ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

iPhone、四日目。

2008年07月31日 | blog

iPhoneを買ったら、クレラップとアルミホイルがついてきました。



コンビニのくじも断るくらいなんで、およそこういう「求めてもいない、おまけ」はお断りするんですが、
あまりにも実用なノベルティに、おもわず持って帰ってしまいました。

白いお父さんのうちわはカバンに入らないのでお断りし。
白いお父さんの携帯ストラップを期待しましたが、蚊取り線香ブタの携帯ストラップでした。
携帯ストラップ、つかないんですけどね。穴がないから。

iPhoneについては、ものすごくホメたい気持ちとものすごく突っ込みたい気持ちがあって、
でもどちらにも共通して言えることは、「うまく言えない」。
そんなに短絡的なことでもないなぁとおもいつつ、そんなに寛容にもなれないというか。

まぁ、ひとことで言うと、iPhoneによって得られるアドレナリンやドパミンについては、
「ハイリスク・ハイリターン」という表現が、じつにしっくりきます。
リスクが高いぶん、得るものも大きいです。

そして、値付けを決めたソフトバンクの目利きぶりは絶妙とおもいました。
ちょっとだけ余裕がないと持てない感の根づけによる、ぎりぎりのプレミアム感。


Apple、iPhone、二日目。

2008年07月29日 | blog

昨日は鷹揚に、「おう。いいよ、いじって。」と、平気で同僚に渡していたのですが、
帰宅してMacと同期したら、個人情報がごっそり同期されてしまったので、もう渡せなくなってしまいました。
フツーのケータイであれば、多少個人情報が入っていても、使いかたがわかりにくいのですぐには出てこないのですが、iPhoneは多少深いところに格納された情報でもぱぱっとアクセスできてしまうので、ちょっと他人に渡せないカンジ。

今日は、ドコモのケータイのパケ・ホーダイを解除したり、jigブラウザを解約したり、契約内容を見直したり。
通話(通話!)とおサイフケータイは、しばらくドコモで様子見です。

ネットに書かれているように、こまごまとした不具合は出るのですが、長年Macを使っていると、その不具合の出方のクセというか傾向が、「なんか見慣れたカンジ」であるので、あんまり気になりません。そのほとんどは、ソフトウエアアップデートでそのうち直る。という気がします。

Apple、iPhone。

2008年07月28日 | blog

いや、ふつうに買えるんだったら、買ってみようとおもっていますよ。
と、ことあるごとに言っておりましたが。



外出先の某地方都市での打ち合わせは午前中に終わり、駅前の定食屋で昼を済ませ、
帰りかけたところでなんとなく予感がして、
狭い間口のちいさなSoftbankショップをのぞくと、例によって白いA4の張り紙が。

「売り切れ、次回入荷未定のお知らせ」があっても、聞いたら在庫がある場合もある。といううわさもあるからな、いちおう聞いてみるか。とおもって張り紙をよく読むとそれは「入荷のお知らせ」。

入荷のお知らせ?

いやでもな、16の白はあるまい。

店員「いま、16GBの黒…」

ほら。

店員「…以外ならばご用意ございます。8GBの黒と、16GBの白が」

え?








会社に戻った午後は、「白い印籠」を振りかざして、仕事にならず。
ああ。わたし、きょうだけは、スネ夫でした。

ネット上にはすでに情報が散乱していて、
いま、あまり手放しでホメてもばかっぽいし、
いま、あまりダメ出しばかりしてもばかっぽい。

すごくたのしいけれど、
GUIデザイナーとしては、じぶんの積み重ねてきたことが、がらがらと崩壊するような恐怖もあります。

とにかく、使いはじめます。
まだ、あまり多くは語れませんが、
とにかく、使いはじめます。

とりあえず、店頭のデモ機をいじるのと、じぶんのものをいじるのは、ぜんぜん違う。という、あたりまえのことだけは確認しました。


ジャージの二人。

2008年07月27日 | blog

劇場に行くのが久しぶりすぎて、いつ以来かさっぱりわかりません。

わたしは基本的に、ヒトに映画を薦めないことにしています。
あ、勧められた覚えのあるひとは、わたしがそのように決意する以前のことなのでゆるして。どうもすみません。若かったんです。

やっぱりものすごく個人的な体験だとおもうわけです。映画は。
食べ物の好みとか、着るものの好みとか、音楽の好みとか、異性の好みとか、どんなバイクに乗るかとか、そういうことといっしょで、きわめて個人的な嗜好の範疇だとおもうのです。

描かれていた情景や空気感や人は、「いま、ここ」にいるわたしのためのものでした。

軽井沢という土地の空気感、浅間山のゆるい噴煙、高原の霧、紺色のふるいゴルフ、緑とエンジのジャージ、嵐、写真、多すぎたトマト、固定電話と携帯電話、ぼろいファミコン、毛糸のクッション、鮎川誠という存在、BLTサンド、つたないメール。

あまりに個人的すぎて、誰とも共有できないことが確信できますが、
だから誰にも勧めませんが、
わたしにとって、すごく素敵な時間でした。


はぁ。
ジャージ……持ってないなぁ……。


IKEA、ONSKA。

2008年07月26日 | blog

掃除するには来客がいちばんですな。ははは。

IKEAで何気なく買ったレインボーカラーのBOXが人気。
何の役に立つんだろう、とおもっていたら、まんまと役に立った?じゃないですか。

なんだかむちゅうであそんでいたので、おみやげにプレゼント。

ホントはなんですけど、ウムラウト入れると文字化けするので諦めました。うーん。

ヤリガイ。

2008年07月24日 | blog

デザイナーから良質のアウトプットを導きだすのは、けっきょくのところ、いかにその仕事に面白さを感じられるか?ということに尽きる。ずっとそう思ってきたし、いまでも思う。もちろん、それはデザイナーという職業にに限ったことではない。

でもやっぱり、面白い仕事もあれば、面白くない仕事もあって、それはしょうがない。
組織の中にいると、いろんなひとがいて、面白さの感じ方もそれぞれで、仕事自体もいろいろ。

みんながモチベーションを感じながら、いい仕事ができるといいなぁ、とおもいつつ、じっさいはなかなかむつかしい。
そしてそう思いながら、自分自身も、自分なりの面白さというものをみつけてゆかなければならない。

仕事のおもしろさって、なんなんでしょうね。

確かにおもしろいと感じている瞬間はあるのだけれど、あとからそれがなんだったかを思い出そうとすると、なんだかボウヨウとしていてつかみどころがなくて、意外とよくわからない。不思議だな。

じぶんで主体的に進めていることがおもしろくて、下請け的なことが面白くない…ということはあるけれど、でも、そうとばかりでもないなぁ。

でもとにかく、さいしょに「面白い!」と感じられて、それが「もう大丈夫」という時期まで維持さえできたら、いい結果は出たも同然なんだよなぁ!


…。


あたりまえのことをかいてしまいました。

Lenovo、ThinkPlus トラックポイント・キャップ・コレクション。

2008年07月23日 | blog

すてき。

ヒトと機械の接点。
ヒューマン・マシン・インタフェイス。
その地道で真摯な検討の、きゅきゅっと凝縮された結晶です。



仕事のメインマシンを、ThinkPadにしました。

長年、仕事もプライベートもMacだったので、ウインドウズマシンに一切の興味も感心もありませんでした。
いろいろとウインドウズに触れてみて、唯一「あ、こりゃいいわ」と、ピンときたのが、ThinkPad。

使いはじめたばかりなので、まだまだわかりませんが、
まずは「なんだかんだいって、真面目というのがけっきょくいちばん強い」というようなことを、つよく感じています。


ほめられたい。

2008年07月22日 | blog

基本的にはホメたいとおもっているんです。

ホメたいけれど、でも、やみくもにホメてもだめ。ほめまくるのは簡単だけど、ほめまくるだけの人を、誰も信用しない。だから、ほめたい相手を、「ほめるときは、ほめる」のではなく、「ほめないときは、ほめない」ことのほうが、大事なのだとつくづくおもう。ほめたいとおもっている相手をほめないというのは、けっこうつらいし、難しい。ほめたくない人をけなしまくるのは簡単なんだけどなー。