パナソニックは10日、世界で販売する全製品に含まれる約1500種類の化学物質を把握する取り組みを始めると発表。
欧州連合(EU)の化学物質規制「REACH」など、化学物質への規制が世界で強まっているため、規制の一歩先を行く取り組みを進める。
規制物質の情報を効率的に収集する体制を築き、把握する製品の安全性をアピールして競争力を高める。09年5月までに、約2億円を投じて情報収集システ . . . 本文を読む
分析機器開発ベンチャー企業のX線技術研究所は、鉛などの環境規制の対象である5つの元素の含有率を短時間で検出する装置を開発した。
測定時間は100秒で、これまでの3分の1以下。
試料に近距離からX線を当て、物質から発生する蛍光X線を効率よく集める。欧州化学物質規制への対応を迫られる電機メーカーや土壌浄化事業向けに売り込む。
●EU環境規制「RoHS」対応
欧州連合がRoHS(ロ . . . 本文を読む