世界の半導体メモリー市場はいまだ回復の兆しが見えないが、韓国のメモリーメーカーにとってこの状況は好都合、不都合相半ばのようだ。
メモリー単価の落ち込みは、韓国の2大メモリーメーカーのサムスン電子とハイニックス半導体にも頭の痛い問題で、4-6月(第2四半期)も両社の利益を大幅に押し下げる要因となった。
●韓国2社でシェア6割
サムスンの営業利益率は、1年前の30%から19.8%ま . . . 本文を読む
コンデンサは、成長分野での新製品開発が活発化している。
スマートフォンやタブレット端末といった新たな技術を用いたモバイル機器分野における小型、薄型コンデンサの開発に弾みがついている。
一方では、太陽光発電、 LED照明、エコカーなど、環境、新エネルギー関連を対象にした高性能コンデンサの開発も加速がついてきた。いずれも、新しいマテリアルやプロセス技術を駆使している。
●2極化が進 . . . 本文を読む