温泉めぐり紀行

丹沢の新緑(2022年5月)

849.政権直撃 コロナショック

2020-02-29 | 暮らし

安倍政権もいよいよ末期段階なのか。支持率低下の歯止めに躍起のアベちゃんである。

イベントの自粛要請に加え、2月29日、突然、小中学校の全国一斉休校要請を公表した。

父母や教育現場で働く関係者にとっては寝耳に水の唐突なハナシである。

前日、コロナウィルス陽性患者が最も多い北海道で知事が緊急記者会見を開き、

全道の小中学校の休校を公表した。

この北海道知事の思い切った措置を目にした国民の目から見れば、

アベちゃんの記者会見は、知事会見の二番煎じとなってしまい、ことさら印象が薄い。

首相官邸は知事に先を越されたと、さぞかしホゾをかんだことだろう。

それだけ北海道知事の政治決断は見事なのだ。

 

それにつけても・・安倍政権である。

コロナ対策に関する二転三転する方針、朝令暮改の政府の迷走ぶりを見ると

アベちゃんがいくら国民に協力を呼びかけても、はなはだ説得力に欠ける。

あるものをないといい、ないものをあるというごまかしのアベ政治の手法が招いた災禍である。

 

「モリカケ問題」や「桜を見る会」などここ何年も不毛な国会風景やアベ政治を見せつけられ、

一向にけじめのない政治(家)にこんなもんだという一種の諦めの空気が漂っている。

もう、とっくに飽いているのだ。

私の周りにも、あの顔がTVに出てくるとチャンネルを変えちゃうという人が多くなってきた。

国民の間に政治・政府に対するすっきりした信頼の雰囲気が欠けている。

それでも支持率が約4割もあることが信じられないのだが、

利用価値があるとみる人たちがそれだけいるということなんだろうか。

 

TVを見ていたら、SNSでトイレットペーパーがなくなるというデマが拡散し、

スーパーなどに客が殺到する騒ぎが全国で起きている。

この風景は既視感がある。ほぼ半世紀前の1973年の石油ショックの時も同じ現象が起きたのだ。

世の中に漠然とした不安心理が蔓延している証左である。

 

こういうときこそ政治家の出番なのだが、いかんせんアベちゃんにはその力量に欠ける。

もはや内向き政治、官邸主導の忖度政治の限界といっていい。国会議員も霞ヶ関官僚も首相官邸からの

指示待ちに慣れきって、思考停止、機能不全に陥っているのではないか。

できれば認めたくはないが、今回のコロナ危機に直面し、日本型組織の脆弱性、硬直性が露出してしまった。

 

何はともあれリーダーとしてのアベちゃんの資質に ? がつくのはやむを得ない。

国会のヤジに見るアベちゃんの幼児性を指摘し、

彼がいざというとき冷静さを失わずに判断できるかどうか懸念する声もあがっている。

毎日新聞の与良正男専門編集委員が執筆する水曜日・夕刊の「特集ワイド」。

このコラムは一読の価値があるので引用してみる。

その後の報道によれば、全国一斉休校はアベちゃん単独の政治の判断だったとか。

どこまで国民生活への影響を想像し、冷静に判断したのか疑問を抱くのは私だけではあるまい。


            <2020年2月19日のコラム>

 

 

            <2020年2月26日のコラム>


 

2020年3月1日午後11時時点

■厚労省などによる国内で確認された新型コロナウィルスの感染者   961人
 

■都道府県 24人

北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、高知、徳島、福岡、熊本、沖縄
 

■死 者  12人



 


848.新コロナウイルスの感染拡大

2020-02-26 | 暮らし

新コロナウイルスの感染拡大が止まらない。

政府の稚拙な対応を批判しても仕方ないが、25日やっとコロナウイルス対策基本方針が公表された。

もはや全国どこにいても感染するリスク段階に入ったようだ。

これを受けて電通、資生堂などの企業は出社禁止措置をとったし、

人の集まる会議やイベント、Jリーグ、プロ野球などが相次いで中止、延期に追い込まれている。

 

そして影響は私の身近なところまで波及し、さきほどケアプラザから

来月の体操教室は中止するとの電話があったばかり。

ここ1~2週間の取り組みが陽性患者数の推移を左右すると専門家はいう。

WHOも中国への忖度を捨ててパンデミックを宣言する段階にきたのではないか。

現にリスク回避姿勢で世界同時株安が起きてるし、

日経平均株価は先週末からの下落幅が一時1000円を突破した。

世界経済も、そして夏に控える日本でのオリンピックも怪しくなってきた。

 

まぁ、それはさておき、とりあえず外出したら手洗いとうがいだ。

体力・免疫力を上げるためには基礎体温を上げ、よく食べ、よく寝て、よく笑ってコロナウィルスを

寄せ付けないようにするっきゃないよね・・と奥さんと話している。

今日のように朝から冷たい雨が降ってる日のお昼は熱~いうどんに限る・・

ということで

台所に立ち、白菜、ネギ、鶏肉、卵のはいった具だくさんのうどんを作った。

        

うどん、美味し~い、と満足げの奥さん。食べ終わる頃には体がホッカホカになった。

コロナウィルスのコロナってトヨタの車のコロナと関係あるの ?って奥さんに訊かれたけど

こういう人にはウイルスは絶対にやって来ないと思う。

 


 

 

 

 

 

 

 

 


847.記念日

2020-02-18 | 暮らし

さっきまですっかり忘れていたが、

2月18日は前立腺がんの手術日だった。

その夜、病院のベッドの上で痛みに耐えていた・・・

そして6年後、こんな安穏な日を迎えられるなんて。

4月、年1回のPSA検査を行う。

・・・・・・・・・・・・・・

ところで

今日はランチコンサート。

奥さんとチェリストのYさんを乗せ、会場のレストランに10時頃に到着。

ヴァイオリンのCさんと合流し事前練習。

募集定員の35名がテーブルに着き、定刻に演奏が始まった。

やはり、カッチーニのアヴェマリアが秀逸。美しい曲だ。

食事も美味しくいただき午後2時ころにお開き。

 


 


846.Birthday & 河津桜

2020-02-14 | 暮らし

お誕生日おめでとう!!

朝飯のとき奥さんがそう言って小さな包みを渡してくれた。

今日2月14日はわたしのbirthday。

よくまぁ、ここまで生きてきたもんだよねぇ

そうねぇ、去年は(学生時代の) YさんにNさん、(幼なじみの)Kさん、Sさんももういないしね

まぁ、この年までこれたというのは奇跡としかいいようがないね

・・・・

ところで小さな包みの中身は・・・

アーノルド・パーマーのサイフ (鹿革製) だった。(けっこう高かったんじゃないだろうか)

奥さん、私のサイフがボロボロになったのを知ってたようだ。

ありがとうございます。

明日は、長女夫婦が孫たちととともにお祝いに来てくれるとのこと。

餃子を作ってお迎えしよう。

 

ところで昨日(2月13日)、すこし風邪気味だったが思いきって花を見に出かけた。

熱はないのだが鼻水が出る。腰回りがスースーする。

出かける目的地は京急・三浦海岸駅。

そこから徒歩10分。

早咲きの河津桜と菜の花そして赤い電車とのコントラストが絵になる名所である。

朝方の雨が嘘のように晴れ上がり、この景色を楽しみに多くの観光客が歩いている。

河津桜は八分咲き。
 
一週間後ぐらいが満開かもしれない。
 
 
近くの「小松が池」に足を運ぶ人も多い。
 
ここから終点の三崎口駅まで1.3キロ、三浦海岸駅へは1.0キロなので中間地点である。
 
どっちへ歩いてもいいのだが三浦海岸駅へと戻ることにした。
 
 
京急の電車に乗るといつも思うのだが
 
100キロ超えのスピードもさることながら、乗り心地がいいのだ。
 
停車時のガックンとした不快な揺れもないしスムーズな停止を実現している。
 
運転手の腕がいいのか制御装置のソフトが優れているのかどうか分からないが、
 
とりわけ私が感心しているのは座席のシート、座面の作りである。
 
固くなく、かといって柔らかくもない実に座り心地の良いクッションなのだ。
 
たぶん首都圏の私鉄の中でピカイチではないか。
 
 
それにしても鼻水がとまらない。
 
しつこい症状だ。
 
13日に新型肺炎で国内初の死者が神奈川県で発生したけれど
 
この鼻水は新型コロナちゃんではないだろうな。
 


 

 


845.朗読ライブ

2020-02-10 | 暮らし

昨日、2月9日(日)、奥さんと朗読ライブに行ってきた。

会場は「港の見える丘公園」の真ん前に建つ「ポートヒル横浜4F」。

根岸線石川町で降り、元町商店街を抜けて急な坂道を上がれば「港の見える丘公園」だ。

空気が冷たいせいか空がどこまでも澄んでいる。

都内の高層ビルやスカイツリー、そして房総半島の製鉄所がみえる。

足下には大桟橋、マリンタワー、ベイブリッジにつながる高速道路がくっきり。

ベイブリッジの先、大黒ふ頭には例の新型肺炎患者が出たため係留されたままの豪華客船が見えた。

 

横浜元町

港の見える丘公園  ここから眺める横浜港が素晴らしい

ベイブリッジの先にダイアモンドプリンセス号が停泊中

ポートヒル横浜

・・・・

定刻が近づくに連れどんどんお客さんが詰めかけ、

100名を超えてしまった。このため、急遽、椅子を用意するなど開演時刻がやや遅れた。

読み手はAさん。

長く朗読活動を続けている小学校の先生である。

小柄な体を和装で包み、ボーイッシュな刈り上げがよく似合う女性(ひと)です。

朗読は「雪とパイナップル」(鎌田實著)、「セロ弾きのゴーシュ」(宮沢賢治)。

「雪とパイナップル」は鎌田實がチェルノブイリ原発事故で白血病になった子供たちを救う活動の

なかから生まれた作品。

人の声を通して聞くと、

活字に命が吹き込まれ温かみのある言葉が立ちのぼる。

感動で不覚にも涙があふれ出た。

そしてピアノ、チェロの演奏が物語に抑揚を与えている。

 

そのチェロ奏者は奥さんのピアノトリオのメンバーのひとり。

トリオは来週、フレンチレストランでランチコンサートをやる予定だ。

というわけで奥さんも追い込みの練習に入っている。

 

関内駅への帰り道、「中華街」を通ってきたが人が少なくガラガラ。

こんな閑散とした中華街を見たのは初めてである。

やはり新型コロナ肺炎流行の影響だろう。

 

 

開演30分前

イギリス館

閑散とした横浜中華街

 


 

 


844.ロウバイ祭り

2020-02-03 | 暮らし

2020年の2月3日(月)。節分。

今日も暖かな好天だ。

昨日、群馬県高崎まで往復してきた。

宮古島の碧い海をボーと眺めてみたいという91歳のおばあちゃん。

その希望をかなえるため、娘である奥さんと2泊3日の旅にでかけ、

一昨日、羽田から夜遅くに帰ってきた。

最終日に青空がのぞき、空の青と海の碧を十二分に堪能したようだ。

そして昨日の午後。

奥さんも同乗し、おばあちゃんを高崎へ送り届けた。

圏央道も関越も午後の時間帯のせいもスイスイ。

高崎の実家近くの店に入り、3人で夕食をとり、新聞・チラシの束を積み込んでUターン。

これで大きい行事が終わったわ、と奥さん一息。親孝行、お疲れさんでした。

 

ところで今日は、丹沢の「葛葉の泉(秦野)」へ水を汲みにでかけた。

さいわい誰もいなかったので

20リットルポリタン1個とペットボトル9本にゆっくり汲むことができた。

フレッシュな自然水を沸かしてcoffeeをいれ、しばしの休息。

  

この季節の花はなんといってもロウバイ。

水汲みを終え、ロウバイを見に国道246へ戻り、松田町・寄(やどりき)へ向かった。

このところ毎年のように通ってる花スポットだ。

駐車場に車をおいて坂を登り、入場料300円を払ってロウバイ林へ。

ロウバイの柑橘系の爽やかな香り包まれながら園内を散策し、写真を撮る。

満開を少し過ぎてる気もするが見応えはある。

以前には見かけなかった隣接する斜面にもロウバイが咲いている。

どうやら毎年、植林してるようだ。

「ロウバイまつり」は1月11日から今月の11日まで。

帰りに切り花を買って家の玄関に飾ったところ

ロウバイのさわやかな香りが部屋いっぱいに広がった。

これは「葛葉の泉」で見たもの 触ろうとしたらフワフワと飛んでいってしまった