植物園が隣接しているせいか、門前の様子が変わり、大きな駐車場が整備されてた。
開創1300年事業として曼荼羅を特別公開したり、みうらじゅんと伊藤せいこうの対談を企画するなど盛りだくさん。
それにしても山門をくぐり石段から眺める五重塔は美しい。庭もきれいな竹林寺である。








竹林寺

高知県安芸市の伊尾木洞をつぎに訪ねた。
伊尾木洞は朝ドラ「らんまん」のロケ地でもある。
牧野富太郎はここでいろいろなシダ類を発見している。










今宵の宿は徳島県勝浦町の「ふれあいの里さかもと」
元小学校校舎を宿泊施設としてリニューアルした。
お遍路さんの間で人気の宿である。
夜の7時の到着だったが夕食を用意して待っていてくれた。ありがたいことだ。


夕食 鮎塩焼き、天ぷらなど


1036.佐川町・横倉山

2023-11-07 | 旅の空
朝6時。岩本寺のお勤めが始まった。本堂で般若心経などを唱え45分ほどで終わった。
岩本寺は本堂の天井画が有名。
575枚の画は約400人の方による作品である。


本堂

天井画



朝食後、それぞれに出発だ。
わたしは納経帳に押印してもらった
今日は牧野富太郎の出生地である高知県佐川町を訪ねる。朝ドラ「らんまん」で全国的に有名となった町だ。
さらに高知県いの町の「にこ淵」にも行く。
仁淀川源流の山深い場所だ。
仁淀ブルーと呼ばれるほどの美しさの象徴が「にこ淵」といえる。

まずは佐川町の隣、越知町の「横倉山自然の森博物館」を訪ねた。
横倉山は牧野富太郎の植物研究の原点である。
その麓に博物館が建っている。洗練された建築デザインが目を引く。
それもそのはず、安藤忠雄の設計だった。
ちょうど牧野富太郎の企画展をやっていた。
詳しい植物資料や分かり易いビデオ、写真が牧野富太郎の功績伝えている。










佐川町の牧野富太郎の生家は記念館になっている。無料。
佐川の町は土佐街道沿いに家が並ぶ小さな町だ。






国道33号線、439号線、194号線と仁淀川に沿って源流へと進む。
午後2時40分、「にこ淵」到着。
けっこう観光客がきている。
やはり有名なのだ。
急な階段を降りて行くと、
にこ淵が現れた。
滝の白さとエメラルドグリーンの水面が美しい。
時間帯によっては色が変化するだろう。






にこ淵


さて、仁淀ブルーを充分堪能したのであとは温泉かな、と思いながらクルマを走らせてると「むささびの湯」の看板が目に入った。
というわけで温泉
湯は鉄サビ色で40度くらい。
高知市内のホテルに行くだけとなった。








名越の沈下橋




1035.岩本寺に泊まる

2023-11-06 | 旅の空
"Speak English?"
“No no 😅"
"Sorry"

岩本寺での夕食でのこと。
隣のテーブルの外人女性からとつぜん話しかけられた。
浴衣姿の中年女性3人連れだ。
シルバーグレーの髪が美しい。たぶんヨーロッパ系の女性だろう。
私には残念だが会話力がない。

テーブル前の席に肌が浅ぐろいスキンヘッドのアラブ系男性が座った。
すると流暢な仏語で女性らと会話し始めた。
それまで英語で会話してた彼女らもフランス語で対話している。
たいしたもんだなぁと感心しながら黙々と食事をしたのだった。

Your conversation is like background music to me

てなところだろうか。

そういえば、件のアラブ男性、お刺し身を湯呑み茶碗の湯でしゃぶしゃぶして口に運んでいた。
ワサビを箸で少しつまんで口に入れ、さらに、ご飯に醤油を垂らして食べていたのには少々驚いた。
生魚を食べる習慣がないから、そういうことなのだろう。

さて、強制ではないが明日は朝6時から本堂でお勤めがあるので参加してくださいとのこと。
もちろん参加するつもりだ。

夜の岩本寺山門

今晩の食事

ユースホステルでは今朝までグッスリ寝た。
昨夜は四国健康村の仮眠室で寝たせいもあり、何度も目が覚めた。
いちどはとなりで寝てた人の叫び声のような寝言で起こされてしまった。

松山ユースホステルの部屋は2人部屋だったのでゆったり過ごせた。
そして阪神タイガースが38年ぶりのシリーズ優勝を果たした夜でもあった。

今朝は七時半に起き、やはり道後温泉で朝風呂。








なんだかんだで結局、
出発が九時になってしまった。

夕陽がきれいな海にいちばん近い駅として有名な下灘駅に立ち寄った。
たしかにホームの目の前が瀬戸内海だ。穏やかな海だ。
そして予報どおりポツポツと雨が落ち始めた。
この旅最初の雨だ。
でもこのあと、いちども本降りにはならなかった。









大洲、梼原を通り、七子峠を越えて岩本寺まであと10キロという地点で見覚えのある遍路小屋を発見。
Uターンして確認するとやはりそうだ。
以前、歩き遍路したときに休憩をとった小屋だった。
ここでcoffeeを淹れ、ひと息ついた。







岩本寺へは午後5時10分到着。
洗濯やら風呂にも入りたかったのだが、すぐに食事してほしいとのこと。
そして冒頭のような光景に相成った
コロナ明けからとにかく外人さんがすごく多くなった、と受付のおばさんが嬉しいのか困ったのか困惑気味に話していた。
案内された部屋は完全に外人仕様のポップなつくりだった。。














1034.志々島の大クス

2023-11-05 | 旅の空
志々島の大クスは想像以上の大きさだった。
船着き場から集落の合間をぬって急な石段を登る。後ろを振り向くと瀬戸内海が見える。広い!。上り坂が二手に分かれ右手の急さかをこんどは下る。なかなかきつい。
下りきった先に大クスが現れた。大きい。樹勢に勢いがあり生き生きしている。ぐるりと一周し撮影ポイントを探した。


















11:30の定期船に乗り宮の下港に戻る。
本山寺に着いたのが12:30になってしまった。なので全てのイベントが終わって後片付けの真っ最中だった。
豊稔池堰堤を見がてら高速道路を使って松山ユースホステルへ向かうことにした。
ユースホステルに午後7時到着。早速、道後♨の椿の湯に入った。道後温泉本館はまだ改修工事が続いてる。














1033.紅葉の湖東三山

2023-11-04 | 旅の空
ホテルを8時に出発する。
ガソリンを補給し、彦根に入る。
空が広く明るい。この町の第一印象だ。
やはりあの寺は素通りできない。天寧寺である。
時刻は8:30。ちょうど開けるところだったので幸いだった。
五百羅漢さんと対面するのは4〜5回か。何度見ても迫力がある。この寺の由来はすでに「814.五百羅漢天寧寺の謎」で書いたとおり、やや数奇なものである。







そして、湖東三山がどうしても気になる。四国へ渡る時間は遅くなるけどやはり寄り道していくことにした。

西明寺、金剛輪寺、百済寺ともに紅葉の見頃だった。
百済寺は朝ドラ「ブギウギ」のロケ地だったとは知らなかった。ストライキで立て籠もった尼寺である。

3箇所ともじっくり見て回ったので午後1時を回ってしまった。
百済寺から今日の宿がある香川県多度津町までは約280キロもある。
京都、大阪、神戸、明石海峡大橋、淡路島、鳴門海峡大橋。
ずっと高速道路だ。

四国健康村へは午後7時到着。
三連休のせいか家族連れで混んでいる。
とりあえず仮眠室の寝床を確保した。
そして四国健康村の売りでもある旅回り一座の歌謡ショーを見ることにした。
ファンのおばちゃん達が手拍子で盛り上げたり、贔屓の座員におひねりを渡す光景は新鮮だった。
あすは、待望の志々島の大クスを見に行く。そして案内状をもらった70番札所・本山寺の五重塔の落慶記念式典に参加し、松山ユースホステルに泊まる。
道後温泉♨が楽しみだ。








西明寺












金剛輪寺



百済寺











1032.山中温泉・道明ケ淵

2023-11-03 | 旅の空
諏訪湖SAを朝5時出発
松本から安房トンネルを抜けて高山に。山の紅葉が見頃だ。さらに東海北陸道を使ぅ。
実にトンネルの多い高速だった。
南砺市の平野が見えてホットする。
城端ハイウェイオアシスでひと息つく。蕎麦を食べ、ついでに桜が池温泉♨にも

今日の目的地、山中温泉・松尾芭蕉館には午後2時の到着となった。
受付の年配の男性を見て、あっ、先日、QRコードの問い合わせの電話に出た方だと直感した。
なら、2日は外玄関の分かり易い場所に掲示しておきましょう、と約束してくれた

お礼をして早速でもスマホで読み取る。珍客なので写真撮らせてほしいとのこと。もちろんOK。
2階に案内され、松尾芭蕉直筆の書状などを見せて頂いた
さすがに詳しい方なので松尾芭蕉の人物像などいろいろと興味深く歓談できたのはありがたかった。

このあと、近くの道明ケ淵を見て、お楽しみの山中温泉男湯に。熱めの湯だ。
今日は41度だねと受付のおばちゃんが語ってくれた。

米原のホテルまでは下道だと3時間前後かかる。
ここまで今朝から300キロ走って疲れも多少あるので高速を利用することにした。

ホテルには6時半到着。
今日の走行距離は400キロを超えた。このホテルには何度も泊まってるので土地勘はある。
近くのスーパーで夕食を仕入れ、部屋で食べるのがいつものこと。
サラダ、ミニカツ丼、餃子、缶ビールと牛乳、そんなとこ。
明日は四国へ向かう。
秋晴れのいち日だった。








松尾芭蕉館





道明ケ淵



山中温泉男湯

ホテルからの米原駅




1031.秋のクルマ旅start!

2023-11-02 | 旅の空

今日11月2日からクルマ旅に出かける。

目的地は三つ。

①奥の細道スタンプラリー26か所の最後のひとつ、山中温泉の道明ケ淵を訪ねる。

②香川県の四国霊場70番札所本山寺の五重塔完成式典に参加する。

③香川県三豊市の志々島の大楠に会う。

そして愛媛の道後温泉、高知県の佐川町の横倉山、安芸市の伊尾木洞などを訪ねる。

徳島では遍路宿か寺の宿坊に泊まる予定だ。

なので、納経帳なども用意した。

四国を反時計回りにぐるりと回る旅となる。

淡路島経由で本土にわたり京都のユースホステルを利用するかもしれない。

11日ころ帰る予定だが後半のスケジュールは未定のまま。

いつものように行き当たりばったりのクルマ旅、どうなるか。

奥さんからも軍資金をもらったし、もういつでも出かけられる。

今晩は諏訪湖SAで車中泊し、明朝、松本、高山経由で山中温泉へいき、滋賀県米原の東横インに泊まる。

奥さんに見送られて、10時30分、自宅を出。