「スピード違反だよぅ !!」
最近取り付けたカーナビから女の子の声で何度も注意・警告している。
中央高速の規制速度は70㌔、80㌔の区間があったりして、ときに軽く速度オーバーするのは仕方が無い。
10㌔オーバーが続くとさっきのように警告されてしまう。
うるさいので電源OFFしようかと思うのだが、速度自動取り締まりのレーダーがあって
「2㌔先、LHシステムをキャッチ!!」
と教えてくれる。そして「12時方向、取り締まりエリア、距離500㍍」と
過去の取り締まり実施場所も教えてくれる親切設計ぶりだ。
なので、うるさいけど、電源を切るに切れないというわけ。
ところで、
金曜日に仕事が何も入ってない、ということで
奥さんと山梨に遊びに行くことになった。もちろん、温泉目当て。
それにしても、快晴の空の下、中央高速で70㌔、80㌔以下で走ってる車はいませんよね。
夏の午前中の中央高速は快適な走りが味わえる。
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■甲斐駒ヶ岳温泉・尾白(おじら)の湯
須玉インターで降りて甲州街道(20号線)へ。
甲州街道・台ケ原は宿場の雰囲気を今に残す数少ない場所。
その中心に酒の醸造元「七賢」がある。かつて明治天皇が僥倖の折に宿を提供したという名家だ。

醸造元の七賢 構内の湧水
敷地内から湧く名水は、酒同様にさらりとした味わい。一見の価値ある旧家である。
ここから、さらに甲州街道を下り、「道の駅はくしゅう」を左折すると
直に「ベルガ・白州・尾白の森名水公園 」だ。入園料200円を払って敷地内へ。
木陰を選んで駐車し、さっそく20ヘクタールの敷地内を散策することに。
尾白川堰堤では子どもや家族連れで大賑わい。子供らはパンツひとつで水遊び。夏の遊びはこれに限る。

尾白川の堰堤
孫達が成長したら、絶対ここに連れてきてあげよう、と奥さんと話してたところです。
森の散策路は一周1㌔。杉、檜、スダジイなどが豊かな森を形成し、木漏れ陽が下草の生長を促す。

散策路 ボス猿らしい
ゆっくり歩いて小川のせせらぎに耳を傾けたり、ギボシや野菊などの花を観察したり、
そうそう10匹ほどの猿の一団が出没したのにはちょっと驚いた。
クマに注意、という看板も見たし、自然が豊かな公園なのだ。散策路の端に腰をおろして道の駅で買った「ちらし寿司」を食べる。きな粉餅もうまかったなぁ。
いったん駐車場に戻り、お風呂セットを取り出して今日、最初の温泉、「尾白の湯」に向かった。
公園内にある温泉施設なので入園券をみせると入湯料が200円引きの一人500円。
ここの温泉の特徴は何といってもミネラル分が豊富な超高濃度温泉であることだ。
広々した露天風呂には赤錆色の源泉がドボドボと満ちて、その正面には八ヶ岳連峰がくっきり。
ここの温泉と同じ赤錆びたような色の源泉を有馬温泉(兵庫県)では「金の湯」と呼んでいる。

八ヶ岳が見える 尾白の湯
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■南アルプス釜無川温泉・むかわの湯
尾白の湯からいったん20号線に出て、武川村を目指す。
どこかで聞いたことがあるような名前の「むかわの湯」。なぜかすごく身近に感じるのは気のせいだろうか。

むかわの湯
泉質はナトリウムー塩化物温泉でややぬるめである。尾白の湯とくらべると設備は年季がはいってる感じだ。
休憩所のテレビでは野田総理があーだ、こーだと国会答弁している。この自民党に先祖返りした民主党の顔はもう二度と見たくもない。
ロビーに移動し、奥さんと待ち合わせて、いよいよ今日の締め「みたまの湯」へとハンドルを切った。
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■みたまの湯
奥さんに数えもらったらなんと今年に入って「みたまの湯」には9回も入っていることがわかった。
なんと月1回以上のペースに我ながらびっくり。
いつも買う農産物直売所のおばちゃんはすつかり、こちらの顔を覚えていて、
いつぞやは規格外の桃なので、よかったらどうぞ、
と内緒で3個もらったことがある。もちろん他にもいろいろ買いましたよ。
今日は葡萄、桃、ナス、ピーマンを買う。店じまいの夕方6時ぎりぎりの時間だったせいもあるのだろうが、
手作りパン3つ、100円で売ってくれた。気前のいいおばちゃんだ。

みたまの湯 北岳が見える
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「うわぁ、ここはいいねぇ。」
「週末なんかに、ここに来て過ごすのなんか最高すねぇ」
「この夕暮れ時ってのがいいねぇ、灯りがぽつぽつと点いて」
「あっちが北岳で、八ヶ岳に茅ケ岳・・・」
・・・・
ここの露天風呂に浸かったら絶対に病みつきになってしまう眺望抜群の風呂、
それが「みたまの湯」なのだ。
夜景が美しくなった夜の8時、
温泉三昧の一日を振り返りながら自宅へと向かったのでした。
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