東日本大震災後、製造業の海外流出が懸念される中、米マイクロンが西脇工場(兵庫県西脇市)を売却した。
買い手となったのはイスラエルの半導体受託製造のタワージャズ。日本ではなじみがない企業だがラッセル。エルワンガー最高経営責任者(CEO)の就任後、5年で売上高を5倍に伸ばし、現在ではファウンドリーで世界五指に入る。
同社の競争力の源泉はどこにあるのか。
●設計提案にも力
「我々 . . . 本文を読む
半導体受託生産(ファウンドリ)世界最大手の台湾TSMC、同第2位の台湾UMCの1-3月(第1四半期)業績は、ともに前年同期比増収増益、前期比では季節要因による需要減で減収減益となった。
今後の見通しについては、UMCが東日本大震災の影響などを勘案し、慎重な見方を示している。
●ウエハー売上げが増加
TSMCの1-3月売上げは、前年同期比14.3%増の1053億7700万台湾ドル . . . 本文を読む
半導体ファウンドリー世界2位の米グローバルファウンドリーズのダグラス・グロースCEOは25日、2011年の設備投資に前年比でほぼ倍増の54億ドル(約4450億円)を投じると発表した。
独ドレスデンや米ニューヨークの工場内のクリーンルームの拡張するなど、生産能力を向上させる。
●日系企業からの受託重視
このほか、アラブ首長国連邦のアブダビの新工場へ投資し、アラブ人学生のための . . . 本文を読む