梅の開花が遅れている。
小田原の曽我梅林、そして湯河原の幕山公園の梅林を奥さんと見てきたのですが、
いずれも二分咲きくらいで、見ごろは2週間先くらいかも・・
曽我梅林の中河原地区、別所地区のいずれもこれからという感じでした。
梅祭り会場でミカン、梅エキス(40g,2000円、これが下痢腹痛に効くんです!!)を購入。
小田原市民会館前の「だるま」で昼食(刺身・天ぷらの定食)。
月曜日だというのに混んでる。さすが老舗の割烹だ。
小田原から湯河原までは海沿いの有料道路を使って30分くらいで到着。
幕山公園も梅祭りなのに肝心な梅の花がいまひとつの咲き具合。
もう一つ残念だったのが湯河原の「こごめの湯」が月曜日のため休館だったこと・・
真鶴駅近くの魚屋、「二藤」さんで干物とキンメの煮付けを買い、再び小田原に戻って、
箱根湯本から日帰り温泉の「天山」へ。
ひょっとしたら10年ぶりかもしれない。当時は900円だった入浴料が今は1200円。
露天風呂もなにもかも昔のまんま。熱い湯が身体にしみます。
あんまりジロジロすると、あっち方面の人と誤解されますので徒然なるまま、目に映るままですが、
シンボルの貌かたちも実にいろいろですねぇ。
貌は亀さんのアタマ風もあれば鈴のような丸みをおびたものもあって実に個性豊かです、
ながいのみじかいの、ピンク色の健康そうなものから色黒のやつ、役目を終えて定年を迎え、
うなだれているものも・・・。はたまたキュウリの古漬けのごとき持ち主はやはりそれなりに年季の入った方である。
そして何となくの結論なのだが、
身体がでかくても、太っていても「体格」とシンボルの「サイズ」に相関関係は無い!!
・・・と、おもう(どこかで研究している人でもいそうな気もする)。
そういえば今日行った小田原・下曽我の瑞雲寺にはこんなシンボルが建っていたなぁ。
「不動根(ふどうこん)」という。
男性には大きな力、たくましさを、子宝に恵まれたい女性はよい子を授けられる。
男性は強く握り、女性はまたいでください、とのことだ。
こうした子宝信仰は習俗として全国にみられるようだ。
山口県俵山温泉近くの神社では、木製やコンクリート製の大小さまざまな素朴男根が境内一杯に林立していたし、
淡路島の立川水仙郷に建つ平家村資料館には身の丈2㍍ほどの超リアルな木製彫刻が陳列されていた。
秋田県の温泉、
たとえば蒸ノ湯 では館内の神社に祀られ、藤七温泉では湯船の出入り口で歓迎してくれている。
関東では、
ご神体の巨根を女性がかついで練り歩く金山神社(川崎市)の「かなまら祭り」が有名だ(4月の第1日曜開催)。
話のついでですが、
秋田県の玉川温泉は強烈な酸性泉で有名。なので10倍に薄めた湯に入ったのに
それでもからだの先っぽがチリチリと沁みて痛かったことを想い出します。
天山の露天風呂にはちょっとした仕掛け、というか石組み職人の遊び心が・・
じっと目をこらして見ると、
男と女のシンボルが浴槽まわりの石組みの中に仕込まれているのですね!!。
「一休」の露天風呂にも同じ「隠し絵(石?)」があるので要チェックですよ。
・
>
「温泉巡り紀行」はこちらから
>