友が第一回目の抗がん剤治療を終えて一時帰宅したとの報があった。副作用による白血球減少で入院が長引いたそうだが、何はともあれ自宅に戻ったことは良かったよ。伊豆高原はやっぱり最高です!のコメントに思わずうなずく。
うん、判るよ、その気持ち。僕だってわずか一カ月の入院でも伊豆高原に戻ってきたときの車窓からみる桜並木、落ち着いた街の環境、鳥の鳴き声、緑をぬける風、そして我が家の全てが「あぁ、伊豆高原はいいなぁ」と心から思ったものさ。此処は癒されるんだよね。
数週間後には第二回目の治療で再入院するとの由、つかの間の伊豆高原だけど、ゆっくりといつもの時間を楽しんでほしい。大丈夫、君なら辛い二回目の治療だって乗り越えられるはずだ。そしてまた伊豆高原での暮らしが始まるんだ。
「副作用と長いベッドの生活で体力がすっかり落ちてしまい、少し動くだけで疲れる。体力が戻ってきたら会いたいな。でも、副作用でつるっぱげになっているかも。」とのコメントが書かれていた。
嬉しいじゃないか。もちろん、体力が少しついてきたとの一報があれば、すぐにでも飛んで行くよ!今すぐにだって会えるんだぜ。コーヒーでも飲みながらブルースでも聴かないか? つるっぱげ?どうってことないよ。毛なんぞ直ぐに生えてくるさ。禿頭でちょび髭生やしてサングラスかけてハーブでも吹けば、ジョン・リー・フッカーより渋い味が出るってものさ。
Carole King の「You've Got A Friend」
僕の気持ちだ。
When you're down and troubled, and you need some loving care,
And nothing, nothing is going right.
Close your eyes and think of me, and soon I will be there,
To brighten up even your darkest night.
You just call out my name, and you know where I am,
I'll come running to see you again.
Winter, spring, summer or fall, all you have to do is call,
And I'll be ther e, yes I will, you've got a friend.
If the sky above you grows dark and full of clouds,
And that old north wind begins to blow.
Keep your head together, and call my name out loud,
Soon you'll hear me knocking at your door.
You just call out my name, and you know where I am,
I'll come running to see you again.
Winter, spring, summer or fall, all you have to do is call,
And I'll be ther e, yes I will, you've got a friend.
君が元気なく、悩むとき 君が愛の慰めを望むとき
すべてうまくいかぬとき そっと目を閉じて、僕のことを考えて
僕はすぐに飛んでゆくから 真っ暗な夜でも僕は明るくしてあげる
君が僕の名を呼ぶだけで 僕はどこに居ようとも
君に逢いに飛んでゆく 冬でも、春でも、夏でも、秋でもかまわない
君が呼んでさえくれたら 僕はすぐに飛んでゆく
君には友達がいるんだ
君の上にある空が暗い雲でいっぱいになったら
あの北風が吹き始めたら 頭をしっかり上げて
大声で僕の名を呼ぶんだ すぐに君の扉をノックする
君が僕の名を呼ぶだけで 僕はどこに居ようとも
君に逢いに飛んでゆく 冬でも、春でも、夏でも、秋でもかまわない
君が呼んでさえくれたら 僕はすぐに飛んでゆく
君には友達がいるんだ