コルビジェさんのサヴォイ邸が、
「モダーン」であることは、
みなさんなんとなく、ご存知かとおもいます。
コルビジェさんのサヴォイ邸が、
1920年代の終わりごろの建築というのは、
みなさんなんとなく、ご存知かとおもいます。
以前、池袋だったか新宿だったかで開催された「コルビジェ展」で、
建築模型をみたときに、かすかに引っかかるものがあったのです。
それは、模型に置かれたクルマ。
ちいさくてよくわからなかったけど、
「T型フォード」みたいなクルマだったんです。
写真のクルマは、1930年前後のメルセデス・ベンツです。
クラッシック・カーではなく、ばりばりのハイテクの最新型として、
走っていたのがこのデザイン。
そんな時代に、あの建物はできたのです。
今見てモダンだとかなんとかいう次元を、
超えてたんじゃないかとおもいます。
もう、異次元ですよね。
いまこんなふうに、相対的にぶっとんでるデザインって、
なんでしょうかね?
「実物で学ぶ、しかけ絵本の基礎知識」。
世の中いろんな「基礎知識」があります。
これは単なる「とびだす絵本」ではなく、
その「手法」をいちいち解説している本です。
各ページに、ちいさなサンプルが3個ずつ紹介されていて、
裏側の構造なんかを確認することができます。
「こういうの、好きでしょ」と、妻が買ってきてくれました。
…好きです。
紙というものがもつ、独特の特性があって、
そういうものを上手に組み合わせることで、
たのしいからくりを作っています。
理屈ではできるけど、
実際はちょっと無理があるカタチなんかもあって、
そういうのはちょっと野暮。
そんななかでも、いちばん気に入ったのが、このサンプル。
無理がなく、やわらかく素直で、
きれいなカタチがポップアッップしています。
べつに、「とびだす絵本」を
作ろうというわけじゃないんですけどね。
ただただ、知的好奇心が満たされてゆくのは、たのしいものです。
洗濯機を買いました。
…妻が。
一人暮らしの頃から、近所のともだちにもらった洗濯機を、
ずっと使い続けていました。
かれこれ6、7年くらい?
元、取ったねぇぇ。
前オーナーが、ベランダで使っていたので、外装は焼けてヤレていましたが、
ただ一度の不具合もなく、黙々と働き続けました。
新しいのと引き換えに、引き取られてゆくのがちょっぴりせつなくて、
ホコリ取りのネットをそっと外して、取っておくことにしました。
洗濯機のホコリ取りに、溜まったホコリを取るのが好きなんです。
…何か?
妻が買った洗濯機は、幸か不幸かデザイン家電ではなく、
フツーのものです。
洗濯機でデザイン家電って、「まだ」ありませんね。
注目すべきは使用水量で、カタログ比較するとこれがまた、圧倒的にすくない。
前のモデルは、使用水量150リットル以上。
あたらしいのは、容量が増えているにも関わらず、
風呂水を併用すると、45リットル。
風呂水はやや反則なので、通常で約90リットル。
ちょうど、水道料金の区切りの時期に買ったので、
来月の請求が楽しみです。
ちなみに、新型の「ホコリ取り」はすごく大きくて、
洗濯物がちょっぴりでも、たっっぷりホコリが取れるのです。
たまりませんな~。
「カルディ・コーヒーファーム」に行くとつい買ってしまう、インチキ?タイラーメン。
一袋、57円。いまどき57円って。
乾麺だとおもって油断していると、これが相当うまいんです。
そのへんの中途半端なアジアンレストランより、断然うまい。
ま、だからこれも、「ご当地」モノだとおもうんです。
日本通のガイジンが、海外で
「やっぱサッポロ一番はチガウね」
とか言いつつ喰ってるカンジでしょうか。
現地の舌からすれば、インチキこのうえないとおもうんですが、
もっとひどいバッタもんがはびこるここ日本では、
「原産:タイ国」のこのラーメンは、けっこういいセンいってしまう。
でもこれ、どれも「暴力的に」辛いです。
子供だったら泣くね。オトナも油断してたら泣くね。
激辛方面、けっこうイケルほうですが、それでもけっこうキテマス。
体調悪いと、具合悪くなります。
だったら食べなきゃいいのに…とおもいつつ、また買っちゃうんだなぁ。
軽自動車って、いいです。
軽自動車って、いいですよ。
乗ってみて改めて実感したんですが、
日本における、「自動車の最小単位のサイズ」なんですね。
軽の規格が、最終的に、
「クルマが入れる道路」の規格を決めている。
だって軽が入れなかったら車道じゃないでしょう。
つまり、ここ日本においてですね、
「車道」であって「軽」であれば、どこでも入れるわけです。
あたりまえですが。
「ここ大丈夫かな」「狭いかな」と、躊躇する必要はない。
カーナビに、どんなにキッツイ経路を引かれても、
必ず通れる道なのです。
駐車場でも、「狭いかな」という心配は、まずない。
ま、ジムニーの場合は、高さ制限がありますけどね。
どこでも入れて、どこでも停めれる。
ようやく、都心部でもクルマに乗ろうか。という気になります。
先日も、都内某所の妻の友人宅にお邪魔したんですが、
せまーい通り沿いのマンションで、駐車場なし。
荷物を運ぶ用事があったので、前に停めたいけれど、
車線をふさいでしまう。
そこで、歩道とマンションの玄関前のわずかなスペースに、
そうっとそうっと、押し込みました。
オフロード車なので、歩道の段差もコワくない。
タイアが縁石をコスっても、ゴムだけでホイールに届かない。
ナイス、軽自動車!
ナイス、ジムニー!
もう、普通車とか、
メンド臭くて嫌になりますよ。
現行品の、前の前の型。
クローゼットをすっきりさせるためにどうしたらいいのか?
ということを考えたすえに、
ハンガーをぜんぶ揃えればいいんじゃないか?
という結論に達し。
とりあえず、クリーニングの針金のハンガーはヤメよう。とおもったのです。
無印良品に行くたびに、何も買うものがなくても、
3本セットのこのハンガーだけは買って帰る。
ということを続けていたら、
いつのまにか針金ハンガーは一掃されていました。
服は一種類ではないですが、ハンガーが揃うと予想どおり、だいぶすっきりします。
もちろん、洗濯にも使いますよ。
絶版になってしまって悲しいんですが、でも、
たぶん50本以上あります。正確にはわかりませんが。
それだけあれば、じゅうぶんです。
今の「首が伸びない」のも、
グラフィックというか、タイポブラフィーというか、
よくできた一筆書きみたいでいいんですが、
あれ、フックが回んないでしょう。
フックが回らないと、鴨居にかけたりできないじゃないですか、部屋干しのときに。