温泉めぐり紀行

丹沢の新緑(2022年5月)

1045.ピアノトリオ演奏会

2023-12-18 | 暮らし

先週と今週、一週間足らずの間にコンサートが相次いだ。
奧さんと音楽仲間3人によるピアノトリオである。

先週は鎌倉の病院でミニコンサートを開催した。
バイオリン奏者の女性が以前この病院に入院したことがあり、その縁でコンサートの依頼が毎年来ているんだとか。


私はいつものように奧さんとチェリストの女性、それにローランドの電子ピアノを愛車(N-BOX)に積んでアシストする役目である。
早い話がアッシー君なのだ。
この電子ピアノ、25Kgもあってとても重い。なので積み込むの一苦労する。
ほかにピアノの演奏台、椅子、譜面台、衣装ドレスなどびっしり。

 

        

 


本番2時間前にバイオリン奏者と会場で合流し、さっそく合奏の練習が始まる。
院内の待合室が即席の演奏会場となる。
定刻近くになると10人ほどの入院患者さんとお医者さん達が集まってきた。
演奏曲目はアヴェマリアなど8曲。
手術を控えて不安な人、あるいは術後でまだ痛みを抱えている患者さん達にひとときの安らぎを届けることができたのなら、とても嬉しい。

 

  

 

 

 

そしてもう一つが隣接区の町内自治会館でのコンサート。
こちらは休憩を挟んで1時間半とやや長丁場だ。
やはり2時間前に集合して演奏リハーサルである。

バイオリンやチェロのような弦楽器は湿度や乾燥に影響されやすいようだ。
そのため音出しをして楽器に命を吹き込むらしい。
フルートなどの管楽器なども気温が低いと音程が下がり気味になる。
なので演奏本番までの保持が大事になる。
ともあれ楽器は生き物。

定刻になると会場は満席。50人くらいか。高齢女性が多い。
愛のあいさつ、アヴェマリア、リベルタンゴなど20曲ほど披露。
最後は「故郷」を全員で合唱し、また来年もお願いします、という司会者の言葉で締めくくられた。

この二つのコンサートのため、奥さんは実によく練習してたなぁ。
音楽に向き合う奥さんの真摯で真面目な姿にいつもリスペクトしてしまう。
お疲れさまでした。