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温泉めぐり紀行

メタセコイア並木(滋賀県 2025年5月)

168.奈良三寺めぐり

2012-02-22 | 温泉探訪

先週、兵庫県尼崎まで往復1060キロ、一泊二日の車旅をしてきました

孫におひな様を届けるためです。

娘たちが子どもの頃に飾ったおひな様を宅配便で送ってあげようとしたところ、

営業所でやんわりと断られてしまった。

ガラスケースは壊れやすいし何よりも輸送中に人形が倒れて傷ついたりしたら・・・

という理由だった。

ならば、ということで「マイカー宅急便」となった次第。

娘は大変だからいいよ、というのだが半分、観光気分でいくから大丈夫といって

東名高速を走る宅配ドライバーになったのです。

・・・・・・・・・

夕方、いったん京都のICで降り、4時30分、真言宗総本山の東寺へ。

5時が閉館なので慌ただしく講堂へ直行し、大日如来、菩薩、帝釈天などの仏像と対面し、

金堂では薬師如来、日光菩薩に月光菩薩を拝観。

包み込まれるような安らぎと穏やかな時が過ぎていきます

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           東寺の五重塔

・・・・・・・・

娘宅に一泊した翌日、奈良を巡っていくことに・・・

雨あがりの唐招提寺は人も少なく、ゆっくりと見てまわれました。

優美な建物は心落ち着きます。薬師寺は歩いて10分程の近さ。

ちょうど東塔を大修理中で7年後に完成とのこと。

興福寺国宝館も観光客が少なく、

お目当ての「阿修羅像」を心ゆくまで鑑賞できました。

・・・・

奈良市内をしばらく走って再び東名に入り一路我が家をめざしました。

夜11時運転に疲れてきた頃、足柄SAの上りにお風呂があることを思いだし、

「時之栖(ときのすみか)」の炭酸泉浴場でしばし疲れを癒やして帰宅したのでした。

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166.秋田・玉川温泉で雪崩事故

2012-02-04 | 温泉探訪

2月1日、秋田県・玉川温泉 の岩盤浴場を雪崩が襲い、3人が亡くなられた。

表層雪崩のようだ。

玉川温泉の岩盤浴は天然記念物の北投石からでる微量の放射線がガンに効く

との風説で有名な温泉地。だから、医学的には治療困難な患者が

ワラをもつかむ思いで全国から玉川温泉にやってくる。ここが最後の砦なのだ。

6年前、

温泉仲間との湯巡り旅行の際に玉川温泉に立ち寄ったことがある。

写真はその時の撮ったものだが、5月なのに雪がまだ残っている。

あちこちから火山性ガスが吹き上げる河原に岩盤浴のテントが建っている。

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              2006年5月 秋田県・玉川温泉

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                 岩盤浴のテント

緑色のテントが岩盤浴の場所。おそらく、ここらあたりが雪崩に襲われたのだろう。

病を治しにやってきたのに災害にまきこまれ、ほんとうにお気の毒であった。

湯治場での雪崩事故というと6年前に秋田県・鶴の湯温泉旅館の事故が想い出される。

露天風呂に面した山から雪崩が発生し、従業員一名が亡くなり湯治客も重軽傷を負った事故だった。

その後、旅館では再発防止のため雪崩防護柵を設置する対策を講じたのだった。

・・

一方、玉川温泉の岩盤浴一帯はまったく雪崩対策がとられていなかった。

もともと火山地帯で地熱が高いことや100度近い源泉が大量に湧出していることから

雪は溶けて積もりにくい地勢なのだ。

だからだれもここで雪崩が起きるなんて考えも及ばなかった。

さらに、

このあたりは国有林で東北森林管理局が「社団法人玉川温泉研究会」(1943年設立)を通じて

浴場近くの4旅館が結成する「玉川温泉岩盤管理協会」に貸し出す形で運営されており

管理責任の所在があいまいだったことが背景にあるとの指摘もある。

岩盤浴は当面、使用禁止となっているのだが、

すがる思いで訪ねてくる湯治客からは早期再開を求める声も多いという(毎日新聞)。

今年の豪雪は罪深い。

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164.もう12湯入りました

2012-01-29 | 温泉探訪

昨日(28日)の朝、ズンと突き上げるような地震で目が覚めた。

震度3、震源は山梨県河口湖。

余震が何回かあった中で、ちょっとどうかなとは思ったが、

その震源に近い山梨県市川三郷町の「みたまの湯」に行ってきた。

午後に出発したので土曜日の中央高速は空いている。

みたまの湯は1月4日以来だ。

そのときは異常なくらい混んでいたのに今日は休憩室でゆっくりできた。

ここの露天風呂から見る甲府盆地の夜景は本当にぴかいちで、180度の展望が

目に飛び込んでくる。夜景がきれいなときは寒さが増す。

湯気がもうもうと立ち上がっている露天風呂に急いで飛び込む。

熱い湯がからだを包み、頬を冷たい空気がなでていく。

なんとも気持ちのよい湯です。

・・

レストランでは甲州名物の鳥もつ煮などおいしいメニューが待っている。

この夜は、煮カツ重(カツ丼のことです)。ちょっと食べ過ぎたかな、と二人で反省。

(・・・いつも食べちゃってから反省しているのは反省してない証拠)

もうひとつのセールスポイントは農産物直売所。

地元の採れたて新鮮野菜や果物が並ぶ。

たとえば、長さが50センチはある大塚ニンジンのほか夏には桃、

秋には巨峰、藤稔などのブドウが市価の半値で売っている。

おかげで去年は巨峰をずいぶんと堪能させてもらった。

みたまの湯は奥さんもすっかり気に入った温泉のひとつになったようだ。

・・

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                   玉川温泉

みたまの湯へ来る前に「玉川温泉」に立ち寄ってきた。

この1月4日に来たときは、まだ営業してなくて残念な思いで帰った場所です。

写真のとおり、地元で愛されている銭湯のような小さな温泉である。

受付のおばさんに料金を払って浴室に入ると、足下を流れる大量の湯に驚いた。

くるぶしまで埋まっちゃうかな、と思うほどざぶざぶと温泉が浴槽からあふれ出している。

すごい湧出量だ。しかも源泉掛け流しの贅沢さ。

黄土色のぬるめ(40度くらい)の温泉で炭酸ガスが溶け込んでいる。

"これで今年、入湯した温泉は12ヶ所になったわよ”、と奥さん。

けっこうハイペースです。

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   玉川温泉の周りは田んぼ

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161.南房総水仙ロード

2012-01-22 | 温泉探訪

南房総鋸南町の水仙を見にいってきた。朝からみぞれ混じりのあいにくのお天気。

そのせいか、アクアラインの海ホタル駐車場もほどほどに空いていた。

東京湾の中はさすがに海風が強いし、寒いので早々に退散。

富津館山道路を鋸南保田ICで降り、

保田(ほた)漁港近くの「ばんやでちょっと早い昼食をとる。

ここはいつ来ても(といっても4回目だが)人気の食事処。

漁協直営なので新鮮でボリュームのある刺身や煮魚類が楽しめる。

我々は刺身6点盛りに、ごはん、味噌汁、おしんこ、ブリのアラ煮を注文。

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上段の左端から時計回りに、キンメ、ブリ、サワラ、平貝、バチマグロ、平政。

アラ煮の量もはんぱではなかったので食べ残しをパックで持ち帰ることに。

6点盛りはやはり量が多かったね、と二人で反省。

次回はもうすこし考えてから注文しよう。

 

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お腹がふくれれば眠くなる。温泉に行くことにした。雨はほととんど上がった。

隣に「ばんやの湯」にもあるけれど、

今年はパンフレットに載っていた「笑楽(わらく)の湯」へ向かった。

小さい浴槽の湯が冷えた身体にジンジンと染みる。町営の施設のようだ。

建物の外観は古びているものの風呂はきれいな作りだった(500円)。

すっかりくつろいで3時まで寝てしまった。

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ここの職員さんお勧めの佐久間ダム周辺の「をくずれ水仙郷」を目指した。

山裾や土手一面に水仙がちょうど満開を迎えていた。甘い香りが漂ってくる。

その規模は栽培面積5ヘクタール、6千株。

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昨年訪ねた江月地区の水仙ロードを辿り、直売農家で水仙の切り花を買って土産にした。

もう一ヶ所どこかの温泉に入ろう、ということでJR浜金谷駅近くの

天然温泉「海辺の湯」へ。もう辺りは暗くなってきた。雨がまた降ってきたようだ。

薄褐色の湯だ。内風呂で暖まってから、露天風呂へ。

しかし、冷たい潮風と雨つぶに思わず震えてしまった。晴れてれば

海一望の風呂に入りながら富士山やら夕陽が見られるようだ。

食事をし午後の8時に出発。

雨と風のなか金谷ICから館山自動車道、アクアライン、湾岸線を通り、

保土ヶ谷バイパスに入って1時間20分後に我が家に到着。

部屋に飾った水仙から甘い房総の匂いが漂った。

去年、水仙ロードを訪ねた旅のデジブックです。

 

 

 

 

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159.四国遍路の旅

2012-01-18 | 温泉探訪

阪急トラピクスから「四国八十八ヶ所お遍路の旅」の案内が届いた

今回の案内によると2012年は4年に1度の「逆打ちの年」とのことだ。

一番札所からお参りすることを「順打ち」、

逆に八十八番札所からお参りすることを「逆打ち」といい、

順打ちの3倍の功徳があるとされ、うるう年に巡拝すると特に御利益があるそうだ。

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       第23番札所の薬王寺

この案内パンフは5年前、同社の企画した2泊3日の「阿波一国参り(23ケ寺)」に

参加してから定期的に送ってくる。

実は、その数か月後にマイカーで残った土佐、伊予、讃岐の65寺を巡り、

高野山参りも済ませてしまった。

・・

1月の初旬に出発して2週間程度の車での遍路旅

作法は「阿波一国参り」の際に先達の坊さんから十二分に仕込まれたので

般若心経も真言もスムーズに唱えることができた。

四国とはいえ1月はやはり寒い。でも雪に見舞われることなく山岳地帯の

お寺も無事に遍路できたのは幸いだった。

いつかは歩いてまわらねば・・・と思いつつ時間が経ってしまう。

道後温泉に立ち寄った際のデジブックです。

 

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152.谷中七福神めぐり & 六龍鉱泉

2012-01-08 | 温泉探訪

■1月7日

歴史散歩の会で新春恒例の七福神めぐり。O先生はじめ皆さん元気に横浜駅に集合。

 

山手線田端駅で下車し、谷中七福神めぐりに出発。参加者は16名。

 

江戸最古の七福神めぐりということは日本で一番ふるいということ。

 

おおざっぱに言うと上野、日暮里、田端の台地のうえの寺巡りというこになる。

 

東覚寺、青雲寺、修性院、長安寺、天王寺と順にまわり

 

谷中墓地で15代将軍徳川慶喜の墓処に手を合わす。慶喜は15人の将軍の中で

 

最長寿の77才、大正2年に亡くなっている。

 

谷中の墓地から東に目をむけると墓石・卒塔婆の間に東京スカイツリーがよく見える。

 

やはりここら辺りは台地なのだ。

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次に3代将軍、徳川家光が開基した寛永寺を訪ね、大黒天がまつられる護国院をまわり

 

最後は不忍池の弁天堂で締めくくった。

 

この間、我々と同様に七福神巡りする団体がたくさんいた。

 

上野広小路で昼食&ビールで新年の乾杯をし、次回は来月25日に中原街道の最終回と決め

 

いったん解散となった。

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■上野公園

 

私と妻は、上野動物園に入り、愛くるしいパンダを見て小獣館へ向かった。

 

以前、ブログに書いた「ハダカデバネズミ」をぜひ見てみたいと

 

妻が前から言っていたのを想い出したのだ。

 

毎日新聞に作家の小川洋子さんが紹介していたハダカデバネズミの生態に興味をもったようだった。

 

「かわいいわねぇ、じっとしているものとばっかり想ってたけど、ずいぶん動き回って・・」

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          ハダカデバネズミ

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■下町の銭湯「六龍鉱泉」へ

 

池之端側の門から出て、銭湯を目指した。

 

さきほど歩いたときに「六龍鉱泉」の看板があった。

 

その手前にホテル「鴎外温泉」もあったけれど1500円と高いのでパス。

 

120円でタオル・シャンプー付きセットを買い、450円の入浴料を番台で払って浴場へ。

 

午後4時過ぎだったこともあり客は10人程度。熱い風呂に身体を沈める。やや焦げ茶いろの湯。

 

銭湯の王道をいく昔ながらの作り。正面に錦帯橋の繪があり天井が高い。

 

じっくりと暖まり、上野駅から京浜東北線で帰宅した。

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151.川崎大師初詣 & 志楽の湯

2012-01-08 | 温泉探訪

■1月6日

川崎大師へ初詣。

 京急川崎駅で降りて、先ず、年金の申請手続きのため川崎の元職場へ向かった。

 暮れに届いた年金書類には満65才になると改めて申請の手続きが必要になるとのことだ。

 年金とか保険、税金とかはほんとによく分からん。

 懐かしい川崎駅前を歩いて元職場近くに行くと前方から見覚えのある顔がやってきた。

あぁ、どうもお久しぶりです(私)

     やぁ、お元気そうで 

 どちらかにお勤めなんですか

 さんの後に行った会社つぶれちゃったでしょ。

    それで今は週1で損保ジャパンにお世話になってましてね、

    本当は週に3日くらい働きたいんだけど・・ 

 家にいるとやはり 

   そうそう、退屈でね・・・今日は? 

 初詣ついでに年金の手続き、65になると申請し直す必要があるらしく、暮れに書類届いてないですか?

   俺は3月生まれだからかな、来てないようにおもうけど・・ 

 ではまぁ、お互い元気で・・

そうして

 自称リチャード・ギア似の元局長は市役所通りの路地に消えていった。

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定年後の夫をもつ妻達の悩み そして、その解決法を

  呼びかける定年オヤジのしつけ方」(小川有里著、講談

  社) を図書館で見つけた。

 しつけられるオヤジ側からみても面白かったので後日、改めて紹介します。

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■川崎大師へ

 用事を済ませてきた妻と京急川崎駅で待ち合わせ、昔よく行った寿司屋でランチ。

 近くの稲毛神社では、著名人が描いた絵馬の展示されていた。

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川崎大師は大勢の参拝客で賑わっていた。参道では名物の「とんとこ飴」を刻む包丁の

 リズムが心地よい。環境省の音百選のひとつでもある。

 昨年は一度に孫が二人もできた年だった。新しい命の息吹と日々成長する姿に、

 喜びや希望、感謝の気持ちに満たされた有り難い一年だった。

 手を合わせ家族皆の健康を祈った。

 山門近くの住吉屋でおまんじゅうを買う。おみくじの大吉をひいて妻はご機嫌。わたしは中吉。

参道のお土産やさんで甘酒とまんじゅうを買ってふうふう云いながら大師駅へともどった。

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■志楽の湯へ

 JR川崎駅から二つほど立川よりの矢向駅で下車。

 5分ほど歩いて日帰り温泉の「志楽の湯」にやってきた。住宅地の真ん中に建つこの温泉は

 建物の外壁は黒塗りで、樹木がほどよく配置され全体に和風テイスト。

 たしかに九州・黒川温泉をモデルにしただけのことはある。

 

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ところで温泉だが、やや焦げ茶色したナトリウム塩化物泉、しょっぱい味がする。

 広い内風呂にはなみなみと熱い湯が流れ込み、直径3メールほどの味噌樽風呂や

 勾玉風呂のほか露天風呂も。畳の休憩室にはBGMが流れ横になって寝られる。

 方、くつろぎ処は火鉢を囲んでおしゃべりしたり食事もできるスペースとなっている。

 

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「熱くてきもちのいい温泉だったわ」と妻。

私はすっかり忘れていたが、ここへは昔、車で子供達と一緒にきたことがあるらしい。

 

一日歩いて冷えた身体が暖まったので川崎駅へ戻り西口のラゾーナへ。

 

本屋をのぞき、その後食事して帰宅した。歩数は2万2000歩。

 

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今日はめずらしい人と遇った日だけれど実は矢向駅のホームでもうひとり遇っている。

 のちにどこかの局長だったSが原さんだ。あちらもびっくりした様子で会釈のみで失礼した。

 ところで

 去年は10日に川崎大師へ参拝したのだが、そのときも職場で一緒だったY川さんと遇った。

 そのY川たちが呼びかけ人となり環境NPOをたちあげる話しがあった。昨年暮れ、

 その設立総会に出席した。当座は11名でのスタートだが徐々に参加を募り、

 認定される春からが本格的な活動が始動する予定とのこと。

 いろいろと不思議な縁があるもんです。

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150.温泉こと始め

2012-01-05 | 温泉探訪

のどかな天気が続いてます。暮れから元旦まで孫二人を囲み賑やかな正月だった。

元旦の午後、

おばあちゃんを群馬県高崎の自宅に車で送り、夕方、奥さんと高崎観音へ初詣。

ここの観音様には新婚時代や子供達が小さかったころ大晦日によく参拝しに来たものだ。

■1月2日

関越道を上って川崎の実家へ新年の挨拶に。

両親とも亡くなって今は妹がひとり住まいの実家に姉夫婦と

われら夫婦の五人でおせちを囲み、71才の義兄と久しぶりに日本酒を交わす。

妻の運転での帰り道、旭区若葉台の「横浜温泉」に立ち寄った。

黄土色の塩辛い塩化物泉。身体がよく温まる。

・・・・

■1月3

自治会恒例行事の新春歩け歩け大会。

今年で19回を迎え、小さい子供からお年寄りまで毎年、100名以上が参加している。

我が家も夫婦二人で参加。多分19回全部参加してると思う。

いつもだと8キロ程度の距離なのだが、今回は12キロの長いコース設定。

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上飯田町の曹洞宗・東泉寺でトイレ休憩。

我が家の菩提寺である川崎市高津区の東泉寺の住職さんとは旧知の仲とか。

不思議な縁にちょっとびっくり。出発点の公園に戻ってきて、これまた恒例の豚汁を

ふうふう云いながらおいしく頂いた(おかわりしていつも三杯は食べます)。

そして最後がお楽しみのビンゴ大会。今年はダイコンとティッシュでした。

歩数は2万2000歩。少々疲れました。

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・・・・・・・

■1月4日

朝から快晴。世の中は仕事始めらしいが、私たちは山梨県の温泉へと出発。

いつも渋滞する16号線をスイスイと過ぎて八王子から中央高速へ。

談合坂SAで朝食。けっこう混んでいる。

甲府昭和ICを降りて竜王町の「玉川温泉」を探す。

源泉掛け流しの豊富な湯量が自慢の温泉と聞き、期待に胸を膨らませて

やっと探し当てたのだが、

残念、10日からの営業の張り紙が・・・

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              玉川温泉

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仕方が無いので次の温泉地、「みたまの湯」へ。

ここへはもう5~6回は来ている。

なんと言ってもここの売りは眺望の良さだ。

露天で甲府盆地と山並みを眺めながらの入るモール温泉(茶色)は最高です。

時間があれば夜景を楽しんでから帰るのがいい。

しかし、きょうは半端でなく混んでいて、休憩室は満杯で空きそうもない。

どこかゆっくりとごろ寝できる温泉を急遽、探すことにした。

・・・・・・

山梨市牧丘町の「花かげの湯」に着いて大広間に行くと、お客は10人程度。

期待どおり、これならゆっくり寝られる。

ここは昔、牧の湯と呼んでいた。多分この温泉には家族らと10回以上は来ているはずだ。

泉質は無色透明、ややぬるっとしている。

ショウガ焼き定食とカキフライ定食の遅い昼食をとってから湯に浸かり、ぐっすりと寝た。

辺りも暗くなった午後6時40分出発。中央高速の勝沼ICに入り、

八王子ICで降りて我が家に着いたのは8時50分。

交通量が少なかったため最速の帰宅だった。

「今年に入ってこれで3つ入ったわね」

と満足そうな奥さんでした。

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144.冬の風景

2011-12-04 | 温泉探訪

二日間続いた雨があがり、今日は朝から青空が広がった。

丹沢の山並みと雪を抱いた富士山がくっきり。360度見渡すかぎり雲ひとつない。

お正月のように空気が明るく澄んで、ほんとに気持ちいい。

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                         馬車道で

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   一昨日、おばあちゃんの白内障の手術が無事おわった。

視力が0.9に改善し、はっきりと見えるようになったようだ。

手術の様子を撮影したDVDをみたところ、実にデリケートな手術だった。

二カ所に切り込みを入れて濁りを吸い取ったあと

レンズを挿入し、あとは傷口が自然とふさがるのを待つ。

手際のよい15分くらいの手術だった。

白内障という病気は60才代半ばから罹る人が多いらしい。

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おばあちゃんは膝の調子もいまひとつで、 

療養のため群馬県の「川古温泉」へ湯治に行くのが恒例になっている。

 川古温泉は猿ヶ京から山奥へと分け入った一軒宿。

 川沿いに造られた露天風呂の泉質は無色透明でややぬるい。

 なので、皆さん長時間ゆっくりと浸かって湯治している。

 7、8年前だと思うが雪降る季節にこの宿で数日を過ごした

 源泉がそのまま湯船に湧き上がる贅沢な温泉であった。

 

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127.そして善光寺へ

2011-09-09 | 温泉探訪

北陸自動車道はトンネル部分が実に多い。せっかくの日本海側の景色が寸断されている。

でも、よく考えると積雪の多い地方では、

トンネルの多い方が除雪区間も短くて済むし、交通・物流も確保されるむしろ

積極的にトンネル部を増やしたのではないか、と

・・・・

前夜、風の盆をみて河原の駐車場に戻ったのは午前0時近く。

後席を倒すとフラットになり優に二人分の就寝スペースができる。

近くの臨時手洗い場で歯を磨いて早々に寝袋に潜り込む。

翌朝6時、起き出してまわりを見ると、広い河原にざっと30台くらいが夜を明かしたようだ。

前のほうでは中年のご夫婦が朝ご飯の準備か、

簡易コンロにヤカンをかけている。所沢ナンバーだ。

富山駅前でパン&coffeeを買い、すぐに富山ICから高速に入り、

往路を戻りながら長野へと向かう。天気はまずまず。

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信州中野ICで降り、いつも近くに来たら立ち寄る間山温泉(ぽんぽこの湯)で昼食をとってくつろぐ。

眺めの良い露天風呂だ。

間山温泉近くの中山晋平記念館に寄り道し、今晩は長野駅前のホテルに泊まり。

翌日、さっそく善光寺へ。なんだか例年より観光客が少ない気がする。

こんなに閑散としている善光寺は初めてだ。

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126.おわら風の盆へ

2011-09-06 | 温泉探訪

台風12号の強い雨が降るなか富山を目指して夜の中央高速を走る。おわら風の盆が旅の目的。

妻は助手席でぐっすり。

途中、双葉SAで仮眠し、松本、長野、須坂、飯山を通過し、上越JCから北陸自動車道へ。

黒部ICを降りた頃には青空が広がっている。

生地(いくじ)の「さかなの駅」で昼食。

隣の漁港で水揚げされた新鮮な魚を味わったあと、

金太郎温泉・カルナの湯(魚津市)で疲れを癒すことにした。

 

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夕刻、八尾のスポーツアリーナの大駐車場へ向かったところ、既に満杯状態で

誘導員の指示で河川敷の臨時駐車場(協力金千円)に駐めることができた。

ここまで約500キロ。

シャトルバス(無料)でおわら風の盆の会場へと向かう。

バスは往きも帰りも頻繁に出ていて全員が座れる。

このへんの人のさばきは見事で手慣れた印象。

おわら風の盆は9月1日から3日まで、諏訪町、東町、鏡町など11の町で行われる。

中でも諏訪町はゆるやかな坂道にぼんぼりが並び、風情のある町。

それにしても、ものすごい数の観光客だ。

坂のある小さな町に3日間で30万人が訪れるというからすごい。

最終便となる午後11時のシャトルバスで駐車場へ戻り、

今宵はホテル"マイカー"に泊まり。

 

 


120.松本から安曇野へ

2011-08-03 | 温泉探訪

先月の30日、尾瀬へ入るため朝、車で出発した。

沼田インターを降りて戸倉の大駐車場まで来ると、

鳩待峠への道がガケ崩れのため、通行止め!!の看板が・・

えぇ~!!と少々、拍子抜け。

地元のおばちゃんの話だと、

この3日間、過去に無いほど雨が強く降り続いたとのことだ。

引き返した方がいいよ、とも。

後で地元の新聞を見ると、

記録的な新潟・福島豪雨のため鳩待峠から山乃鼻間で道が崩れ、

尾瀬ヶ原でも木道が約20本流されてしまっている。

これでは尾瀬に入りようも無いので近くの「花咲温泉」で

夕方まで過ごし、この日は高崎市のおばぁちゃん宅に泊まり。

翌日、午前中に雑用をこなし、お昼過ぎに再出発。

上信越道から更埴JCを通り、松本へと向かった。

市内のホテルに予約し、夕暮れの松本市内を散策。

かえってのんびりできたかも

夕食は居酒屋で生Beerと冷酒&岩ガキ、サンマ刺身・・・

旅先での酒はいっそうおいしい。

翌日は朝から快晴。

安曇野のちひろ美術館などを巡り、ソバを食べた後、

諏訪湖畔の岡谷温泉「ロマネット」へと向かった。

ところがなんと風呂の改修工事中!!ではないか

仕方がないので上諏訪温泉の「片倉館」へとまわり

千人風呂でゆったりくつろいで過ごした。

帰宅は夜の10時少し前。

豪雨で大番狂わせの旅だった3日間の走行距離は805キロでした。

    P1180616   

                            ちひろ美術館で


116.阿波踊りと讃岐うどん

2011-07-07 | 温泉探訪

クルマ旅に出て三日目、奈良の飛鳥を後にして兵庫県尼崎市へと向かう。

待ち合わせ場所のJR立花駅で次女、赤ちゃん(孫)と妻を乗せ、次女宅へ。

彼女らは今朝、横浜の我が家から新幹線でやってきた。

末っ子の次女は里帰り出産で4ヶ月近く我が家で過ごし、

今日、妻に付き添ってもらって兵庫の自宅に戻ってきたのだ。

彼も久しぶり我が子との対面でとても嬉しそうであった。

若いパパとママの子育てを見守りたい・・。

・・・・・・

一泊した翌日、

一度も行ったことがないという妻を四国へ案内する旅が始まった。

といっても、数年前のクルマ遍路以来だから町の様子もうろ覚え。

昼は船に乗って鳴門の渦潮を見て夜は居酒屋でくつろいだ後、

名所の「阿波踊り会館」で本物の阿波踊りを見学して市内泊。

翌日は小雨が朝から降っている。

・・・・・

朝食後にホテルを出発し、信州の海野宿を思い起こさせる徳島県脇町のうだつの町を歩く。

  「ETC千円割引が無くなったせいで、今日は日曜日だっていうのに

   普段の日とかわりませんねぇ」

と人の少ない通りを眺めながら藍染め土産店の奥さんが嘆いた。

今回は四国八十八カ所のうち

常楽寺、國分寺、善通寺そして屋島寺の4か寺、そして金比羅さんを参拝。

御朱印帳を持参してくればよかったと、反省・・

あともう少しで高知県という所まで南下して大歩危・小歩危の渓谷を眺め、

名所の「かずら橋」を傘を差して雨の中こわい思いをして渡った。

空海の誕生地、善通寺を訪ね、金比羅さんの参道脇の旅館に泊り。

・・・・・・・

翌朝、6時前に参道を登り、金比羅さんにお参り。

次に訪ねた高松の「栗林公園」は

絵はがきのような庭園であった。ゆっくり散策したあと、

屋島寺を参拝し、その麓の「わら家」で讃岐うどんをいただく。

本場は、やはり美味しい。

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この後、しばしば休憩を挟みながら

東名高速など730キロを走って深夜の我が家に戻ってきた。

パートナーの愛車「マークⅡクォーリス」は今回も快調な走りで旅をサポートし、

三重、奈良、徳島、高松と走り回った総走行距離は1765キロに達した。

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114.原発から守られた海

2011-07-05 | 温泉探訪

原子力発電所から守られた海がある。三重県大紀町芦浜である。

1963年、ここ芦浜を予定地とした原発建設計画が持ち上がった。

以後、

地元民を二分した対立・分裂が続き、37年後の2000年、

北川知事(当時)が計画の白紙撤回を表明し、中部電力が

その計画を断念するに至った。

その芦浜の美しさは三重在住のMurabayashiさんが作った

デジブック(「原発から守られた海」)をみてもらえば一目瞭然。

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その芦浜をどうしてもみたくて、夕方に自宅を出発した。

東名高速、伊勢自動車道を450km走って錦港に着いたのは

朝の8時半。

散歩中のシャツ姿のおじさんに芦浜への道を訊くと・・・・

 車ではいけないぞ、この山を越えて行かなくちゃだめだ、

 まぁ、1時間以上はかかるな、その格好でかい?、むりむり、

 甘くみちゃぁだめだ、マムシやこの時期だと

 ヒルに血を吸われるぞぉ

・・・と、さんざん脅かされてしまった。

・・・・・・・・・・・

仕方がない、芦浜行きは断念するしかないかなぁ、となった。

てっきり車で行けるとばかり思い込んでいた、

もっと詳しく調べておけば・・とも思ったが後の祭り。

そんな訳で、近くの大紀町立「阿曽温泉」で汗を流すことにした。

ここは廃校となった小学校の校舎を利用して温泉施設や

レストラン、交流館などが整備されている。

事の顛末(てんまつ)を受付のおじさんに話すと、気の毒がって、

あっちの交流館にいけば詳しい登山道マップがあると思うよ、と教えてくれた。

・・・・・・

温泉はさっぱりした気持ちのいい湯であった。

汗を拭いて教えてもらった交流館に行くと、係の女性と

地元で自然ガイドしているおじいさんが待っていてくれた。

いろいろ話をきいたが、

結論は一人で入るのは無理だということだった。

次回はぜひ案内をお願いして芦浜に立ちたいな、という思いを残し、

次の目的地、奈良県・室生寺へと向かった。

P1170697_2

  錦港

P1170702_2

 阿曽温泉

P1170705_2

 元の教室が温泉に

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104.畦道散歩

2011-03-10 | 温泉探訪

天気がいいので昼から散歩に出かけた。

ここは快速電車に乗れば30分足らずで横浜へ行ける新興住宅地なのだが、

10分も歩けば田園や雑木林が残る自然環境豊かな農村地帯でもある。

牛舎からのんびりとした鳴き声がし、小川の水辺に鳥たちが集まる。

この川はカワセミの生息することでちょっと知られている場所。

橋の上でしばらく待つと、

ラッキーなことに上流から水面すれすれに飛んできて葦の枝にとまった。

双眼鏡でみると瑠璃色の羽がとても美しい。

そして、小さな体の割には大きくて鋭いくちばし。

何度も水面に急降下しては小魚をキャッチ!!

さすがに名ハンターです。

食事をおえて満足したのか、ふいに川下へと去っていってしまった。

P1150380 P1150387

田んぼの畦道では写真のように

オオイヌフグリやヒメオドリコソウなど、野の春を告げる花が咲いている。

それにしても、この清楚な花とオオイヌフグリという名前の落差がおおきい。

植物や動物の気の毒なネーミングのお話ですが「no4.pdf」をダウンロードしてご覧ください。