これ、そのへんで売ってますかね?
メディアで見かけてから、ずいぶん経つんで、すっかり忘れていました。
Franc Franc.にあったので、買ってみましたのさ。
インクパッドって。朱肉ですよ、しゅにく。
クラフトデザインテクノロジーって、そういう会社?なんですかね。
わたしゃてっきり、アマダナだとおもってました。
ま、はんぶん酔狂で買ってるんですが、必要でもあるんです。
仕事で決済印とか、押してますんで。
はー。まさかじぶんが決済印とか、押す立場になるとは思ってもみませんでしたね。
無邪気に「将来は社長になります」なんて言っちゃう新入社員に、
決済印を押すリアリティとか、あるのかなぁ。
決済ってアナタ、責任取ることですからね、いちおう。
ウチのカイシャは、決済印は、シャチハタでもデータ印でもなく、朱肉で押します。
フタがオーバーハングしていて、開けやすいともいえます。
偏肉なんで立ち面がややヒケてますが、透明なのであまり気になりません。
なんといっても、この、エッチングでもシボでもない、独特の「パターン」の使いかたが、
なんともいえない懐かしさと新しさと、わけのわからない吸引力を醸し出しています。
1500円。
おなじような朱肉のだいたい倍くらいですが、
1,500円くらいならまぁ、なんとか。
これならデスクに出しておいてもいいかな。
でもその決済印入れがこれじゃ、バランス悪いです。どうしよ。
使用感ですが、朱肉ですからねぇ。別に…とおもったんですが、あれ?
べたべたしない!キレがいい!乾きが速い!印影がキマる!
いや、イマドキ最新の朱肉ってのは進化してますね!すごくいいですよ、これ。
カイシャで支給のものは、きっとすごく安物です。
人生で、朱肉を買う機会はあまりありませんが、
ちょうど朱肉Buy Now!なアナタには、珍しくオススメしておきます。
ラウンジ系でもカフェ系でもなく、
「ダイニング」としての機能を果たし、
ゆっくり時間を過ごせるクッションがあって、
なおかつ「低め」の「椅子とテーブルのセット」って、
いろいろ探しましたけど、いま、これしかないです。
これを注文してから、この記事を書きました。
だって、なんだか、カリモク信者のカリモク屋敷みたいじゃないですか。
ただカリモクだからって、盲目的に買ってるわけじゃいんですよ。
それで、なんで「低め」かというと、
妻が、「小柄な大人」だからです。
「小柄な大人」に配慮した規格って、ありそうでないです。
ということに、妻と一緒になって、気付きました。
しかしこれは、小柄な大人に配慮した と言うよりは、
約40年くらい前、当時の大人が、
単純に、いまより小さかっただけなのかもしれません。
まだ数日ですが、いまのところ、妻は気に入っているみたいです。
不安もあったんですが、家においてみたら、いいです。
軽いのも、ダイニングチェアとしては正しいし、
木の肘掛けも、立ち上がったり、動かすにはいいです。
緑の張り地も、家においてみたら、思いのほかチャーミングです。
白もいいけど、緑もすごくいい。
この緑のファブリックを使ったTシャツとかあって、それはさすがに…とおもってましたが、
いや、なんかちょっと、わかる。愛しいカンジが。
テーブルのやさしいアールも、緊張感がなくて、すごくいいです。
足も、きれいです。
非公開審査も無事終わり(行かなかったけど)、きょうはGDPに行ってきました。
駅から会場に向かう道すがら、いかにも同業っぽい人たちが、
同じ方向にずんずん歩いてるので、なんか気恥ずかしい。
なんででしょう。毎年思うけど、なんか照れるんですよね、デザイナーがいっぱいいると。
18時開場で、30分遅れくらいで行ったら行列していてびっくりでした。
皆、会社帰りですね。
おもうところはいろいろあったのですが、
ひとことで言うと「なんか話がわかってきた」というカンジ。
なんでもっとこうじゃないのかなぁ。という違和感を感じなくなってきたというか。
こうすりゃいいじゃん、こうあるべきでしょと、デザイナーおもってもなかなかできていなかったのが、
けっこうできるようになってきたのかな、とおもいました。
「デザイン家電」なんて言葉、そろそろ死語ですかね。まだかな?
黒田泰蔵のシュガーポットです。
妻が持っていて、使っていなかったんですが、ふと思いたって使ってみることにしました。
反りあがった側面が、指にひたっと留る感触はすごくいい。
機能的にもいいし、見た目にもうつくしい。
青でふちどられた蓋は、つまんで開けるとエッジが薄くてどきっとします。
これはなかなか、いいもんですな。
お盆休みのメインエベントは、模様替えでした。棚も来たしね。
部屋のカタチがいびつなせいか、イマイチ決まらなかったレイアウトが、
思いきった変更でようやく落ち着いて、
前々から妻が欲しいと言っていた、ラグが導入されました。
無印良品の、綿麻です。
妻は早速、ラグの上で昼寝してました。猫みたい。
ふつうのラグはいいですね。すくなくともこれよりは。
あのう、ソファのリベットがすごく痛い!ということを書きましたけど、
ときどき、飛び上がるほど痛いことがあるんですよ。
(痔じゃないですよねんのため)
その謎を、解明しました。
座るとクッションが沈んで、リベットを吊る糸が緩むんですね。
そして、お尻をずらすと、リベットがひっくりかえるんですよ。
ひっくりかえったリベットの裏には、金属の糸通し穴が…!ゴリッ!
はー痛い、痛い。
あのう、この、クッションのリッベットというのはもともと、
どんなにクッションが沈んでも、肌には触れないというのが本来じゃないのかしら?違う?
なんだかわくわくしちゃってライブレポートしようとおもったんですが、すいません。花火始まるとそれどころじゃなくて。
はぁ。花火はいいですね。そして、どんなに言葉を尽くしても写真に撮っても、その感動はつたわりません。つたわらないんですけど、わかってるんですけど、つい。