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温泉めぐり紀行

メタセコイア並木(滋賀県 2025年5月)

1013. 北陸路

2023-06-07 | おくのほそ道たび紀行

今日は彦根から富山駅前までほぼ300キロ走った。
昨夜、このあとどういうルートにしようか、と迷った。
南下して太平洋側にするか、それとも北上して日本海ルートでいくか。
出した結論は日本海ルート。
理由は、奥の細道スタンプラリーのポイントが4箇所あることが決め手となった。

その4箇所とは

  気比神社(福井県敦賀市)
  湯尾峠・今床宿(福井県南越前町)
  那谷寺(石川県小松市)
  雨晴海岸(富山県高岡市)
 
ルート上には道明が淵(山中温泉)もあるのだが、QRスタンプのある「山中温泉芭蕉の館」が休館日のため残念ながらパス。



そして立ち寄り湯は粟津温泉♨、凧温泉♨の2箇所。
気温25度の暑いいち日だった。
 
 


















1010.銀座で

2023-06-04 | おくのほそ道たび紀行

6月4日、台風一過の快晴。
ピアノトリオの演奏のため、銀座三丁目の朝日ビル3Fのギャラリーにやってきた。
湾岸線を利用して1時間弱で到着。
チェリストに画家の友人がいる。その方が昨日から銀座ギャラリーで画の個展を開催しているのだが、頼まれて演奏に駆り出されたというわけ。
午前11時、ほぼ予定通りに朝日ビルに到着。午前中はリハーサル。

13時30分から30分の演奏依頼だが、なんだかんだで15時くらいになるらしい。
銀座の駐車場で何時間も過ごすのはもったいないので埼玉県草加市の
「草加松原」をみに行くことにした。
4号線で約20キロくらいなので大したことはない。

松尾芭蕉ゆかりの地を巡る「おくのほそ道の風景地スタンプラリー」のいち番目の場所だ。
実は5年前に全地点をめぐり、記念品も頂いたスタンプラリーである。
いまだ同じ企画を継続しているので少々驚いた。このスタンブラリーは旅のサブテーマとして楽しめたらいい。

以前はスタンプ帳に各地のスタンプを押すやり方だったが、
いまはスマホでQRコードを読み取る方式になっている。
いかにも今風である。

ところで今晩から滋賀県近江地方へクルマ旅に出発する予定だ。
あすはこのスタンブラリーを主催している大垣市の「奥の細道むすびの地記念館」に立ち寄ってみようと思う。
彦根のホテルに二連泊し、山門水源の森、曽根沼湖岸の奇妙な気根、
石道寺の観音様などを訪ねる予定だ。

草加松原



銀座3丁目 さすが人通りが多い



786.踏破賞が贈られてきた

2019-01-13 | おくのほそ道たび紀行

 


大垣観光協会から宅配便が届いた。

   あれだな、たぶん

「奥の細道風景地スタンプラリー踏破賞」の記念品だとおもう。

包装紙にビン・ガラス・注意、上に載せないようラベルが貼ってある。

茶碗とかガラス製品なのかな・・・と思って蓋をあけてみると

意外なことに

大垣観光協会の挨拶文とモナカなど6種のお菓子(金蝶製菓)が

詰まっていた


この和菓子屋さんは昨年8月、
大垣駅前をブラブラ歩いているとき

偶然見かけた。

老舗らしい風格のある店構えだったことを覚えている。


大垣駅近くの老舗


大垣観光協会が企画・運営している「奥の細道風景地スタンプ

ラリー」は東北、北陸、近畿など全部で25ケ所。

前々から奥の細道ルートを探訪したいと思っていたので、

この企画はもっけの幸い、背中をドンと押してくれた。


いち度にまわるのは無理なので6月と7,8月の2回に分けた。

先ずは6月の奥の細道旅

埼玉県草加を皮切りに福島、宮城、岩手そして山形県新庄までの

16箇所を6日間(1630キロ)で回った。



一方、8月の奥の細道旅は7月29日夜に出発し、青森(ねぶた)

秋田(竿灯)に寄り道しながら日本海側の秋田、新潟、富山、福井の

風景地をめぐり、

8月9日、最終地である大垣船町川湊の「奥の細道むすびの地記

念館」に到着した。

長い旅だったので達成感よりもにホッとした気分の方が大きかった。

12日間で走った走行距離は約2800キロ、

入った温泉15ケ所、

ガソリン補給量140リットル・2万円、

宿泊費3万円(車中泊あり)

の実にコスパ良しのクルマ旅だった。


・・・・

何はともあれ大垣観光協会さんにお礼せねばと思い、

礼状をしたためて送った。







 
    贈ってもらった金蝶製菓の和菓子、「干支(イノシシ)最中」






大垣船町川湊(朱い橋は住吉橋) ここで芭蕉は川船に乗り桑名へと向かった

   "
蛤(はまぐり)のふたみにわかれ行(いく)秋ぞ" (芭 蕉)


 












762.奥のほそみち旅(終)  岐阜→自宅

2018-09-24 | おくのほそ道たび紀行



8月9日(木)
 晴れ 気温28度

昨夜泊まったウィークリー翔岐阜
大垣か岐阜あたりの宿を探すため、ネット(じゃらん)で検索してたら、この宿がヒットした。驚いたのは宿泊料の超格安なこと。なんと素泊まり1900円とある。
これまで全国各地を泊まり歩いてきたが、ここまで安い施設は見たことも聞いたこともない。私の場合、車で行ったのでプラス駐車場代800円を加え、しめて2700円の格安料金!。

宿泊は事前予約制で、宿泊当日の受付時間は午後4:00~8:30まで。この時間を過ぎると受付は無人となり、自動的に予約はキャンセルということになる。
タオル、カミソリ、歯ブラシなどは有料で部屋には置いてない。
シャワールーム、キッチンは共同使用。電子レンジもある。

チェックアウトは指定されたボックスに鍵を返しておしまい。

ことほど左様に人件費、固定費を徹底合理化、過剰なサービスを徹底排除して1900円という低料金を実現し、全国12ヶ所に展開している。

さて受付で鍵をもらって部屋に入ると、コンクリート打ち放しの細長い部屋だ。少し窮屈な感じはするが実用性では問題ない。ベッド、TV、エアコン、スタンドなど必要最小限の備品はある。
パンフレットにはいくら質素で安くても「清潔・安全・笑顔」を心がけていると書いてある。

確かにそのとおり部屋は汚れてはないし、ベッドもシーツも羽毛布団も清潔だった。
安かろう悪かろうという点は全くなく、まぁ、私としてはこれはこれでOKだ。
宿泊費を節約したい旅行者にはウィークリー翔岐阜はお勧めの宿だ。


ついでにもうひとつ。
私は一度も利用したことはないけれど、マイカー旅行者のための素泊まりのミニホテル「ファミリーロッジ旅籠屋」チェーンがある。
創業23年、全国に60店舗以上、延べ360万人の利用実績があり料金はひとりなら5000(税別)から。(以上は高速道路SAに置いてあるマガジン誌「高速家族」から)

でも、この旅籠屋の料金設定はちょっと微妙。
もう少し上乗せすればもっといいホテルに泊まれるし、価格競争という面ではウィークリー翔に圧倒的に軍配があがる。
旅の目的、人数でうまく使い分ければ賢い旅人になれる。


  
ウィークリー翔岐阜の外観、部屋、廊下


 

■自宅へ戻る 

さぁ、今日は一気に自宅に帰る。
長い距離を走ることになるなぁ。
だけど、その前にちょっと寄り道したいところがある。

2000年シドニー五輪女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子選手が給水に使用し、一躍有名になった「高賀の神水庵」。
まずはこの神水を汲んでかえりたい。そのためにペットボトルをたくさん用意してある。
一時は毎年20万人が訪れたというが今は落ち着いてきたようだ。

そしてもうひとつが通称"モネの池"。
なんでもない普通の池なのに、モネの睡蓮の画に似ているという感想がSNSで拡散し
人気急上昇となったとか。いずれ人気も下火になるだろうが、この池は火野正平のTV番組「こころ旅」で知った。
この番組、旅の情報番組としてけっこう使える。



5:30   ウィークリー翔岐阜

6:30   道の駅 ラステンほらど
    
       ラジオ体操する いい天気だ 気温24度

6:40  高賀の神水庵 到着  2391キロ


高賀水神庵は平成8年、高賀神社の氏子が地下50メートルの井戸を掘削し、宮水として使用したのが始まり。夜はポンプを止めてしまう。
神水庵の入り口で100円を払って汲水所へ。
ペットボトル8本に汲む。まろやかな飲みやすい水。
これでcoffeeを淹れたらきっと美味しいだろう。

汲んでる間にも次々とじいちゃん、ばあちゃんたちが現れ、慣れた手つきでポリタンクに汲むと、あっという間にいなくなった。
重いタンクを車まで楽に運べるようにキャリアが3~4台用意してある。

一時はすごい人で混雑したけど今は落ち着いたね、やはりあれかね、高齢化ということなんだろうね(管理人)




いい天気になった


朝早いのに皆さん元気に汲みに来ている


ホースが付いてるので容器に入れやすい



7:30  "モネの池"

おととしから観光スポットとして急に注目された池である。
睡蓮が浮かび鯉も泳いでる。
がモネの睡蓮の画に似ているかというと、う~ん・・。
若い女の子二人が一眼レフで撮りまくっていた。
この人気がいつまで続くのか知らないがそう遠くはないように思うなぁ。 



立派な看板が立っている 


駐車場から5分ほど歩く


水面に青空が映りこんでいる


8:20   池を出発

カーナビに自宅をセット。395キロ。あるなぁ、遠いなぁ。
 まっ、とりあえず出発だ。

10:00    岐阜市街  (気温34度)
11:00  一宮
13:00  名古屋市西区
13:35   豊田IC入る
14:40   上郷SAで赤福3箱買う
          (ここは東名上り線で赤福が買える最後のSA)
15:30    浜松SA
17:00  駿河湾沼津SA
19:00  横浜町田IC出る
19:40    自宅着     走行メーターをみると2783キロ
        高速料金 3690円
      (交通量を分散するためこの日は特別に30%割引が適用)






 


761奥のほそみち旅(10)  敦賀→岐阜

2018-09-24 | おくのほそ道たび紀行

8月8日(水)  曇りのち晴れ


いよいよ今日がラストラン。
先月の終わりにスタートした奥の細道旅も終わりに近づいた。
敦賀駅前のホテルを出発したら気比神社、種の浜を訪ね、ゴールの大垣に向かう。

旅の動機付けをしてくれたのは
おくのほそ道の風景地スタンプラリー」(大垣観光協会主催)である。奥の細道の名所25ヶ所を巡ってスタンプを集めると記念品プレゼントがある。
私としてはスタンプラリーが目的ではないものの「奥の細道ルート」をぐるりと巡るリード役を果たしてくれたなぁ・・とおもっている


今年の6月、山形県・出羽三山までのルートは既に巡り終え、今回は残りのルート、秋田象潟~岐阜大垣を走ってきた。





 



7:40 ホテル発


8:05  種の浜(色の浜ともいう)に到着

敦賀の街中を抜け、敦賀湾沿いに14キロほど走る。
防風林の松が美しい景観を作っている。気比の松原だ。
40万平方の広大な敷地に1万2千本の松が植えられている。

砂浜の海水浴場が点在し、おじさん、おばさんが競うように手招きして有料駐車場へと誘う。
1500円は高いような気もするが地元に皆さんには夏の貴重な収入源なのだろう。

海水浴場を過ぎると小さな漁港が現れた

敦賀湾の穏やかな入江。種の浜である。
芭蕉が立ち寄った本隆寺は漁村の民家に隠れるように建っていた。
いかにも地味な様子の本隆寺だが、芭蕉は廻船問屋の主人がこの寺に用意した宴会へ招かれる。

ところで芭蕉が種の浜を訪ねた理由(わけ)は
西行の歌に詠まれた「ますほの小貝」を見つけるためだった。

     波の間や 小貝にまじる萩の塵(芭蕉)

ますほの小貝はちいさな薄ピンク色の貝だとか。
わたしも砂浜を熱心にみてまわったがみつけることができなかった。

半島の先端まで車を走らせると日本原始力発電敦賀発電所が現れた。警備員が巡回する姿が見え、警戒中の緊張が走る。
適地なのだろうか日本海に面した福井県に原発が集中立地している。
かの国からすれば
最初の一発で重大かつ深刻な攻撃を仕掛けられる絶好の標的なのではないか。想像しただけで恐ろしい現実だ。



穏やかな敦賀湾


小貝をさがしたが見つからなかった


石段を上がって本隆寺へ




 
9:10  気比(けひ)神宮

夏の甲子園でときどき敦賀気比の文字の入ったユニホームをみる。
福井県の高校球児のおかげで気比を"けひ"と読めるようになった。

気比神宮は702
年の創建。
境内は白い砂が敷き詰められている。
この白砂は時宗の他阿上人が整備したもので、代々の上人は砂を担いで運ぶ習わしだという。もともとここは沼地だったようだ。 

 月清し 遊行の持てる砂の上(芭蕉)



上人の砂もち像  気比神宮ちかくの道沿いにある


芭蕉は敦賀でぜひとも仲秋の名月を見たかった。
しかし、あいにくの雨。そんな残念な気分の句を残している。

  明月や 北国日和定めなき(芭蕉)



気比神宮






芭蕉ゆかりの神宮なので敷地に芭蕉像が建っている



9:45  気比神宮発

さぁ、あとはゴール地点の大垣だけとなった。
長い旅もじきに終わりだ。
国道8号線を行く。

敦賀→大垣のルート上には滋賀県長浜がある。
長浜に行ったら知らんぷりできないお寺があるでしょう?
もうひとりの自分がそう問いかける。
そうだよね、石道寺の十一面観音様ですよね、というと
ほな挨拶に行かなあきまへんがな・・と関西弁で答えが返ってきた。


11:30 石道寺  気温28度

当番の女性が厨子の扉を開ける。ドキドキする。
両脇の持国天、多聞天がジロリとこちらを睨んでいる。
扉の奥から十一面観音像さんが現れた。

なんて可愛らしいのだ。いつ拝見しても美しい。
白い化粧が汗で落ちてしまったような顔がまた何とも愛らしい。
多分5~6回は来てるとおもうがいつも新鮮な気持ちになる。

石道寺の裏山を辿ると鶏足寺に出る。あと数か月もすれば、いち年中で最も賑わう紅葉の季節を迎える。


石道寺



11:50 石道寺 発

 道の駅・浅井三姉妹で昼食。とろろご飯。

        



13:30 いぶきの湯

伊吹薬草の里・文化センターの薬草湯に入る。
さすが薬草の宝庫、伊吹山にある湯らしい。








15:15 大垣市の「奥のほそみちむすびの地記念館」に到着

気温32度。暑い。美濃市では41度!を記録。
記念館の受付で最後の25個目のスタンプを押す。
記念の手ぬぐいをもらい、受付の女性に記念写真を撮ってもらう。
無事に最終地に到達できて素直にうれしい。

女性の話しでは、やはり全部まわる人は少ないようだ。

家を出発してからここまで2337キロ。よく走ったもんだ。

この記念館の常設展示室には奥の細道に関する資料展示、3D映像のAVシアターなどが見られる。
この記念館は相当に力が入ってる。半端ない資料展示である。

分かり易くて見やすいディスプレイ、旅路ごとに関連する資料と映像で松尾芭蕉の人物像が紹介されている。
またAVシアターは15分前後の3D映像が6本用意されている。
すべてみるにはじっくり腰を落ち着けて見る必要があるので、別の機会に再訪してみようと思っている。
 




大垣は水の都  自噴する湧水がたくさんある


 

18:00   今夜の宿 「ウィクリー翔岐阜」に到着

      今日の走行 138キロ  ここまで2357キロ 

      夕食は商店街の店で味噌カツ定食。

      ささやかに缶ビールで乾杯


           


 

  ここまで撮りためた写真で「奥の細道」のデジブックアルバム
   を作ってみた





760.奥のほそみち旅(9)  高岡→敦賀

2018-09-23 | おくのほそ道たび紀行

8月7日(火)  曇り 26度

7:45  ホテル発

昨夜はよく寝た。8時間ちょっと寝た。
旅も一週間経って疲れが
出てきたようだ。
おまけに昨日は新潟から富山まで300キロを超える運転だった。
運転自体は好きだし苦労は感じないのだが疲労が蓄積してるのだろう。

高岡市は初めての町。
知らない町を歩くのは新鮮な気分になる。
いつのまにか好奇心旺盛な子どもになっている。
のちほど行く井波の町も高岡も戦災に遇っていない。
だから昔からの街並み風情が残っている。

    


7:50  高岡大仏

カーナビにセットして高岡大仏まで案内してもらう。
想ったより小さい大仏さんだ。
それでも地上からの高さは約16mある。
正式には鋳造阿弥陀如来座像という。
台座の下が回廊になっていて、由緒来歴などが展示されている。
ひととおり見たが内容はどうも忘れてしまった。



高岡大仏


8:10  瑞龍寺

開門にすこし早く着いてしまった。
が、受付のおじさんが気をきかせてくれてどうぞ、と入れてくれた。
瑞龍寺は加賀藩二代藩主・前田利長の菩提を弔うため1663年に建立された。
山門、仏殿、法堂が国宝に指定され、江戸時代を代表する禅宗建築となっている。

山門をくぐると仏殿を中心として左右対称に回廊が取り囲んでいる。
シンメトリックですっきりした建築デザインである。
早い時間のせいで見学者は私ひとり。
法堂に上がらせてもらい、じっくりとみてまわる。
こころ落ち着く空間である。














9:55  瑞泉寺

国道156号線で富山県井波へ。小雨が降ってきた。気温25度。
井波は木彫刻の町。瑞泉寺に通じる参道、その両側の店舗はほとんどが木彫りの店である。
トントンというノミの音が聞こえてくる。

いつもこんな感じですよ、地味ですからねぇ、彫刻の町というのは。
富山の中心部から外れてるし、なかなか観光客は増えませんねぇ。

井波地方の典型的な町家でボランティア解説をしているお父さんは半分あきらめ顔でそう云う。











井波の街並み

瑞泉寺を参拝する。
本堂の随所で凝った木彫りが施されている。
井波は瑞泉寺を中心とした小さな門前町。
参道を少し分け入った先に史跡の翁塚と芭蕉堂がある。
翁塚の翁とは松尾芭蕉のこと。

芭蕉の門弟であった瑞泉寺十一代の浪花が元禄十三年(1700
年)、師を慕って建てた塚である。芭蕉が没してから6年後ということになる。のちに芭蕉の遺髪も塚に納められた。芭蕉堂は北陸の俳人たちが協力して文化七年(1810年)に建てた。井波を訪れた俳人たちはここで厚くもてなされた。


 






       
    芭蕉堂




13:30 那谷寺(なたでら)

カーナビに那谷寺をセットし、
ナビまかせで走ってると丘陵地に金沢大学のキャンパスが見えた。
もう金沢市内に入ったんだなぁと実感。


信号待ちしていたら突然、運転側の窓に女性が現れた。
窓を叩きながら
給油口が開いてますよ!
と云う。


そうかさっきガソリン入れたとき閉め忘れてしまったのかぁ、
女性は信号待ちを見計らってわざわざ教えに来てくれたのだ。
サンキュウの意味を込めてハザードを灯け、近くに駐めてしっかりと締め直した。
こんなチョンボをするということはやっぱり疲れてる証拠だなぁ。
気を付けようっと。


那谷寺に到着し参拝を済ませる。
参拝するとき、いつもお願いすることがある。
ひとつは、この旅が無事終えることができますようお守り下さい、と。
もうひとつは、
子、孫達の健やかな成長を、そして病を抱える友人・親族の健康回復を祈願する。どんな寺社仏閣でもこの二つを必ずお願いしている。


ところで那谷寺は広くて奥深い(約6万坪)。
白みを帯びた奇岩と松の緑のコントラストが美しい。
自然を生かした庭園は国の名勝となっている。


 石山の石より白し秋の風(芭蕉)

那谷寺の名は、西国三十三観音霊場の一番札所である智山と三十三番札所の汲山からとっている。



那谷寺


那谷寺にある三重塔


那谷寺の奇岩を眺める



14:40 芭蕉の館


山中温泉郷にある芭蕉の館を訪ね、スタンプを押す。
二階から眺める庭が素敵であった。




15:00 山中温泉 菊の湯


  山中や菊はたをらぬ湯の匂い(芭蕉)

芭蕉一行は1689年7月27日、山中温泉に到着。
奥の細道には「温泉(いでゆ)に浴す。」とある。
奈良時代に発見された歴史ある湯をしっかり堪能したことだろう。

その山中温泉・菊の湯に入る。重厚感のある建物だ。

湯船には広く透明な湯が流れ込む。
立つと胸までの深さがある。

縁に段差があってうまい具合に腰掛けられるようになっている。
この湯の空間は愛媛の道後温泉を彷彿とさせる。




二階は資料室



山中温泉菊の湯


15:55 全昌寺


紛らわしいのだが、大聖寺は地名で、そこに全昌寺がある。
滋賀県長浜の国宝十一面観音像のある向源寺が渡岸寺(地名)にあるのと同じだ。

「大聖寺の城外、全昌寺といふ寺にとまる」(奥の細道)

芭蕉はこの寺に泊まっている。
こぢんまりとしたお寺を左に入って正面の堂内に五百羅漢像が収蔵されている。これはほんとに見応えがある。圧巻である。綺麗な状態で保存されている。

芭蕉が全昌寺を発つとき、紙・硯を抱えた若き坊さんに句を求められ、この句を残した。

   庭掃きて出ばや寺に散る柳(芭蕉)



全昌寺



ここに五百羅漢が収蔵されている


五百羅漢


すごい迫力がある


   芭蕉像 10センチ足らずのちいさなもの




16:35  全昌寺発


      国道8号線。けっこう交通量が多い。
      敦賀湾を右に見て走る。

      19時過ぎてライトを点ける。
      漁をする船の灯りが湾に輝いている。

19:45 東横イン敦賀に到着

      
適当な店がなかったのでコンビニで食材を調達。
      今日は240キロ走行  延べ2220キロ。
 




 


759.奥のほそみち旅(8)  新潟→高岡

2018-09-19 | おくのほそ道たび紀行

8月6日(月) ついに雨

今日は新潟から富山県高岡まで日本海側をひたすら走る。
長距離運転となる。


7:50 ホテル発

     国道8号線をいく

11:20  直江津   (昼) 黒ラーメン  雨止まない

               
12:00 五智國分寺

沿道でみた五智國分寺の道路標識をみて寄り道したくなった。
これがなかなかに落ち着いたたたずまいの寺だった。
このままだと氷見市の雨晴海岸に着くのが遅くなりそうなので名立谷浜ICから北陸自動車道に入る。親不知ICで降りて一般道へ。
これですこし時間の余裕ができたので小川温泉に向かうことができる。


五智國分寺本堂










13:55 市振宿


そろそろだなぁ、と思いながらいつしか市振宿を通り過ぎてしまった。市振宿へは国道8号線から海寄りへ分け入るのだが、そのポイントが見つからない。
たしか入り口には大きな「海道の松」があったよなぁ・・・何度か行ったり来たりした。
迷った原因はその大きな松が消失していたことだった。
2年前の台風で倒れてしまったのだ。9年前に撮った写真をみると堂々とした松だったことがわかる。

1689年7月、松尾芭蕉は難所の親不知海岸を越え、市振の宿にたどり着いた。ほっとしたことだろう。
この宿で伊勢参りに行く遊女ふたりと出会う。泪ながらに同行を請われるが芭蕉は「我々は所々にてとどまることおほし」と言い捨てて出立する。
「奥の細道」のなかでも珍しく色っぽい話しである。

しかし、これは同行の曾良の日記に記述がないので芭蕉の創作ということになっている。芭蕉の読者サービスである。

芭蕉らが泊まった宿は桔梗屋といい、今は碑のみが建っている。

   ひとつ家に遊女も寝たり萩と月(芭蕉)




宿場風情残る市振宿



 
9年前に撮影した「海道の松」  残念ながら2年前の台風で倒壊した




14:15  小川温泉元湯

小川温泉は富山方面に来たら寄らずにはいられない温泉である。
小川温泉元湯ホテルから渓流沿いに5分ほど歩けば露天風呂が待っている。
あれっ、なんか変だと思ったら露天風呂に蚊帳のようなものがかかっている。あれだ、アブよけだ、とすぐ分かった。山五十川の玉杉、早田の御葉付きイチョウでもそうだったが今年はアブがあちこちで大発生している。
車を駐めるとあっという間に窓に群がってくるのでまいった。

さいわい客はわたしひとりだけ。
アブの餌食にならないよう急いで露天風呂に飛び込む。
露天風呂は半洞窟
。この洞窟に隠(こも)る感じが何とも好き。
蚊帳が邪魔して今日は見えないが、普段であれば広々した河原と山緑を眺められる。
湯に浸かりながらボーっとする。そうしたひとときがたまらない。
至福の時間だ。

この小川温泉の露天風呂は20年前、富山の友人に初めて連れてきたもらった。彼とは中学時代からの古い友達だ。都内の大学を卒業後、富山の工場に就職し、土地の娘さんと結婚してそのまま富山に根付いてしまった。








半洞窟の小川温泉露天風呂




17:20  道の駅 雨晴

  道の駅でスタンプを押し、神代温泉へと向かう。

        

18:10  神代(こうじろ)温泉


もう辺りはだいぶ暗くなってきた。神代温泉は一軒宿。いまは旅館業を廃し日帰り温泉客をむかえるのみとなった。たしかに建物は老朽化しているが温泉は源泉かけ流しの一級品。
とうめいな源泉が空気に触れて茶褐色になって浴槽に注ぎ込む。ナトリウム塩化物泉。

女将さんの話しだと、宿の裏を通る高速道路建設時には騒音やら震動でほとほとまいった、とにかく源泉が枯れないよう工事関係者に説いてまわったとか、大変な思いをしながら温泉を守り続けていることがよく分かった。

帰り際に男の客が入ってきた。この温泉ファンだろう。











19:00 神代温泉発  すっかり夕闇に包まれヒグラシの声

18:00 東横イン高岡着

今日は約340キロ走った。 のべ1998キロ。




 


758.奥のほそみち旅(7)  鶴岡→新潟

2018-09-17 | おくのほそ道たび紀行

 
8/5 (日) 曇り 29度 蒸し暑い

 

  

  
鶴岡YH



6:00  鶴岡YH 出発

今日の予定は鶴岡から新潟までわりと短い距離を走る。
コンビニでいつものようにcoffee&サンドを購入。
車のラジオをつけたら、ちょうどラジオ体操の時間だった。
コンビニの駐車場でひさしぶりに体を動かす。

日本海を見ながら国道7号線をはしる。



7:25   五十川(いらがわ)の玉杉


地図をみてたら鶴岡市近くに「山五十川の玉杉」がある。
観光マークがついてるので巨樹にちがいない。
7号線をはずれ、5キロほど内陸に入ると、玉杉の案内看板があった。

熊野神社の急な石段をのぼると、その巨大な姿が現れた。
斜面にどんと立つ玉杉。まずなんといっても幹が太い。ど迫力だ
張り出した枝でさえ相当に太い。
樹高37m、根元周囲22.2m、樹齢1
500年。

昭和26年に国の天然記念物になっている。枝は東西に44m、南北に30m張り出し、全体が半球状なところから「玉杉」の名がある。しかし、この斜面から見上げても半球かどうかは枝に隠れて判然としない。


 



8:50 温海駅前のコインランドリー

着替えはたくさん持ってきたが、それでも洗濯は必要だ。
どこかコインランドリーないかなぁ、とカーナビでさがしたら温海駅前にあることが分かった。

たまっていたシャツ、パンツ類をドラムに放り込み、1000円をいれると動き出した。
洗濯と乾燥で1時間かかるので、ここから2キロ先の温海温泉共同浴場下湯へ行くことにした。
共同浴場はいくつかあるのだが下湯に入る(協力金200円)。
無色透明できれいな湯だ。41度くらいで肌に気持ちのいい温泉だった。






温海温泉共同浴場・下湯



10:30 ランドリー発

11:00 道の駅あつみ 昼食 生姜焼き定食 肉が普通の3倍くらい盛ってあり食べても食べても減らなかった。このあと昼寝。

12:35 道の駅発
13:00  早田の御葉付き
イチョウをみる。葉の先に実がなる珍しい品種だそうだ。

 


13:10 史跡 念珠関跡
を見学
13:50  ゆり花温泉に入る (新潟県村上市八幡) ここは中学校の校舎を利用した交流施設で宿泊もできる。

 


15:35  村上市は鮭で有名な土地。その鮭の博物館「イヨボヤ会館」で鮭の生態・鮭と暮らしを勉強した。

16:20   鮭の老舗「きっかわ」を見学。吉永小百合が店の前で撮った「大人の休日倶楽部」のポスターが有名。店内は自由見学できる。天井からおびただしい鮭が吊されている光景には驚く。



  
10年以上前のポスターとか


干した鮭の匂いがただよう


鮭の店 きっかわ




17:00 瀬波温泉郷
  日帰り温泉「龍泉」へ入る。
新潟の海岸線になぜ温泉が多いのか。「うう~ん、ここらは石油が出るからね、石油掘削のときに温泉がでてきたのさ」。従業員のおじさんが教えてくれた。

     


17:40  新潟駅前のホテル着 
 
今日は三つも温泉入れたし、巨樹やら珍しいイチョウをみた。
日本海沿岸のこの辺りもなかなかに見応えのある土地だった。
夕食は餃子の王将で定食。



しかし、新潟駅前はすごく古めかしいので驚いた。
バス舎が駅の真ん前にあってバスが一等地を占拠している何ともひと時代昔の光景のようだ。
これだけ開発されてない駅前も珍しい。
越後交通の影響力が強大で役所も再開発に手をつけられないのかも。

  今日の走行距離 164キロ   延べ1663キロ




757.奥のほそみち旅(6)   象潟→鶴岡

2018-09-16 | おくのほそ道たび紀行


8/4(土)  晴れ

6:30  目が覚める。

昨夜は、道の駅「ねむの丘」で車中泊。
窓を閉めた車内は蒸し暑く、いっとき車の窓を全開にして寝た。

ボーっとした頭でトイレに行く。
スッキリしたあと堤防を登って日本海を見る。
うしろを振りかえると鳥海山(2236mの姿があった。
なだらかな山容である。
むかし奥さんと一緒にコース半ばまで登ったところで激しい雨に遇い、下山せざるを得なかったことがあった。
これまで2回チャレンジしたが未だに頂上に立ててない。



さてっと、今日から旅は後半戦だ。
これまでは東北祭りを堪能する旅だったが、
これからは一転して松尾芭蕉の「奥の細道」を辿ることにする。
芭蕉が到達した北限・・・そこが象潟である。
ここを起点に日本海沿岸を南下し、終着地・岐阜県大垣を目指す。


道の駅 ねむの丘


日本海


鳥海山が見える



7:00  気温すでに33度


さっきまで見えていた鳥海山の頂は雲中に隠れてしまった。
どうやら明日から東北地方は雨らしい。
行きたいところはいろいろある。中島台に住むブナの巨樹、別名アガリコ大王、伏流水が溢れ出る出壺、画になる元滝、汲んで帰りたい湧水・・・。
でも今回はパスして奥の細道ルートを優先!ということになる。

7:20   蚶満寺(かんまんじ)

蚶満寺は平安時代建立の古寺。芭蕉が訪ねたころ(1689年6月16、17日は蚶満寺から象潟の島々が一望できた。
しかし、芭蕉が訪ねたとき
はあいにくの雨である。

   
象潟や雨に西施がねぶの花(芭蕉)

雨にけぶる象潟は悩める美女西施を思わせる合歓の花の風情と通い合い、美しくもさびしさを深めている(岩波文庫/おくのほそ道 から)



蚶満寺の山門


蚶満寺


合歓の花が咲く









8:00 九十九島の散策


かつて海上に九十九の島が浮かんでいた象潟。
しかし、芭蕉が訪れてから約百年後、大地震で土地が隆起し、入江が消滅。海上に浮かんでいた島々は、今は田んぼの中にポツポツと浮かんでいる。

その九十九島を歩いてみることにした。
これまで何回か象潟を訪れてはいたが、初めてだ。
散策のコースを示す小さな案内板が所々に立っている。
むこうから自転車を押しながら小柄なおばあちゃんがやってきた。
荷台の段ボールにはナス、トマト、キュウリなどが一杯。
挨拶して、しばらく立ち話しをする。


80歳になったので車の免許を返納した、
代わりにこうして自転車に乗っているけどやっぱり不便、
この辺りには仕事がないので若い人は外へ出て行ってしまう、
この夏は日照りが多くて稲の生育がよくない、この時期はたまに雨にあたらないとダメなんだ・・


いろいろと世間話をしてくれた。
ナス持っていかないか?・・といわれたのだが、旅の途中の身、残念ながらお断りするしかなかった。


田んぼの中に点在する島(小さい丘)はなかなかに不思議な光景である。海中に浮かぶ姿を想像しながら島を巡り歩き、締めに蚶満寺を見学した。


昔、象潟について書いたことがある(「温泉めぐり紀行」はココ)。




自転車でおばあちゃんがやってきた












これを辿っていけばいい




10:05
再び道の駅「ねむの丘」

象潟郷土資料館でスタンプを押し、再び道の駅「ねむの丘」に戻ってきた。お目当ては4Fの展望風呂。
湯ぶねから眼下に広がる日本海を眺める贅沢を味わう。
汗を流しさっぱりして着替えた。


11:00 道の駅出発

国道7号線を走る。街道沿いの鮮魚店で象潟名物の天然岩ガキを食べる。昼食:丸亀製麺でウドンと親子丼
7号線をはずれ長沼温泉:「ぽっぽの湯」に入る。

         


14:25 羽黒山・五重塔

国宝の羽黒山・五重塔は11月4日まで特別公開中。
この情報を教えてくれたのは新庄駅内観光センターの女性だ。
6月に仙台、寒河江などを旅した際、ぜひ行くといいですよと勧めてくれた。

 以前、京都・東寺の五重塔の特別公開も観たが内部は四方に仏像が安置され壁画も豪華絢爛であった。
これにくらべ、羽黒山五重塔は実に簡素で心柱を仰ぎみたが、むしろその潔さが心地よかった。

これまでいく度となくこの五重塔を訪ねているが、その姿はいつ観ても凜とした美しさがある(「温泉めぐり紀行はココ」)。






特別公開中




羽黒山五重塔




15:15  文下の大ケヤキを観る
(樹齢800~900年)

        


15:45  善宝寺 読経がきこえてきた

         

17:00  湯野浜温泉 共同湯「下区公衆浴場」に入る

          


18:30   鶴岡YHに到着
 素泊まり2820円(会員料金)

泊まり客は私と中高生ら10人。
部屋は2段ベッドが一つの個室。
エアコンはなく扇風機で涼をとる。
管理人さんは若い方でまじめそうなひとだ。

昨日、一昨日と車中泊だったので平らな寝床がありがたい。
部屋にはTVもないので食後は寝るしかない。
夕食は、コンビニの食材で済ませた。

今日は125キロの道程だった。ここまで延べ1500キロ。

 
  鶴岡ユースホステル やや古びた印象
 


746.ぶじ帰宅

2018-08-12 | おくのほそ道たび紀行

8月9日(木)夜7時半、
12
日間にわたる東北・みちのく旅から帰ってきた。
先月29日夜に出発し、
福島、宮城、岩手では災害復興の状況をみてきた。防潮堤、土地のかさ上げ工事、住宅建設が進んでいる様子だが、その一方、石巻市の大川小学校跡地ではこころが傷んだ。

そして、
東北を代表する祭りである青森のねぶた、さらに秋田で竿灯を見物。
熱い東北魂をじかに肌で感じた祭りだった。

そして旅の後半は「奥の細道風景地」を訪ねる旅。
日本海沿岸を下り、松尾芭蕉の足跡をたしかめつつ、
味わいつつゴールの大垣市「奥の細道むすびの地記念館」を目指した。
この間、天気にも恵まれ、傘は一度として使うことはなかった。
旅の様子はこれからぽちぽちと・・・・・。






 


▼期   間 2018年7月29日~8月9

▼走行距離  2780 キロ
 
         1日の平均走行距離 230キロ
         (MIN 96 キロ
  MAX426 キロ)

▼宿   泊  11泊12日  
           車中泊3、旅館1、ホテル4、
              ユースホステル1、
ウィークリーマンション1

▼入湯温泉数 15ケ所

▼撮影枚数   2000枚





 



岩手県 浄土ヶ浜


ねぶた


竿灯




744 敦賀へ

2018-08-07 | おくのほそ道たび紀行

昨日は小川温泉、神代温泉を楽しむ。

市振宿のシンボルだった松が枯れてたのは残念だった。

旅も9日目。

那谷寺、山中温泉など芭蕉ゆかりの地を訪ねる。

敦賀までの旅。

 


743 鶴岡そして新潟

2018-08-05 | おくのほそ道たび紀行

秋田で竿灯祭りみて、象潟町へ。

翌日、島巡りで汗

をかき、名物の岩がき食べる。

鶴岡のユースホステル泊まり。

そして今日はあつみ温泉、瀬波温泉など湯ざんまいの一日だった。

旅も後半戦。

明日は一気に富山県高岡まて日本海沿岸をはしる。