トンボ鉛筆、エアプレス。

twitterで文具王（文字どおり、TVチャンピオンの優勝者だそうな）氏のの存在を知り、コラムを読んでグッと来たので購入。

500円くらいのボールペンの話をするのに、「私たち人類は、地球という、宇宙でもかなり特殊な環境に住んでいる。」という書き出しのモノ語り王。4ページのコラムで3ページまでがボールペンそのものに関するウンチクで製品が出てこない、という能書き王。愛にあふれた、すげーコラムっす。

そいでまぁ、モノの詳細はリンク先を参照いただくとして（だってもう書くことないわ）、加圧式、というところにグッときたわけです。

ボールペンは、無印良品のこれを愛用しているんですが、ちょっと作りが華奢で、軸がひび割れてきちゃったんですね。2本持っているので、だましだまし使っていますが、そろそろ寿命かなと。

それで、最近はLAMYのnotoも使っているんですが、これ、カッコイイのはたいへんよろしいんですが、書き出しがどうしてもカスれる。どうしてもカスれる。毎回、組合の冊子の裏でぐりぐりしてから書きだすのは、いいかげんうっとうしい。

私はふだん、ほとんど筆記具を使いません。
たいがいのメモはPCかiPhoneで直接入力してしまうので、文字を書かない日のほうが多い。
たまのアイデアスケッチとか、電話のメモとかに使う程度で、そういうときにカスれるのは許しがたい。そういう使い方だから、いつもカスれるとも言えますが。

それで、このエアプレスです。加圧式ということで、書き出しの安定感は期待できるし、全体的に「現場仕様」（建築現場ってことですかね）のタフネス加減が、デジカメ「現場監督」や「Gショック」的ビーパル感で気になります。

ま、正直デザインはちょっと、そりゃぁLAMYと比べるのは酷ですが。現場っぽいオレンジよりは、子どもっぽいディティールが気にならない黒を選びました。

それで、肝心の書き味、使用感は…！

…普通！

そりゃそうだ。リフィルはフツーのものだし、フツーのトンボのボールペンでも、いまどき書き出しでカスれることなんざなかろう。いいのだ、半分は物語を買っているのだ。

意外といいのは、このサイズ感。短いんです。かばんに無造作に放り込んでおくにはいい。車の中とか玄関とかに常備しておくのは良さそうだ。あ、非常持出袋にも。

クリップもいい。このばねの仕組みは「カバンのストラップを留める金具の動くところ」とおなじ構造で（わかりにくいわ）、ぐいっと広げても、伸びてしまうことがない。たとえば厚手のファイルに無造作にはさんでも大丈夫だろう。ペンのクリップ、乱暴に扱うと開いてしまってがっかりすることがある。これは大丈夫。



ちょっと惜しいなぁとおもうのは、握り部分の滑り止め。
硬い樹脂とゴムっぽい樹脂の２色成型なのですが、軸側がゴムで、縦長の凸が固い。
これ、滑り止めになってないと思います。素材使いが逆だし、凸は軸に対して直角でないと、現場的滑り止めにはならんのでは？



ま、タフネスというのは多少アカ抜けなくても、機能と能書き、物語がデザインを補完するのだ。外車のほうがオシャレだが、ランクルは許される。タフネス治外法権。


私も、500円のボールペンで語るなー。

タカラトミー、崖の上のポニョ、リサカーのチョロＱ。

テレビで「崖の上のポニョ」をやる、と聞いて、アマゾンのカートに入れっぱなしにしていたのを慌ててポチりました。

アクション映画ではないけど、唯一リサが軽自動車を運転するところだけが、妙にカッコよく強調されいてグッと来ちゃったのです。

車種はミニカトッポかとおもったんですが、ググるとどうも特定されていないみたいですね。ルーフの丸さとかリアドアの切り方とかに特徴があって、ミニカとは違うみたい。もともとデフォルメされているので、チョロになってもほとんどそのままですね！



アマゾンの写真は試作品らしく、製品はもうちょっとカッチりしています。

つや消しで塗装されているところは、こだわりでしょうか。劇中でも車に光沢感のある表現がされていないので、海辺の街で使い倒されて艶もなくなった、という設定なのかもしれません。窓も、チョロＱとしては不自然な青がアニメっぽくて、こだわってるなぁー。

知らない人が見たら、「なにそれ、あいのり？」と言われそうですが。わかるひとにはわかる。

それでですね、案の定、放送終了後には売り切れていたんですが、すぐに50,000円で出品している人がいました。5万円！うひょー！うひゃー！うぎゃー！

Motif. DIGITAL CAMERA CASE。

駅前の雑貨屋で売っているのは知っていて、気にはなっていたんだけど、先日使っている人を見かけて「いいなぁ」と思っていたので、有給を取った日にふらりと自転車で駅前に行って購入。1470円。安いなぁ。

もうナニナニ風のナントカとか、ウイズアウトナントカとか、大喜利系デザイングッズはエエわ！とおもっていたはずなのに、これはなんだか買っちゃいました。だって、使ってる姿がよかったんだもん。

それで、安いことに油断して買ってきたのはいいんですが、GRデジタルもSP350も入りません。なんと。それならばと、iPhoneを入れようとしたらiPhoneすら入らん。なんだそりゃ。見かけた人はカシオの薄いデジカメを入れられてました。



まぁでも、いつか何かに使う日がくるかもです。もっと小型のデジカメを買うかもしれませんし。そんな予定にゃいけど。