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温泉めぐり紀行

メタセコイア並木(滋賀県 2025年5月)

54.放浪の誘惑(Ⅰ)

2010-05-21 | 温泉探訪

昨年は、マンションの理事と地域の自治会役員が重なり、

ほとんどの土日がこれらにとられた。

しかし、忙中閑あり。その忙しいまっただ中の六月、

放浪癖の気分に従って車に滑り込み、エンジンキーをまわした。

その行き着いた先とは・・・・・

本文は「no25.pdf」をダウンロード  してお読み下さい。

  

    P1020870 

       (利尻富士/2009年6月)


52.信州飯山の春

2010-05-11 | 温泉探訪

GWを利用して北信州の飯山へ出かけた。

四月下旬にオープンした「高橋まゆみ人形館」がお目当てだ。

七年間にわたり全国を旅し、180万人が笑い、涙した人形達が

生まれた故郷、飯山に帰ってきた。

たくさんのお爺さん、お婆さんたちの素朴な表情に作家のこころが吹き込まれている。

そんな中である老夫婦の人形の前で足が止まってしまった。

夫の帰りを待って雪降る外で立ちつくすアルツハイマーの妻。

外出先から酔って帰ってくると雪にまみれた妻の姿を見て驚く夫。

妻の肩をいとおしく抱くその人形にはちょっとこころを揺さぶられ、涙がにじんで仕方がなかった。

年をとると涙もろくなるというが、その話をすると

それだけ心が豊かになったということなんじゃない、と五歳年下の妻が言う。

音楽家らしいそのことばに、そういうものか、と妙に納得したのだった。

本文は「no24.pdf」をダウンロード  してお読み下さい。

・・・・・・・

考えてみると、

涙腺が "壊れ" 始めたのは、どうもあのときからだとおもう。

四年前の長女の結婚式。

バージンロードを歩くのは娘をもつ父親の特権だそうだが、

ドレスの裾を踏まないようにしなきゃね、と娘と冗談を交わす余裕があったのに

祝福の中を歩き出し、あと数歩というところで妻と眼があった。

嬉し泣きのような妻のその表情をみたとき、ラムネをポンと開けたときのように

感情の泡が突然のど元に突き上げてきた。

不意をついて現れた声にならない慟哭が一気に体中をかけめぐり、目の前がにじんだ。

賛美歌が終わるまで間、妻がそっと渡してくれたハンカチで幾度も目頭をぬぐった。

不意打ちのように湧いてきた思いがけない感情の発露に最も驚いたのは

私自身でもあった。

二年後の長男の結婚式。最後の挨拶に事前にあれも、これもと考えていたのに、

再び不意の泪に負けてしまい、いくじのない挨拶になってしまった。

そして、昨年、次女の結婚披露宴では自然の感情に身を委ねたのであった。

よきパートナーに恵まれ、あっという間に三人の子たちは巣立って行ってしまった。

仲良く、つつましく笑って暮らしている子らの家庭を見て、つくづく親の幸せを感じている。

   P1100211 

  (つくしとヒメオドリコソウ/2010年5月 飯山)  


38.ころがり出てきた雑誌「温泉四季」

2010-03-01 | 温泉探訪

部屋の模様替えをしてたら懐かしい雑誌が二冊ほど出てきた。

いまから19年も前の「温泉四季」という雑誌の

創刊号と第二号の二冊である。

その連載記事のひとつに箱根湯本在住(当時)の画家、

平賀敬(1936-2000)の温泉日記があった。

酒好きでどこか憎めない平賀の人物交流日誌だが、

その邸宅は現在、平賀敬美術館となっている。

何とその美術館内に素敵な温泉があるのだ。

大理石で造られた湯船に自然湧出の温泉があふれ出る。

真綿で優しく包み込むような、やわらかな温泉だった。

箱根はさすが懐深い。

<追記> 残念ながら平賀敬美術館は2018年8月に閉館となりました。

・・・

ころがり出た雑誌「温泉四季」の記事は次の「no21.pdf」を

クリックしてお読みください。

no21.pdf」をダウンロード

     P1110447  

     ( 「温泉四季」の創刊号と二号 )


34.信州の鎌倉、別所温泉

2010-02-16 | 温泉探訪

 

 

 2月1日に書いた「29.プチ温泉旅」の紀行文Versionです。

信州の鎌倉、別所温泉の記事は次の「no20.pdf」をクリックしてお読みください。

「no20.pdf」をダウンロード

     P1110288

                (松本城から。中央が常念岳)

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21.会津西街道と会津駒ヶ岳

2010-01-20 | 温泉探訪

年末、机のなかを整理してたら一枚の写真が出てきた。

登山服姿の親子四人が写っている。福島県のSさん一家だ。

会津駒ヶ岳でかれらと出合ったハプニングとは・・・・。

それは十五年ほど前のあぶなかったある出来事から・・・

「会津西街道と会津駒ヶ岳」の記事は次の「no19.pdf」を

  クリックしてお読みください。

「19.pdf」をダウンロード

Photo

旅の相棒 MARKⅡクォーリス  (北海道・美瑛で)

 

 

 


19.出張プラス温泉

2010-01-08 | 温泉探訪

出張で用事が済んだあと温泉地に向かう。これほど楽しみなことはない。

三十代の働き盛りのころ、出張ついでに各地の温泉地をよく探訪した。

「出張プラス温泉」の記事は次の「no9.pdf」をクリックしてお読みください。

「no9.pdf」をダウンロード

P1100675_2

中房温泉(信州)

 

 


16.鳥海山と象潟

2009-12-21 | 温泉探訪

松尾芭蕉も訪ねた秋田県の象潟(きさかた)。夏の朝、なんとも芳しい森林の香りが町全体を覆っている。

鳥海山の北麓、中島台キャンプ場はブナ林散策にはもってこいのロケーションである。

鳥海山の豊富な湧水が多くの命を育む。

鳥海山と象潟の記事は次の「no1.pdf」をクリックしてお読みください

「no1.pdf」をダウンロード 

P1000577 

     (出つぼ)

 


15.花咲温泉と川古温泉

2009-12-18 | 温泉探訪

草津温泉を筆頭に群馬県の温泉は実力派ぞろいである。

群馬の義父に上州の温泉へずいぶんと案内してもらった。

これが温泉に目覚めたきっかけだ。

その義父の十七回忌が来年となった。義母はますます元気である。

花咲温泉と川古温泉の記事は次のno17.pdfをクリックしてお読みください。

「no17.pdf」をダウンロード

    Dscf004299

       (菜の花公園と桜、 長野県飯山市)

 

 


14.やはり露天風呂が一番

2009-12-18 | 温泉探訪

温泉好きの四人のメンバーで北は北海道から南は九州鹿児島まで

実にいろいろな温泉地を訪ねてきた。もう二十数年続いている。

北海道の中央部の然別湖。その奥深くに秘湯、菅野温泉がたたずむ。

「やはり露天風呂が一番」の記事は次のno16.pdfをクリックしてお読みください。

「no16.pdf」をダウンロード 

   

    Dscf0145

        (鹿児島県指宿の砂風呂)

 

 

 

 

 


13.温泉天国、北海道

2009-12-18 | 温泉探訪

北海道は温泉地数でいうと実は日本一。

何度行ってもつきることのない魅力のある土地である。

子供らが小さい頃、二度ほど北海道へ車で渡り、

半月ほど気ままな楽しいキャンプ旅をした。

そのせいかどうか分からないか息子はいま札幌に住んでいる。

カムイワッカの湯をはじめ、自然豊かな野天風呂が多い。

「温泉天国、北海道」の記事は次のno15.pdfをクリックしてお読みください。

「no15.pdf」をダウンロード

    P1020878

     (船の後をついてくるカモメ、そして利尻富士)

 

 

 

 


12.ブナの森、蔦温泉

2009-12-18 | 温泉探訪

青森県の蔦沼。

一周しても二時間たらずの散策路に次々と現れるブナの巨木たち。

新緑の季節、

森全体を支配するブナグリーンの光りのシャワー。

明治の紀行作家、大町桂月がすっかり虜になった蔦温泉の魅力とは・・

 

「ブナの森、蔦温泉」の記事は次のno14.pdfをクリックしてお読みください。

「no14.pdf」をダウンロード

    Dscf0080

         (蔦温泉の玄関)

 

 

 

 


11.五能線と海辺の温泉

2009-12-18 | 温泉探訪

温泉は概して海辺と川辺に多いものだ。

�・森・秋田の日本海をなぞるように走る五能線。

その沿線にある青森県・不老不死温泉。

日本海に沈む夕陽を浜辺の露天風呂に浸かりながら眺める。

至福の贅沢な一瞬である。

「五能線と海辺の温泉」の記事は次のno13.pdfをクリックしてお読みください。

「no13.pdf」をダウンロード

 Dscf0074       

    (海辺の不老不死温泉)

 

 


10.中央高速沿線の温泉

2009-12-18 | 温泉探訪

東名高速で名古屋の娘夫婦のところへ行った。

そのついでに中央高速沿線の温泉に入りながら帰ることにした。

中央高速は眺めもいいし、東名と違ってトラツクの数が少ないので走りやすい。

なので、ついつい山梨、松本、伊那方面へと足が向く。

「中央高速沿線の温泉」の記事は次の「no12.pdf」をクリックしてお読みください。

「no12.pdf」をダウンロード

       Dscf0029

                 (ブナの足許)