ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

Sock Monkey Doll。

2008年04月28日 | blog
海外の布小物などの通販サイトを徘徊(「サーフィン」というより「徘徊」)している妻が、欲しいぞビームを発している。

どれどれ。と覗くと、おお。
アメリカンでビンテージな布小物に混じって、ひょろひょろのサルゲッチュ。
これはさいきん、アシストオンの新製品で見たやつだ!

海外通販はなにかとめんどうなので、アシストでオン!
毎回、安い買い物ばっかりで恐縮。



出来合いの「ぬいぐるみキット」かと思いきや、さにあらず。
送られてきたのは、完全に靴下。完全にくつしたのみ。でした。
くつしたで作るサル。軍手で作るウサギみたいなもんか。




つくり方は書いてありますが、型紙はありません。

休日の午後に、文庫本読んだりうたた寝したり晩ごはん作ったりしてたら、できてました。
ひょろひょろで、いいですねー。



かかとの赤が、サルのお尻と口になります。
サルのアタマはつま先なので、お尻からアタマへの背中のラインが、
じつは人間の「かかとからつま先」のライン。
けっこう、でかいですね。



しかしこの靴下、なんで、かかとが赤いんでしょうか。

以下推測。

くつしたでぬいぐるみを作るほどの大恐慌な時期、
いくらアメリカ人でも、新品のくつしたをぬいぐるみにしていたとは思えない。

「履き古した、くつした」を、ぬいぐるみにしたのではないか。
「履き古した、くつした」は、かかとがすりきれて、「あて布」をしていたのではないか。
それが「かかとの赤いくつした」の、由来なのではないかしら?

…なんて、勝手な想像です。
かかとが赤いと元気が出るとか暖かいとかサソリに刺されないとか風水的にいいとか、
そういうこともあったのかも。てきとうです。


プラスマイナスゼロ、カードケース。

2008年04月26日 | blog
無印良品のカードケースをつかっていて、
ときどきおなじものをつかっているひとをみかけるのですが、
そこはかとなく、なにかがひっかかっていました。

(あ、126円…)

じぶんではなく、相手が使っているのを見ると、
なんとなく、なにかがひっかかる。
べつにいいはずなんですけど、なんだろう。

そんなおり、プラスマイナスゼロからカードケースが発売されました。
アシストオンで、バイナウ。

色はモレスキンと揃えて、赤にしました。
実物の色味はけっこう彩度が低く、渋めでおちついています。

すべての稜線が2.5Rであるということが、
こういう「掌のなかにおさまって、握ることのできる」モノだと、その心地よさを再確認します。
ううん、握り心地、いいぞ。

構造的には無印良品とほとんどおなじで、1,000円。
126円がだめで1,000円ならいいのかどうかはわかりませんけど、
すくなくとも、「気遣いの意思」みたいなものは、感じられるかしら。

プラスマイナスゼロは、2万円の加湿器とかもいいですけれど、
もっとこういう1,000円くらいの、カルい商品をばんばん出してほしいですね。

買うのに「ふんっ」と気合いを入れたり、買う理由をじぶんでいろいろ探さなくてもいいような。

室内履き、2008。

2008年04月24日 | blog


冬場はこれを履いていて、たいそうお気に入りなのですが、このうららかな春。
衣替えの季節に、妻が新作をつくってくれました。

妻のこれとおそろいです。

とっても軽ーい、履き心地です。
おっさんの室内履きとしては、いやらしくなくおざなりでなくさわやかで、おしゃれさんです。
わーい。

ありがとう、妻よ。
家で無駄に小躍りのステップを踏むわたしです。

やっほいやっほい。


プラスマイナスゼロ。

2008年04月23日 | blog

INFOBAR2を買った同僚が、公式サイトなどで電車系コンテンツが多いのに言及し、
「ナオティーは電車おたくなんスかね」とのたまう。

知らんわ。
そしてナオティーて。

なんじゃかんじゃとぶつくさ文句を言いつつ、でも買ってるあたり、プラスマイナスゼロ。

アホリズム。

2008年04月22日 | blog

アフォリズム【aphorism】
簡潔鋭利な評言。警句。金言。箴言(しんげん)。
-広辞苑-

そんな便利なコトバがあったか。知らんかったよ今日まで。
その一言自体が、アフォリズム。

照れ隠しに、あえてアホリズムと発しよう。

ズバリ言うわよ!アホリズム!