温泉めぐり紀行

丹沢の新緑(2022年5月)

588.熊本・大分支援コンサート

2016-08-27 | 暮らし

音楽を愛する仲間たちによる「熊本・大分地震被災者支援コンサートがあった。
場所は横浜開港記念会館。

主催はコーラスグループ「音の絵本」を主催するYさん。
声楽家のYさんとは病院でボランティア演奏活動を何度か一緒にやっている。
その縁でピアノトリオにも声がかかったというわけ。

手弁当で駆けつけた出演者はジャズ、コーラス、リコーダー、クラリネット、ギター、尺八そしてピアノトリオなど多彩なメンバー。

奥さんたちのピアノトリオは、リベルタンゴ、メリーウイドウワルツ、セレナーデ、イエスタデイなど10曲を演奏。
「いっしょに歌おう」のコーナーでは「夏の思い出」「負けないで」「ふるさと」などたくさん曲が用意されていた。
会場の皆さん(およそ200人)も楽しみながら歌ってもらい、暖かい空気に包まれた演奏会となった。
チケット代は全額、被災地に寄付される。

出演交渉から始まって今日の本番
までの3か月間、Yさんのご苦労はさぞ大変であっただろうなと思う・・・が、パワフルな女性(ひと)なのできっと、もう次のことを考えてることでしょう。






 


587.富弘美術館

2016-08-17 | 暮らし

お盆休みで奥さんの実家、群馬県の高崎で過ごした。
奥さんの希望で群馬県みどり市の「富弘美術館」を訪ねた。渡良瀬渓谷沿いに上流へ向かうと草木ダムのほとりに富弘美術館が建つ。

作者の星野富弘は1946年、群馬県勢多郡東村に生まれる。1972年、群馬大学を卒業して中学校の教師になるがクラブ活動の指導中、頸髄を損傷、手足の自由を失う。
9年間にも及ぶ入院中、口に筆をくわえて文字や絵を描き始め、前橋で初めての作品展を開催。
口で描いたとは思えないほど精緻な水彩の絵と添えられた詩は大変な反響を呼び、以後、全国各地で開かれる詩画展はおおきな感動を人々に与えつづけている。
1991年に村立富弘美術館が開館、その後2005年に新館が開館し、2014年で入館者650万人を越える人気の美術館となって今日に至っている。
館内は円と円を組み合わせたとても斬新な展示室にテーマごとの作品が展示されている。














■草木ダム

富弘美術館の目の前が草木ダム
ここには青春の思い出が沈んでいる。


大学に入学した19才の夏。
なんとなく入部した邦楽サークル(琴・三弦・尺八)の新入部員ら十数名で1週間の合宿生活を送ることになった。

合宿先は群馬県草木の農学部演習林宿舎
。なんといっても無料で利用できるのと、山の中なので思いっきり音がだせることが選んだ理由だ。

東北本線小山駅から桐生駅まで行き、さらに
渡良瀬川に沿って走る足尾線に乗る。
無人の草木駅に降り立つと草の匂いとムっとする熱気に包まれて目まいがした。
未舗装の山道をしばらく歩くと木造平屋建ての宿舎が現れた。
石段の正面に玄関が見え、その左には大きな食堂と台所があり、右側には畳の部屋がいくつも連なっている。

若者たちは天ぷら、スパゲティー、そうめん・・・いろいろなモノを見よう見まねで作った失敗作を笑いこけながら喰い、合奏練習に疲れては昼寝をし、本を読んだり、散策したり、麻雀やったり・・・と、
青春まっただ中のゆる~い合宿だった。
卒業後しばらくして、ダム建設の計画があることを耳にした。なんとあの宿舎の玄関あたりまで湖水に埋まるときいた。

あぁ、そうかい卒業生なんかい。ダムができちまって演習林の事務所は神戸(ごうど)に移っちまったからなぁ。
その当時のことを知ってる人だったら・・そうだいなぁ、ダムの向こう側に国民宿舎があるだろ、その前の道をずっと登ってくと二手にわかれるから、そいつを左に行くとAさんちがあるから、Aさんに訊くといいだいなぁ。


半世紀も前の思い出の宿舎はどのあたりなのか、とても気になるので、農作業のおじさんに尋ねると、そんな答えがかえってきた。
湖水に埋まってるとばかり思ってたが、そうでもないようだ。
次の機会に埋もれた青春の原石を掘り出してみよう。


草木ダムをのぞむ





586.今年も花火大会

2016-08-09 | 暮らし



神明の花火


8月7日。

この夏も神明花火大会(山梨県市川三郷町)の見物に行ってきた。

例年20万人の見物客が集まる山梨きっての大イベントである。

Kさん夫婦との計4人、私の車で出発。

まずはみたまの湯で時間調整を兼ねてくつろいだあと、

近くの三珠庁舎に駐車し、送迎バスで花火会場へ。

今年は日曜日ともあって例年よりも人出が多いようだ。

涼しい風がときおり吹く午後7時15分、花火大会が始まった。

挨拶代わりの2尺玉が打ち上がり、

直径500メートルの大輪
の花がドーンと咲いた。

2万発の花火は見ごたえ十分、あっという間に2時間が経った。

甲府南IC近くのホテルに11時頃に到着。

ゆっくり休めるのがなにより・・・。

・・・

翌8日も快晴。

みやげにJAで桃をひと箱買ったあと、

歴史好きなKさんのリクエストで甲斐大和の景徳院へ。

徳川軍に追い詰められた武田勝頼が自害した武田一族滅亡の地である。

花火大会の喧噪と兵(つわもの)どもが夢の跡、

動と静を味わえた甲州の小トリップだった。

 

景徳院

 


去年の花火大会はこんな感じだった。 (下の 「 >続きを読む 」  をクリックしてください)


 

 
513.市川三郷・神明花火大会

山梨県市川三郷まちの神明花火大会を観に行ってきた。毎年8月7日と決まっている。87(はな)火と、覚えやすい。am10時半、奥さんの友達と我々夫婦の3人で出発。 圏央道、中央高速を使......
 

 


585.夏真っ盛り

2016-08-05 | 暮らし




7月の終わり、今年も夏祭りがやってきた。
祭り初日の我が家はとても忙しい。夕方から我が家を解放し、気の置けない近所の皆さんが自慢料理や酒を持って集まってくる。
釣り好きのMさんは毎年、朝釣ってきた鰺を刺身にさばいて持ってきてくれる。
午前中にありったけのテーブル、コップ、皿を出して洗ったり拭いたりと準備する。今年は餃子をたくさん作って用意した。
私ら夫婦はホスト役なので餃子を焼いたり、ビール、焼酎など飲み物を出したりととても忙しい。

もう何十年と続いてる恒例行事なので、手慣れたもんだし、これをやらないと夏が来た気分になれない。

長女・次女の幼友達も子連れで参加するようになって、数えたことはないけど、ぶち抜いた二部屋に総勢数十名はいるだろうね。

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8月に入り、セミの声がますます大きくなってきた。

明日、6日はリオ・オリンピックが始まる。

長女の誕生日でもある。

10月に二人目を出産予定。

久しぶりのバブちゃんが見られる。