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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

四十九日の法事を終えて

2009年08月02日 | バラ日記
父の死を迎えるまでの数か月、葬式前夜のドタバタ、セレモニーとしての葬儀、親族の目・口、遺品整理、相続問題のアレコレ、なんやらかんやらの手続き、香典返しの手配、そして七七日忌を終えて納骨。ようやく父は来世へ旅発つことが出来た。ほっとする。

なによりも肩の荷が下りたのは、新しい墓地が見つかった事だ。かねてより気になっていた墓の狭さ。いかに上野という場所柄でも小さすぎる墓だった。当然骨壺を入れる空間も小さく狭い空間だ。そこに先祖の骨壺が鎮座する。例えて言うなら六畳一間の長屋に三世代にわたる家族が住んでいるようなもの。これではゆっくりと安眠などとてもとても。そこで寺の住職にもう少し広い墓地への移動を頼んでおいたのだが、ほどよい大きさの墓地が見つかった。永代供養料も檀家なのでお安くしていただけた。

墓地が広くなれば墓石も新たに作り直し。寺出入りの石屋を呼び、早速あれやこれやの品定め。ピンは数百万円、キリは六十万円。国産は高く中国産はお安い。石の見本を見せられて価格別の見栄えなどの説明を受けたが、そういうものかと思う程度の理解しか出来ない。結局、山梨産のナントカ石に決まったが、早い話が松竹梅の中の上という選択だ。親戚筋への見栄以外の何物でもない。馬鹿馬鹿しいとは思うが、これでようやく長男としての務めが果たせたと自分を納得させる。
まてよ、新しい墓建立となると…入魂式…建立祭…またもや物入りか。

暑い日が終わった。明日の晩は「たつ野」でいつもの仲間と久方の飲み会。楽しく飲もう。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (チーママ)
2009-08-03 22:29:11
ああ、お墓を新しくなさったのですね。それは大変な気苦労でしたでしょう。私達の年代では、まだ跡取りの重責を感じますものね。
その上、親戚筋は口だけは達者で、人の懐具合だの、これからの入用など気にもかけませんもの。こういっちゃあ身も蓋もありませんが、亡くなった人より生きている人間の方が、何かと必要なんですよ。
でもある程度見栄を張っておけば、後からとやかく言われない気楽さはあります。まぁ、一種の交際費というか身を守る保険だと思って、納得しておきましょう。 本当にご苦労様でした。
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意地悪爺婆 (ジロー)
2009-08-04 23:37:51
チーママさん こんばんは
上手い事をおっしゃいますねぇ。確かに一種の交際費に違いありません。冠婚葬祭というのは、その立場にならないと判らない習慣や作法(?)の塊ですね。この数カ月は初めて知ることが随分と多かったです。
その習慣や作法を知ると、今度は知らない人に言いたくなる…こうやって年の功が生まれるのですが、こうやって意地悪爺婆が出現するのかも。
団塊世代の爺婆はきっと超意地悪になるにちがいない?
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