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ブログ、ここのところ、さぼっていてすみません。
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8月の中旬、体が溶けてしまいそうな猛暑の横浜から北海道・釧路へと脱出した。
息子が札幌市の会社に就職し、結婚して住んでいるせいもあるのだが、
ここ8年くらい毎年夏に北海道へ渡っている。
去年、その息子が札幌から釧路支店へ転勤になった。
その話を聞いたとき
不謹慎にも、これを機に釧路湿原を流れる川をカヌーで下りたい、
ぜひにも体験したいなぁ~とまず思ってしまった。
そして、今回の北海道旅行でようやく現実のものとなった。
蒸し暑い羽田を飛び立って1時間半。
釧路空港は雨交じりの寒い天気だった。
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レンタカーでまず向かったのは空港近くの山花温泉。
塩辛い温泉につかり、2時間ほどのんびり過ごして体を癒す。
夜の6時。釧路プリンスホテルに迎えに来た息子夫婦と夕食。
ふたりとも元気に過ごしてる様子が何より嬉しい。
サンマの刺身、ホッキガイ、ホッケの開き・・・・
魚が苦手だった息子がサンマの刺身が美味い、というようになったくらいに、
この時季のサンマは脂がのって口の中でとろけるようだった。
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翌朝、8時20分。
いよいよカヌー初体験に出発だ。
集合場所の「MARSH&RIVER社」へレンタカーで駆けつけた。
このモーニングカヌーツァーに参加しているのは8人。
やはり若い人たちが多い。
3台のワゴン車に分乗し、20分ほどで出発地点の「細岡」に到着。
朝方に強い雨が降ったせいで川が茶色く濁っている。
増水し流れもやや早いようだ。
救命胴衣を着けて万が一の時の対処法の説明を受け、
ガイドを含む3人ひと組でカヌーに乗り込んで川面を滑り出した。
カヌーは意外と軽く、すっと滑るように進む。水面の感触を楽しむように流れに乗る。
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川の中は静かで鳥の声がとてもよく聞こえる。
ベテランガイドの操船に安心して写真を撮りまくる。
川は左右に蛇行し、その川幅も狭くなったり広くなったりするたびに、水流も変化する。
オオワシ、アオシギ、草を食む子鹿の姿があった。
夢中で写真を撮ったり漕いでいるうち、いつの間にか青空が顔を見せ、
涼しい風が背中を押して艇の速度をあげ、約1時間半のツーリングが終わった。
上陸後に用意してくれたコーヒーが美味しかった。
冬のカヌーツーリングも素晴らしい景観を提供してくれるとのこと。
ぜひ再訪したくなった。
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先月の30日、尾瀬へ入るため朝、車で出発した。
沼田インターを降りて戸倉の大駐車場まで来ると、
鳩待峠への道がガケ崩れのため、通行止め!!の看板が・・
えぇ~!!と少々、拍子抜け。
地元のおばちゃんの話だと、
この3日間、過去に無いほど雨が強く降り続いたとのことだ。
引き返した方がいいよ、とも。
後で地元の新聞を見ると、
記録的な新潟・福島豪雨のため鳩待峠から山乃鼻間で道が崩れ、
尾瀬ヶ原でも木道が約20本流されてしまっている。
これでは尾瀬に入りようも無いので近くの「花咲温泉」で
夕方まで過ごし、この日は高崎市のおばぁちゃん宅に泊まり。
翌日、午前中に雑用をこなし、お昼過ぎに再出発。
上信越道から更埴JCを通り、松本へと向かった。
市内のホテルに予約し、夕暮れの松本市内を散策。
かえってのんびりできたかも
夕食は居酒屋で生Beerと冷酒&岩ガキ、サンマ刺身・・・
旅先での酒はいっそうおいしい。
翌日は朝から快晴。
安曇野のちひろ美術館などを巡り、ソバを食べた後、
諏訪湖畔の岡谷温泉「ロマネット」へと向かった。
ところがなんと風呂の改修工事中!!ではないか
仕方がないので上諏訪温泉の「片倉館」へとまわり
千人風呂でゆったりくつろいで過ごした。
帰宅は夜の10時少し前。
豪雨で大番狂わせの旅だった3日間の走行距離は805キロでした。
ちひろ美術館で