ケータイは常に携帯…「身につけて」いないと、
意味がないとおもっているのです。
そういう意味では、以前愛用していた
WRISTOMOは理想的でした。
WRISTOMOから
SYOSAに替えて、フツーのケータイになってしまったので、
身につけるための「ケース」がなければ、
完成しないとおもっていました。
ケータイのケース。
たまにベルトにつけてるひとがいますが、うーん、
あんまりいいの、ありませんね。
そこでこのABITAX。
まず、見た目はスマートでかわいい。
発売されてから時間がたっているので、
最近あまり店頭ではみかけません。
AssistOnの通販で買おうかとおもいましたが、
ケータイがうまく入るかどうかわからない。
どうしようかとおもっていたら、
銀座松屋にありました。
サンプルにSYOSAを入れてみたら、
あつらえたようにぴったんこです。
うれしくなって、購入。
色は黒にしました。
いろんな服に合うように、ということもありますが、
こういうちょっと可愛いカタチのものは、
色を抑えたほうが、バランスよくて好きなのです。
さて。
ベルトにつけるケースというのは、
じつはとても難しいのです。
出し入れが簡単なのはもちろん、
からだのうごきを妨げず、上着のシルエットにひびかず、
オフィスの椅子、電車のイス、バスのシートに挟まらず、
ショルダーバッグやリュックの邪魔にならず、
シートベルトの邪魔にならない。
ポケットが、ベルトの位置からすこし下がっているのがポイントです。
フタがないので、出し入れがスムースです。
そのわりに、ぴったりなので飛び出してきません。
一週間ほど使って、いまのところ合格です。
使ってみて感心したのが、ポケット部分がフェルトというか、
不織布(ふしょくふ)で一体成形になっているところ。
これ、決して「かわいい袋」を作ろうとしたのではない、
とおもいます。
フツー「袋」は「縫い目」があって、
その縫い目が、袋の「表裏」や「角」を決めてしまいます。
「表裏」や「角」があると、中身との「ずれ」が出て、
専用のケースでないと、ぴったりしません。
「縫い目がない」ことで、入れるモノのカタチがどうでも、
なんとなく、けれどしっくり収まるのです。
「縫い目のない袋」によって、中身のカタチを限定しないというのは、
しっかり意図してされたのだとおもいます。
すごいな。
機会があれば、いちど手に取って、
いろいろ小物を入れてみるのをオススメします。