コネクタ業界では、中長期での成長を見据え、新たな需要創出に向けたR&Dに一段と力が注がれている。
高付加価値分野に軸定を置きつつ、コモディティ化も視野に入れた戦略を構築することで、グローバルでの積極的な事業拡大が志向されている。
●グローバル戦略加速
コネクタの製品面では、低背・狭ピッチ・省スペース化と高信頼性の両立、高速伝送対応、次世代インターフェイス対応、高電流/高耐圧対応 . . . 本文を読む
ディスクリート部品の代表的な製品である「接続部品」と「変換部品」は、セットの軽薄短小化や高機能・高性能化、高速大容量伝送化に対応した技術革新が目覚ましい。
これらの部品分野でも、ナノテクやMEMSなどの最先端テクノロジー活用が進んでいる。
鉛フリー化や省資源化、省エネ化などの環境保全対応も重要な開発テーマ省エネ・新エネルギー関連などエコ関連の新規市場へのR&Dも活発化、次世代に照準 . . . 本文を読む
接続/変換部品メーカー各社は、環境保全ニ-ズヘの対応のため、CO2排出量削減や、環境有害化学物質規制への対応、省エネ・省資源・リサイクルをはじめとする環境活動の推進に力を入れている。
環境配慮型製品開発への取り組みも進展し、部品の軽薄短小化追求による材料使用量抑制や、省エネ・高効率部品開発による機器も低消費電力化への貢献。
さらに、省エネ家電や新エネルギー関連製品などのエコ商品用部 . . . 本文を読む
携帯電話などモバイル機器を中心に小型・薄型・高機能化・デザインの向上が追求されている現在、コネクターにも狭ピッチで薄型が求められている。
機器の小型化には、単一の基板に高性能部品を高密度に実装する手法もとられているが、
・基板の大型化でデザインが大きく制約されてしまうこと
・基板が特定機種向けとなり生産効率が低下すること
などから、一般に機能を複数基板に振り分け、基板間をか . . . 本文を読む
携帯電話の小型・薄型化や高機能・高性能化に伴って、スイッチやコネクタなどの接続部品は、高密度・小型薄型化の追求や高周波対応、操作性向上などを追求した新製品開発が活発化している。
コネクタは、携帯電話のハイエンド化に伴い、狭ピッチかつ低背・多芯化を図った製品開発が進む。
スイッチも、使い勝手向上と軽薄短小化を両立した製品開発が一段と進んでいる。携帯機器用の操作スイッチは、超小型かつ高 . . . 本文を読む