温泉めぐり紀行

丹沢の新緑(2022年5月)

721.横浜美術館

2018-04-28 | 暮らし

連休初日の4月28日。快晴。
横浜美術館で開催中の「ヌード NUDE 英国テート・コレクションより」を観てきた(1500円)。この美術館は初めて。

今回の目玉はロダンの代表作であり、男女の愛を永遠にとどめた《接吻》のブロンズ像。
案内によると
「高さ180センチ余りのスケールで制作された迫力の大理石像は世界にわずか3体限り。そのうちの一体がついに日本初公開」とある。

職員2名が見守り、見物客の多い中で鑑賞。
足や手のサイズは普通より1.5倍はあるだろうか、肩や背中の筋肉が盛り上がり、とにかく造形がでかい。
粋な計らいなのだが、このブロンズ像だけが撮影OK。

この展覧会の様子は5月1日(火)夜9時から 
  BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」で放送予定。





みなとみらい地区に暑い日射しが注ぐ 私の好きな道


横浜美術館前








実物はほんとに大きい ついつい激写



このブロンズ像以外では、「身体の政治性
」のようなテーマごとに絵画が展示されている。
しかし、正直なところ全く面白くない。私の感性と共鳴しない退屈な作品ばかりが続く。抽象画などグロテスクな印象しか残らなかった。
やはり私はホキ美術館にあったような写実画の方を選ぶなぁ。ついでに美術館コレクションも観てまわったが、これといった作品もなく早々に退館。
建物は立派だが至極凡庸な美術館といった印象だった。

外に出ると明るい春の日射しがまぶしい。
このあたりのビル、マンションそして街路樹が創りだす都市空間が素晴らしい。人工的ではあるが、こうした都会の風景がとてもすきだ。

携帯に連絡すると直ぐに返事のメールが返ってきた。
というわけで
楽譜の調達が終わった奥さんと横浜駅で待ち合わせすることに。
美術館から横浜駅まで歩く。暑い。
新高島駅辺りは建築工事中のため迂回させられる。
この周辺は空地がたくさんあるので、まだまだ高層のマンションやら商業ビルが建つにちがいない。
ニッサン本社ビルを抜け、横浜駅東口から西口へと向かう。

ジョイナス地下2階の「えん」でいランチ。
ここはよく利用する店である。
奥行きがあって結構広い店構え。
炎天下を歩いてきたので私は生ビールを追加。
昼間から赤い顔して街中を歩くことになった。



スタバが似合う街


子ども達は水と戯れる


都市美の象徴のような光景 ベイクォーターから遊覧船がでる


ニッサン本社のショールーム

ランチ(1080円) ブタバラ炒め ごはん 味噌汁 おかわり可


 


720.ホキ美術館

2018-04-26 | 暮らし


うわぁ、この女性(ひと)背中がキレイ!!

若き女性のヌード画の前でおばちゃんたちが口々に賞賛、感嘆している。
ただの画ではない。
それは写真のように超精密な写実画である。

モデルの裸体のなんと美しいことか。
肌のぬくもりが画から伝わってくる。
それでいてなんとも言えぬ品の良い凜としたオーラを放っている。素晴らしい!としか言いようがない。
私もこの画の前で釘付けになった。



ここは「ホキ美術館(千葉市緑区)。
写実絵画専門の美術館である。
2010年3月に個人で開館した知る人ぞ知る有名な美術館らしい。
創設者・保木将夫氏の写実絵画コレクション450点から選りすぐりの作品が展示されている。
地上1階から地下2階まで9つあるギャラリーはゆるやかに湾曲していて奥行き感を演出し、さらに美術館では珍しい自然光をとりいれる工夫がある。

冒頭のヌード絵画は森本草介の数ある作品のひとつ。
森本は1937年生まれ、東京芸大出身で父、息子とも親子三代の画家一家。森本は2015
年に亡くなったが、1980年代に一人の女性モデルをずっと描き続けてきた。

このモデルがとても美しい。
横顔は浅田真央ちゃんにとても似ている。
常設展示されている森本の作品、「横になるポーズ」「コーヒータイム」「初夏の頃」「モノクロームの肖像」「午後のくつろぎ」「刺繍する女」などいずれの作品もこの女性をモデルに描いている。
これらの作品がネットやYoutubeにアップされてるのをみて、あらためて森本草介という人がすごい画家であることを知った。

ギャラリーには他の作家による風景画も展示されている。
あきれるほど超精密に描く技量ってどれほどのものか。
画家たちの緻密な持続エネルギーに脱帽である。
昨年11月、三井記念美術館館で観た「驚異の超絶技巧展」でも感じたことだ。


またひとつ素晴らしい美術館を知ることができた。
まだまだ知らないことがたくさんあって面白い。
ただ、この美術館はとても遠い。
アクアラインを使っても我が家から100キロは超える。
でもまぁ、千葉側へ渡ってしまえば田畑や雑木林の広がる里山風景のなかをのんびりドライブできる。


今日は(4月26日
前日の春嵐の雨がチリを落としたせいか、
スッキリした快晴だった。
いいとこめっけた日帰りクルマ旅だった。




駐車場から  ユニークな建築物 

空中に浮いている1階ギャラリー


エントランス    *65才以上は1300円  何度でも出入りできる


 


719.近江ひとり旅⑤番外編

2018-04-22 | 旅の空

昨日で(2018年3月14日)とりあえず湖東三山巡りを終えた。
これで旅の目的の半分は消化したことになる。
そして、
今日の目的地は愛知県小牧市の田縣神社
毎年3月15日に執り行われる「豊年祭」を観に行く。
前々から一度は観てみたいと思っていた祭りをやっと観ることができる。
事前に田縣神社のホームページで祭りの出発時間やコースは調べてある。午後2時に神明社をでて田縣神社へと向かうことになっている。

彦根から小牧市まで高速を使えば短時間で行き着ける。
カーナビがそう教えてくれている。

ということは、
田縣神社に行くまで十分余裕があるということ。なので時間調整も兼ねて彦根城に立ち寄ることに。
考えてみれば、
これまで幾度となく彦根周辺に来ているのに一度もひこにゃんに会っていない。いい機会かも。
朝の天守閣からは市内がよく眺望できたし、城内の庭園もゆっくり散策できた。





庭園が見事





■田縣神社の豊年祭り


10時過ぎ、彦根ICから高速に入り、小牧ICでおりる。
田縣神社近くの駐車場はどこも満車だ。
しばらく走り、ヤマダ電機を見つけた。ここの駐車場に入れることにした。無料駐車は申し訳ないので、スマホのデータ転送用のケーブルを買う。
歩いて10分程の小牧原駅へ行き、田縣神社最寄りの田縣駅までの切符を買う。二駅で到着。

駅を下りるともう凄い人出だ。あちこちの交差点に誘導員が立って交通整理している。
皆さんが歩いてる道を一緒にぞろぞろと進む。
なんだか祭り気分が高揚してくる。
出発地の神社はもう人でいっぱいだ。
なんとか撮影場所を確保し、今か今かと待ちわびる。
地元の消防団、白装束の担ぎ手、宮司、巫女さん勢揃いしている。

祭りの熱気が最高潮に達し、ついに一行が出立した。
巫女さんが赤ちゃんを抱くように木彫りの男根(男茎形:おわせがた)を抱えている。
子孫繁栄、子宝を祈願する人はそのすべすべの頭をなでる。
いちおう経験のため私もなでさせてもらう。つるつるで気持ちよい感触だった。










そしていよいよ、
御輿に担がれた巨大な男根御輿が登場。
すごい、圧倒的な大きさと迫力だ。
正式には大男茎形(おおおわせがた)という。
木曽檜の長さ2メートル半、太さ60センチ、重さ300キロの巨大さである。
御輿の重さが100キロで陽根が300キロ、会わせて400キロを担ぎ通すのはきっと大変だろうね。
しかも途中でグルグルと左右に回転する見せ場もある。

祭りの様子はココのデジブックアルバムでもご覧いただけます






酒がどんどんふるまわれる


海外でも有名な祭りなのか、外人さんたちがニコニコしながら観ている。なんだかすごくゆるくて神聖なようで土着的な明るさに満ちた祭りだ。
そして道中では、どんどん酒やつまみが観客に配られ、見る方も盛り上がる楽しいまつりだ。

田縣神社の隣のスーパーの駐車場では、ビールケースを横にして即席椅子を用意され観客に開放されている。
御輿が田縣神社に到着し、無事奉納されたあとは餅撒きで祭りを締める。

餅はひとつもとれなかったけど楽しい祭りだったなぁ。
来て良かった、おもしろかったなぁ、そんなことをおもいながら駅へむかって歩き始めた。
ふと横をみると外人さんが餅を両手に持ってパクついている。

目が合ったので餅二つもひろったの?すごいねぇ、よかったねぇ!とジェスチャーで伝えた・・つもり。
すると、彼は
これあげるよ・・と右手の餅を私の眼の前に差し出した

いいよ、いいよ・・
といったのだが、
いいから、あげるよ・・ってオーラを強く感じたので、せっかくの好意だしな・・もらうことに決めた。
サンキュウ!!。(餅は家に帰ってから焼いて食べた)
さて今夜は犬山YH 泊まり。食事なしの素泊まりだ。





 犬山YH 和室に泊まった

 


■岐阜大仏

朝から雨。お湿り久しぶり。
泊まりは5人くらいのようだ。
朝風呂に入る。窓越しに雨が吹き付けているのかよく見える。

8時半、雨の中YHを出発。
今日の目的は、岐阜の大仏として有名な正法寺を訪ねる。

10時過ぎ、岐阜市大仏町の正法寺に到着。雨止まず。
大きい、想像よりずっと大きくて驚いた。
正面から大仏さんを見上げると、どこか田舎の好好爺みたいな素朴なお顔だ。
パンフレットによれば、
高さ13.7メートル、顔の長さ3.63メートル、耳の長さ2.12メートル、大銀杏を真柱として木で骨格を組み、外部を竹材で編んで粘土を塗り、観音経などを貼ってその上から漆を施し、金箔をおいた乾漆仏である。

11代惟中和尚、12代肯宗和尚が各地を托鉢して寄付を集め、38年の歳月を要して天保3年(1833年)にやっと完成をみたとのこと。
正法寺のすぐ近くに妙照寺が建っている。
1668年、岐阜を訪れた松尾芭蕉はこの妙照寺の庫裏に1ケ月ほど滞在した。このとき芭蕉は25才。2年前、主君の藤堂義忠が逝去し、身の行く末を案じてたと想うのだが、この頃の芭蕉の詳細は不明である。

若き芭蕉がひと月ものあいだこの町で何をして過ごしていたのか想像が脹らむばかり。
川原町の古い街並みや長良川の鵜飼いも見物したにちがいない。
その後、芭蕉は29才で江戸へ下り、さらに「奥の細道」の旅に出たのは1689年、46才のときである。


さて、今日は名古屋市内にでも泊まろうかと考えていたが、この雨降りの様子では気も進まない。
モチベーションが下がってきたので、予定を切り上げて今日帰宅することにした。
ガソリン補給し、14時ころ岐阜各務原ICに入る。途中のSAでちょこちょこ休憩する。

東名の上り方面で赤福を売っている最後のSAが上郷SA
ここで土産に赤福3箱購入。
神奈川県内に入り、足柄SAにある金時湯に入って時間調整。午前0時過ぎに横浜町田ICを出る。
これで深夜割引30%が適用される。

ここまで往復1085キロ。
"
漂白のおもひ"が満たされたクルマ旅であった。



正法寺











白梅が咲く妙照寺

川原町の古い街並み この先に長良川が流れている










718.ランチコンサート

2018-04-19 | 暮らし

■ランチコンサート
 
 先日、磯子区のレストランでランチコンサートがあった。
店内は予約のお客さん30人ほどで満席(料理代込みで3000円)。
音楽好きのオーナーシェフが毎月1回、フルート、ヴァイオリン、ギターなど演奏家を招いてコンサートを開催している。
その演奏回数実に100回を超えている。
たしか4年前、雪の降った翌日、この店でトリオのメンバーはいちど演奏している。その縁で今回、またお呼ばれしたらしい。

定刻の午前11時半、ドレスに着替えた奥さんたちのピアノトリオが登場。
春の歌、アべマリアなど計10曲をお披露目、
演奏。

<ランチメニュー>  

オードブル 数種の春野菜の蒸し煮 コリアンダー風味

メイン    舌平目のムース包み アサリのクリームソース
デザート  グリーンピースのクレームプリュレとバニラのアイスクリーム


どれもおいしくいただきました。

 
オードブル





■久しぶりの映画


 娘(長女)から元スマップのメンバー、草薙、香取、稲垣が出演する映画のチケットが送られてきた。
長女はとにかく草薙の大ファン。
事務所をはなれた3人の活動を応援したいのだそうだ。
ひとりでチケットを5枚買い、自分はもう見たので招待するから観に行ってください・・・ということに。


というわけで奥さんと桜木町へ。
映画館はブルグ13。夜の桜木町、ひさしぶり。
日本丸、ランドマークタワー・・・ほんとここの夜景は見映えがする。

映画はよく分からないストーリーだったが、けっこう笑える
シーンがあった。案の定、若い人たちが多かった。
コアなファンがいるようだ。



 夕闇の桜木町駅をおりる     

  
シュールな笑いに満ちた映画でした

さて、見終わったのが午後の9時。
約束どおり、野毛の居酒屋「一の蔵」へ。
ここも久しぶりだ。
とりあえずビールで乾杯。
天ぷら、刺身、焼き鳥、ネギぬたがカウンターに並んだ。
これを肴に純米大吟醸、生酒などの日本酒セットを飲む。
帰宅は11時頃。


夜景が素晴らしい


日本丸


 桜木町に来たらココと決めている


 


717.近江ひとり旅④金剛輪寺・百済寺

2018-04-18 | 近江の観音巡り

三月の初旬は萌える新緑には早いし花もこれから。
中途半端でちょっと地味な季節といえる。
おかげで観光客も少ないのでマイペースで静かな観音めぐりができる。

■金剛輪寺

 西明寺から3キロ、湖東山三の2番目のお寺、金剛輪寺に到着。時間は午前11時半。
山門を入り、ゆるやかな石段をのぼっていくと受付所。
600円を払って先に進む。

日本庭園を拝観し、本堂へ。鎌倉期和様建造物の代表例として本堂(大悲閣)は国宝指定されている。
ご多分にもれず、この寺も織田信長による焼き討ちにあうが本堂、三重塔は難を逃れ、700年を超えて今の姿がある。

本堂内はひんやりした気が漂い、ふた抱えもある太い柱が堂を支える。
後陣にまわると重要文化財の仏像が建ち並んでいる。
とりわけ十一面観音立像は何度も見入ってしまった。
やさしい慈悲にみちた顔である。
堂内はもちろん撮影禁止である。なので、あちこちの寺巡りをしていると、どの寺がどんな様子だったか正確には思い出せなくなってしまう。
それでも、金剛輪寺の十一面観音立像は印象深く心に残った。



















■百済寺

びわ湖の東側の山中にある天台の三ケ寺、西明寺、金剛輪寺、百済寺は「湖東三山」を呼ばれ、なかでも最古の寺が百済寺である。
1400年前の飛鳥時代、聖徳太子の発願によって建立されたという古刹である。

喜見院の庭園を愛でたあと、ゆるやかに続く石段を進むとやがて仁王門。大きな草鞋が両側にかかっている。
金剛力士像に挨拶し、さらに歩を進める。
ここは森の中。小鳥のさえずりが絶えず聞こえ、思わず佇んで聴き入ってしまう。木立の向こうで何か動くものがいる。
野生の猿だ。5~6頭いる。小猿もいるのできっと家族だろう。

「仁王門をくぐると、まるで空中に浮かんでいるかのように現れる」(五木寛之)という本堂。

実際に下から見上げるとこれは少しオーバーな表現だなと分かる。
他の寺と違ってここの本堂には寺の関係者がいない。無人ということ。
堂内には秘仏の十一面観音立像に代わって如意輪観音菩薩半跏思惟像二体が出迎えてくれる。
ライトアップされた菩薩像はなかなかになまめかしい。
親切なことに双眼鏡も用意されていて堂内の奥を眺めることができる。

百済寺の最盛期は三百余坊といわれるほどの僧坊を擁し、壮大な大寺院であった。
しかし、1573年、織田信長によって全山を焼かれ伽藍や寺宝を失い、ついに廃寺に追い込まれる。その後、1650年に本堂、仁王門、山門が再建され、今日に至っている。

近江地方は奥深い歴史が刻まれている。



















 


716.PSA検査

2018-04-16 | 前立腺がんリポート


今日、2018年4月15日は半年に1回のPSA検査の日。

結果は0.033です。変動の範囲内ですね。
手術してから、えぇ~と4年2ケ月ですね。
手術で前立腺ガンをきれいに取り切れてますからね、順調だと思います。
また半年後に検査していきましょう。
次回は10月15日を予約にいれますね。

  
  「医者 イラスト」の画像検索結果


泌尿器科部長のT医師さんの話しを聞いてホットする。
毎度のことだが検査結果を聞くまではほんとにハラハラドキドキものだ。

次はわたしの番というときになかなか名前が呼ばれない。
なにか検査結果に異常があったのだろうか、
どう伝えるか思案してるのではないだろうか。

悪い方へ悪い方へとネガティブ思考についなってしまう。

支払いを済ませ、病院を出ると足が軽く感じた。
手術後のPSAの推移は次のとおり。











715.映画 「槌音」 

2018-04-14 | 暮らし

岩手県大槌町の作品上映会(「槌音」2011年、「ちかくてとおい」2015年の2本)があることを知ったのは2日前。
毎日新聞のちいさな記事だった。

4月14日、土曜日。
会場は県民活動サポートセンター2階。
観客は約100名。
上映に先立ち、大槌出身の大久保監督の挨拶があった。
30才前後の若い人だ。
震災後、建物が解体されかさ上げ工事が進むなか、かつての町と暮らしの記憶が土に埋もれていく、ここに確かな町の暮らしと歴史があったことを後生に伝えたい・・・。
大槌町役場の近くで生まれ育った大久保監督はそう決意し、撮影を始めた、と言う。

ところで去年の今頃(3月20日)、わたしは大槌町を訪ねた。
確かにかさ上げ工事が進み広々と宅地が広がっていた。
しかし、家があまり建ってない。
がらんと殺風景な町だった。

ボランティア活動の拠点だった旧大槌小学校も解体され更地になっていたし、
小学校前にあるプレハブ造りの仮設商店街もボランティアが減ったことで痛手をうけているようだった。
震災後7年が経ち、単に支援活動するだけのステージは終わり、どう関わればよいのか難しい局面になってきたといえる。

作品は津波で流される前の町の映像と震災直後の映像を交互に編集した鎮魂詩である。
たとえば震災前の祭りの映像で元気に踊っているお母さん、子どもたち・・震災でどうされたか気になって仕方がない。

そんなこんなを想い描きながら映画を見終わった。












岩手県大槌町の様子 2017年3月20日撮影


 

 
かさ上げ工事
 

旧大槌小学校の跡地

仮設商店街 食堂も毎日は開けていない。



造成された旧市街地




高台から


 


714.山梨の桃花

2018-04-06 | 暮らし

山梨県・韮崎までひと走りしてきた、車で。
狙いは桃の花。
テレビで桃の里、一宮の桃畑が満開だと報じていたので、ついその気になった。

新緑の412号線を走り、相模湖ICから中央高速へ。
春がすみいうやつで山並みがはっきりしない。
韮崎ICでおりて新府城跡へと向かう。
たぶん10年以上前だとおもうが近所の皆さんと来たことがある。
そのとき、菜の花と桃の花のコントラストがとても鮮やかだったことを思いだしていた。

撮影スポットとして有名なのだろう、駐車場には関東各地のナンバーが並んでいる。
たしかに今が満開。
しかし、その一方で農家の皆さんは桃の花の摘花作業に追われている。間引いて適度な花付きにしないと実が大きくならないようだ。
青空とピンク色に染まった丘がよく似合う。
ついつい激写に走ってしまい、スマホでも何枚か撮って奥さんに送ってあげた。

桃畑のデジブックアルバムはココ



桃満開



ここは韮崎なので、
ついでといっては何だがあそこに行ってみることにした。
そう、数年前ノーベル賞を受賞した大村先生が建てた美術館と日帰り温泉施設・白山温泉だ。
受賞フィーバーしていたその頃、奥さんと訪ねたことがある。
受賞祝いで特別無料開放されていた美術館に入り、そして温泉施設へ。

露天風呂に入っていたらTVクルーが取材させて下さい、とやってきた。
日本テレビ「スッキリ」という朝の情報番組。露天風呂に入ってのTVレポーターとのやり取りがあった。

翌日、放送された番組を見たら、頭に黄色いタオルをのせたわたしの姿もしっかり映っていた。
ご近所の方もみてたらしくご主人写ってましたよね?さっそく反響があった。


そんな話しを受付のおばちゃんに話すと、それはいい思い出になりましたねぇ、と笑ってた。
さすがに当時ほど押しかける人は少なくなったとのことだ。
帰りは毎度の「みたまの湯」に入ってから帰宅。


日帰り温泉の白山温泉



 


713.花も団子も

2018-04-01 | 暮らし


うなぎ、食べにいきましょうか


奥さんからうれしい誘いの言葉。

もちろん、行く行く、行ききましょう・・である。

東海相模の高校野球中継の試合結果も気になるが
食い気が勝ってでかけることにした。

いつもだと浅草の「うな鐵」へ足を延ばすのだが、電車に乗っていくには少々かったるい。
スマホで検索したら割と近場にあることが分かった。
初めて行く店なのでどんな味を提供してくれるのか心配ではあった、が、食べてみて心配無用であった。
この後、毎年きれいに咲く花桃を観に行った。




花桃と桜




ハナニラの群生