先日、恒例の歴史散歩の会がありました。今回でちょうど90回目。
これから「絹の道」とも呼ばれる八王子街道を横浜まで4~5回にわけて歩きます。
ところで、
「歴史散歩の会」のスタートは平成11年4月。
その記念すべき第1回目は鎌倉散歩でした。
そして私が参加したのは
第9回(平成15年11月)の「旧東海道巡り」から。
なので、かれこれ10年にもなる。
Walkingした街道と辿り着くまでの開催回数をあげてみると、
○東海道(日本橋~静岡県吉原本町駅、14回)
○中原街道(新橋虎ノ門~平塚市中原御殿、7回)
○大山街道(赤坂御門跡~大山阿夫利神社、6回)
○府中街道(川崎駅~新秋津駅、3回)
この他に、
鎌倉、三浦半島、丹沢山麓、足柄平野、秦野盆地などの自然に触れ、
ときには、東京下町、港横浜界隈など街中の楽しさも味わえる会です。
必ず下見をし、
地図と解説資料を配布してくださるO先生の誠実な人柄、そして
会員の皆さんの穏やかな人柄。
このふたつが長続きしてる要因でしょう。
考えてみれば、
ほんとうに贅沢で稀少な集まりの会なので、
これからも体(頭も?)の健康のため、ずっと続けられたら・・と思っとります。
・・・・
ところで、八王子街道の第1回目。12キロほどですが、
2か月ぶりだったせいか、けっこう疲れましたね。
絹の道
おととい、19日は中秋の名月。
その夕方、
車で娘夫婦宅に山梨のブドウをおすそ分けして帰る途中、ラジオから
「中秋の名月に満月がみられるのは、とても珍しいことです。今夜8時13分にぴったり満月となり、次にみられるのは8年後の2021年の9月21日です」
とのこと。
ベランダから夜空をみあげると、いつも以上に輝いている満月が出ています。
「8年後にまた見られるようにしたいわね」
と奥さん。
・・・
月の裏側には、隕石が衝突した痕跡、クレーターが多くあり、地球に衝突するのを防いでくれている。
そして月の引力は地球の中心軸を傾け、安定した自転を助けている。
仮に月が地球から離れて引力が弱まると、
地球の自転が不安定になり、北極、南極の氷が溶けだして数十メートルの海面上昇を招き、世界の都市は、ほぼ水没してしまうらしい。
月と地球は運命共同体。
名月を取ってくれろと泣く子かな 一茶
飛騨高山の商店街で
葡萄がおいしい季節です。
台風一過の秋空の下、ひとり中央高速で山梨にお出かけ。
Natural Waterの汲み置きも無くなったし、ブドウ買ってきて、という奥さんの要望にも応えながらどこかで湧水を探してこよう、と
おもいつつ、やはり、足は「みたまの湯 」に向かってしまう。
国道412号から相模湖ICに入り、
甲府南ICを出て20分ほどで「みたまの湯」に到着。
ブドウ目当てに農産物直売所に直行すると、あるある、新鮮で安い!!です。
多分、市価の半値くらいの値段でしょうね。
甘~いです
・
露天風呂からは、
間ノ岳、北岳、甲斐駒、八ヶ岳、秩父連峰、大菩薩峠までの大パノラマ。
雲ひとつない青空です。ここの湯は何度来ても飽きません。
昼寝でくつろいだあと、受付で湧水というか、
地元のひとが汲みに行くようなところはないですか?、
と訊くと、パソコンで山梨の名水箇所を調べてくれ、プリントアウトした資料をいただきました。親切な対応ですね。こうした親切サービスが県内の温泉施設人気No1の理由なんでしょうね。
・
■藤垈(ふじぬた)の滝へ
もらった資料をみながら帰り道に立ち寄れそうなところをさがすと、
ありました、ありました・・「藤垈(ふじぬた)の滝」。
場所は笛吹市(境川町大窪)だから、そんなに遠くはないはず。
カーナビに導かれて山間の集落を抜け、徐々に高度を上げ、
辺りが暗くなりかけた午後5時過ぎ、やっと、たどり着いた藤垈の滝。
えっ、これが滝なの ?!、と拍子抜けしてしまうほどでしたが、欅、杉など囲まれた山間地です。昔の人は、ここで水浴びして涼をとっていたらしい。
村人の大事な生活水を汲ませてもらうので、お礼を兼ねて神社にお賽銭を入れました。
水を汲む場所は、この写真の直ぐ背後にあり、親切なことに蛇口も付いている。
20㍑タンク2つ&ペットボトル20本汲ませてもらいました。
クセの無いまろやかな水です。
ブドウに温泉そして湧水と三拍子そろった秋の一日でした。
NHKの連続テレビドラマ「あまちゃん」。
面白かったですねぇ(まだ終わってませんが・・)。
冒頭のテーマソングも調子がいいし、これ聴くと元気出る!!ってひとが多いです。
脚本家・宮藤官九郎は笑いの天才ですね。
笑いの仕掛けとか種が随所にはめ込まれてて、ついつい笑っちゃいます。
天野あき(能年玲奈)ちゃんの東北弁がかわいいですねぇ。
つい引き込まれますねぇ。
BS7:30で見て8:00に総合TVと2回も見ちゃう朝ドラは初めてでしょうねぇ。
夫婦とも大ファンなんですよねぇ。
・・・
んなわけで、
このあいだの福島から高速道路で帰ってくるときの奥さんとのメールのやりとりも、
ついこんなことに・・・
・
■オラ、そろそろ家さ帰ることにしただ。早朝に着くかもしんないので物置にカギ入れといてけろ。
ズブンは途中、休み休みゆっぐり運転して帰るから御すんぱいねぐ(*^_^*)
Re.じぇじぇじぇ!! そんなにはやぐ、けえってくるのか!?そんじゃ、きぃつけて帰ってきてけろ(^o^)
■ミヤゲに笹かま、ずんだ餅買ったので楽しみにしててけろな
Re.わかっただ。子供らもよろこぶっぺ(^o^)
■んだば、そんたらことでよろすぐ
・・・
■那須高原SAで寝過ぎてしまいました。5:30amに再出発です。雨です。
Re.はい! きおつけてねん。いづのまにかひょうずんご!? では、まだな(^o^)
■んだな・・(^_^;)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日(18日)、釧路に住む長男からサンマが届いた。
ほんとうまいんだよねぇ、と毎年送ってくれる。
トロ箱に氷詰めされたサンマを取り出し、先ずは刺身です。
そして先日、福島県喜多方の酒蔵で買った純米酒の「清川」。
脂がのったサンマにさっぱりした辛口の日本酒。
父と母は、おいしく秋をいただきましたよ。
ありがとうなっす(^o^)
■大型台風18号が関東を直撃
9月16日朝4時半、窓をたたく強い風と雨で目が覚める。まだ暗い。急いでベランダの花鉢を部屋に取り込み、風をやり過ごすため大きなマルベリーの鉢を横にしたりして、もうこれでOKだなとみて再び布団に潜り込んで寝ました。
午前中は東海道新幹線、や幹線道路も止まり、今日の午後には東北・北海道へ抜けるようです。
・・・・・・・
■友あり遠方より来る、また楽しからずや
9月14日土曜の夕べ。横浜市・東戸塚の寿司屋で元職場の同僚ら5人が集まりました。3か月~4か月に1度に顔を合わせてます。
元職だからといっても、職場の昔話をしないところがいい。
そこら辺をちゃんとわきまえた良識派・団塊世代のおっさん達なのです。
話題も豊富ですし、私なんかいつも皆から知的インセンティブを受けています。
耳が遠くなって補聴器をつけるようになった元上司は今、仏教(法華経)の本を読んでいるらしい。
わたしを含めて後の3人はフリーター。
家族の世話などで日々それなりに過ごしている。
唯一例外なのが今も現役で働いてるIさん。
この4月から仙台の官舎に奥さんと住んでほぼ半年。環境省東北環境事務所の職員として復興事業に汗をかいている。
住民説明会やら何やらで多忙のようです。
それにしてもIさんの働く意欲というか持続エネルギーにはつくづく感嘆してしまう。
職場は様々な人間模様がうみだす複雑系の世界なんだと思います。
そんな面倒くさい世界に嫌気して定年が待ち遠しかった私には、定年後5年以上も働き続けるIさんの姿は素晴らしい!のひと言に尽きます。人間が嫌いじゃない、というか、きっと好きなんでしょうね。
ボランティアもいいけれど、ぜひ皆さんの経験・専門知識を東北復興に役立ててほしい・・・とアドヴァイスするIさんですが・・
私以外の3人は廃棄物の専門家です。法律知識も実践経験も豊富な彼らはきっと世に貢献できることでしょう。
でも、
今の私はというと、とっくに働ける心身ではありません。
なぜなら、定年を迎えたとき私は、それまでの延長線上に身を置くのではなく、
ひとりのオヤジとして心身ともにフリーターでいこう、と決めたからです(後に知った「林住期」という概念、考え方に近かったわけですね)。
職業で身にまとわりついてしまった価値観とか知識、体験、人間関係をいったんリセットして新たな人生を送ろうと誓ったのです。
・・・・
というわけで、
以来、主夫業に徹して料理の腕をあげ、夕の食卓にナス味噌炒め、
マーボー豆腐を作って並べ、「金麦350?」を夫婦で分けて飲み、
「あぁ、うまいねぇ」・・とノドを鳴らして一日を終える。3年ほど前、「天然生活」
という雑誌のことをとりあげました。
この雑誌のコンセプトは
「足るを知り、毎日をていねいに暮らす。天然生活が大切にしていることのひとつです」
だそうです。
比べることを止め心を自由に遊ばせて「足るを知る」。これ大事なことです。
Small is beautiful 、Simple is the best
というわけで
平凡な暮らしとプレミアムな生活感をこれからも大事にしていきたい・・と思っとるのです。
ただし、
これには副作用がありまして、ボケと物忘れの進行速度が早いような気がします。
でもボケるが勝ちともいいますし・・。
・・・・
・
・
■明日は台風一過の秋晴れ
Iさんは仙台に戻って忙しい日々でしょう。
東北の冬を迎えるのは初の体験でしょうから、どうか暖かくして過ごされんことを・・・。また今までに増して温泉巡りをして東北を味わってもらいたいものです。
そうそう、このメンバーで集まるのは来年2月。宮城県の鳴子温泉でした。
東北新幹線の古川駅まで車で迎えに行くよ、と云ってくれたIさん。
雪の季節ですからどうぞ無理なさらずに・・
それにしても源泉豊富な鳴子温泉、楽しみです。
・
アスパラ料理してみました
福島駅前のホテルに連泊したのですが、けっこう宿泊客の多いことに驚きます。
作業服姿で出かけていく人が目立ちます。たぶん復興関連の仕事や除染作業に携わる人たちなのでしょう。
多くの人が行き交い賑わいをみせる福島駅前や駅ビル内を歩いたりしていると、
原発事故による汚染などほんとうにあったのかな、と思わせます。
しかし、
ホテルのエレベーターホールには「館内の放射線量 0.04マイクロシーベルト/時」と掲示されてますし、
町のあちこちで除染作業の看板を見かける度に汚染の現実を思い知らされます。
桑折町の山林ではかき集められた下草がブルーの袋に詰め込まれ、
松尾芭蕉も訪れた信夫文知摺(しのぶもちずり)も除染中のため拝観できなくなってました。
60余体の磨崖仏が刻まれている信夫山の岩谷観音。ここも以前から放射線量が高いといわれていて、花見山のある渡利地区もしかり。
桑折町で
信夫文知摺
・
理科系人間としては前から疑問に思ってるのですが
「除染」の方法や効果というのは、いったいどんなもんなんでしょうか。
ペンキの汚れなら洗ってきれいにできるけど、家屋や道路を水で高圧洗浄しったって放射線の原因物質が消滅するわけではないでしょうし、残留したり、移動して、いずれ川、海へと流出していくでしょうね。
ましてや山林の除染なんて、元どおりにできるわけがないでしょう。
本質を見ずに先送りし、
目先をごまかしていく日本人の政治・行政の典型がここにもあります。
オリンピック開催国が日本に決まったというけど浮かれる気分には全くなれません。
なにが「汚染水は完全にブロックされてます」だ。
これも「政府は必ず嘘をつく」(堤未果著;角川SSC新書)の典型。
その証左に東京電力が直ぐに首相発言を否定しているありさまです。
・
そして今朝(9月10日)の毎日新聞のみだし。
「福島原発事故 菅元首相ら42人不起訴」
・
「原発事故をめぐり業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発された当時の東電幹部や菅元首相など42人について、東京地検は9日、全員を不起訴とした。原発が津波で浸水して事故が起きることを具体的に予測するのは困難だったと判断した。」
被害があまりにも深刻かつ甚大すぎると責任が問えないというのは、どこかで見た光景ではありませんか。
そう、あの太平洋戦争の責任を誰も問われることなく「集団の空気」という、いいかげんで、うやむやな日本人的意志決定がもたらした悲劇です。
繰り返します。
本質を見ずに先送りし、目先をごまかしていく日本人の政治・行政の典型がここにもあります。
告訴人のうち福島県の住民や避難物でつくる「福島原発告訴団」は処分を不服として、検察審査会に審査を申し立てることを明らかにしました。
当然でしょう。
元首相らの逃げ得を許してはなりません。
・
・・・・・・・・・・・・・
<追>
東電幹部、汚染水「制御できていない」 首相発言否定(2013/9/13 13:34)
東京電力の山下和彦フェローは13日の民主党会合で、福島第1原発の汚染水漏れ問題について「今の状態はコントロールできているとは思わない」との認識を示した。
7日にアルゼンチンで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」と断言した安倍晋三首相を否定した格好だ。
民主党は13日午前、原発事故に関する対策本部(本部長・大畠章宏幹事長)会合を福島県郡山市で開催。
資源エネルギー庁の中西宏典審議官は山下フェローの発言を受け「今後はしっかりとコントロールできるようにする」と述べ、対策を急ぐ姿勢を強調した。
大畠氏は会合後、記者団に「首相の責任問題もある。臨時国会召集を前倒しして国民に説明するよう求めたい」と表明した。民主党は首相発言の根拠を厳しく追及する構えだ。
会合では地元自治体や漁業関係者らの意見も聞いた。民主党は来週にも取りまとめる汚染水漏れの対策案に反映させて、首相官邸に申し入れる方針。〔共同〕
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9月1日、朝8時。福島駅前のホテルを出て「NPO花見山を守る会」へ。
車だと20分くらいの距離。
受付けを済ませると、女性スタッフが氷入りのカルピスを出してくれました。
ここで働くスタッフの皆さんは、浪江、飯館村など帰宅困難地域からの避難してきている人たちです。
花見山を守会
「花見山を守る会」は以前、
毎日新聞の「希望新聞」?(毎金曜日に掲載)に支援物資&ボランティア募集を載せていました。
私が花見山を守る会のことを知るきっかけも、この毎日新聞でした。
しかし、何かの事情でこのページが無くなってしまったせいでしょうか、今は
支援物資置き場はガランとして何もありません。昨年の3月には山のように届いていた食料や衣類。
これらを仕分けするのに労力の大半を割いていたのがまるでウソのようです。
時とともに忘れられつつある現実です。
こうしたなかで
NPO花見山を守る会は避難者の雇用創出と生活支援、義援金寄贈や訪問活動を通じて震災孤児達の生活を見守っていくこと・・など、その活動は実に多彩です。
そうした活動を震災後ずっと続けている会長の高橋さんには、ほんとうに頭がさがります。
ここのスタッフの皆さんが実に生き生きと働いていることが、このNPOの雰囲気を何よりも如実に表しています。
・・・・
さて、
朝のミーティングで、今日はトマトの収穫作業をすることなりました。
ボランティアは、私ともう一人の女性の計二人です。
後で訊くと彼女は今夏、岩手県大槌町のロックフェスティバルのボランティアに行ってきたとのこと。
・・・・・・
1時間半ほどで収穫したトマトが山盛りになりました。柿の樹の下で休憩です。
ここの畑でなったスイカをナタで断ち割って皆で食べると
ひと味もふた味もおいしく感じます。
畑に着いた これがアイコという品種のトマト
形が悪くてB級品として選別された かわいいトマト
・
11時ころ作業を切り上げ、お昼を食べに事務所に戻りました。
午後は出荷の準備。
傷や割れがあるトマトをはじいて形の良い綺麗なA級トマトのみを選んでいきます。
この段階で三分の一くらいに減ってしまいます。味はぜんぜん変わりませんが、
はじかれたものはB級品として50円で詰め放題に回されます。
A級品は一袋(7~8個入り)180円でスーパー、生協などの店頭に並びます。
**後日、横浜のスーパーでみたら北海道産のアイコ4個入りのパックが238円で売られてました。
こうした事業を通じて地元の方の雇用を生み、守る会の活動費になるのですから、
援農ボランティアも間接的な支援ということになりましょうか・・・。
収穫、選別、パック詰め、店別に箱詰め・・
という一連の作業で二日間はあっという間に過ぎてしまったのでした。
・・・
■桑折町へ
ボランティアの合間を見て桑折町に行ってきました。
桑折とかいて「こおり」と読みます。福島市内から車で30分ほどの北に位置する町です。桑折町は仙台藩伊達氏発祥の地。徳川時代には幾度か天領となり明治維新にいたります。
明治16年建築の旧伊達郡役所を見たくて桑折町を訪ねたのですがちょうど改修工事中で見学できませんでした。
・
桑折町役場に立ち寄って観光パンフをもらい、方正寺の大カヤを見に行きました。
これが予想以上の巨木。根元から鎌倉時代の陶器が出土したというから樹齢はおよそ800年くらいか。樹勢も旺盛で生命力溢れる巨樹でした。
方正寺の大カヤ
NPO花見山を守る会(福島市)のボランティアに行ってきました。今年初めて。
花見山には去年3回、そして今回と通算で4回目のボランティアです。
前回は昨年の11月でしたからおよそ9か月ぶりの福島となります。
8月30日(金)夜、奥さんに見送られて車で出発。
午後10時半、東北自動車道の那須高原SAで車中泊です。
さすが高原だけあって涼しい。寝る前に自販機でcoffeeを買う。
週末のせいか駐車スペースもそこそこに埋まってます。車の後部座席を倒して広くし、
寝床をつくって横になります。
このとき必須なのが愛用の枕。そうです、今夏のスイス旅行にも持参した奴です。
これさえあれば大抵どこでも寝られます。
朝の那須高原SA
・・・
朝、6時半ころ起床。晴れ。
この日は移動日とし、あちこち寄り道する予定。
磐越自動車に入り磐梯河東ICで降り、ニッコーキスゲの群生地で有名な雄国沼へ。
林道を駆け上がり金沢峠に9時ころ到着。誰もいない。
もちろんニッコーキスゲは咲いてないけど静寂な佇まいの雄国沼でした。
さて、
林道を下って、ラーメンを食べに喜多方市内へと足を向けます。
目指すは坂内(ばんない)食堂。
とにかくあの一杯を食べたくて・・・。
喜多方市役所の隣に大きな看板のお店があります。
なんでもない普通の店構えです。
まだ午前10時半だというのにもう店内は客で一杯。人気店なんです。
透明なスープに太めの縮れ麺とやわらかな特製チャーシュー。
この味がたまりません。
坂内食堂の中華そば 600円です
坂内食堂を後にし、五色沼、磐梯吾妻レークラインを走り、
ふと想い出して土湯温泉の共同浴場「中の湯」(200円)に入る。
小さな浴槽に熱い湯が注ぎ込み、気持ちが良い。
これまで2回訪ねて、いずれも休みだったので念願の一湯となりました。
山岳地帯から一気に市街地へと下り、
福島駅前の今日泊まるホテルに駐車し、電車で飯坂温泉へと向かう。
福島交通飯坂電車に乗って終点の飯坂温泉駅へ
・
高校生や買い物帰りの主婦らを乗せ、3両編成の電車は夕方の福島駅を出発。
無人駅ばかりなので駅に着くたびに車掌さんが切符を売っています。
そんな日常に触れることができるローカル線の旅はいいなぁ。
30分ほどで飯坂温泉駅に到着です。
駅からゆっくり歩いて10分。
目指すは芭蕉も入った飯坂温泉のシンボル、鯖子湯(200円)です。
熱すぎて(たぶん45度くらい)いくらなんでも入れない。
みかねて地元の人が水でうめてくれたのでかろうじて入れました。やれやれ・・・。
さて、
温泉にも入って疲れもとれたしホテルにもどって明日のボランティアに備えることにしよう・・。
土湯温泉の共同浴場「中の湯」 飯坂温泉の鯖子湯
・
<追伸>
翌日、磐梯吾妻スカイラインの入り口にある高湯温泉共同浴場「あったか湯」(250円)に行きました。
白濁した硫黄泉です。硫化水素の強いニオイが露天風呂に漂います。安さと便利さでけっこう混み合っています。
開湯400年の山里の湯には10軒余の旅館が点在し、すべての宿で源泉掛け流しを実践しています。
湯への信頼と管理に自信のある証拠ですね。
共同浴場・あったか湯