ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

SUPER NORMAL 2006。

2006年12月31日 | blog

今年もいろいろありましたけれど、
インハウスデザイナーとしては、
「スーパーノーマル」に尽きるなぁ。
と、おもうわけです。

年に2回のボーナス時期にあわせて、
年に2回のモデルチェンジをくり返す、
インハウスのデザイン環境にあって、
「スーパーノーマル」も
「アノニマスデザイン」も、ないのです。

差別化のための差別化に、モノの本質なんて、ないのです。

無印良品が「ノーブランド」という「ブランド」で、
「ふつう」を「差別化」に展開することを、
指をくわえて見るしかない。

「ふつうじゃないもの」があるから、「ふつう」が光る。

「デザイン家電」が、
自分たちがやれなかったことを体現するものとして、
どうかデザインの価値をビジネスにつなげてくれ。
と、応援するしかない。

そんな過程を、どうにか乗り越えて、
最終的にわたしの結論は。

「結局、じぶんの仕事のレベルを上げるしかないなー」
ということです。

「スーパーノーマル」にはない時代性を超え、
「アノニマスデザイン」にはない個性を超え、
「デザイン家電」にはない、コスト意識と使い勝手を超える。

そんなことは、できないとおもっていました。

まぁでも、やるだけやってみようかなぁ。
と、思えるようになったのです。

もう始めていますが、
まずは来年発売の商品でやってみます。
インハウスだからこそ、できることがあります。

そして、続けてゆきます。
どこまでできるかは、わかりませんけどね。

ほぼ日手帳2007。

2006年12月30日 | blog

そろそろPaperPalmのメモリ容量が一杯になるので、
あたらしいのを買わなきゃなぁ。とAssistOnの通販ページを見たら、
「輸入元欠品中」。
ありゃ。どうしよう。
たまに欠品してるんですよね。

わたしの今の使い方は、とりあえずPaperPalmを常備。
なんでもそこにメモして、スケジュール/メモ/ToDo関係は、
あとで整理しつつ、PCでOutlookに入力。
スケジュールは、ケーブルで 携帯電話に同期。

でも、だんだん予定が複雑になってきて、
それだけでは限界を感じはじめていたのです。

折しも世間は「手帳ブーム」。なんですか?
録画しておいた「カンブリア宮殿」の手帳の特集をみたら、
どうにも手帳が欲しくなっちゃいました。

ネットで調べると、
イー・ウーマンの「アクションプランナー」も
「ほぼ日手帳」も、ネット販売は終了。

ま、そりゃそうだ。リアル年末だし。

でも、店頭販売はあるとのことで、
バイクで渋谷ロフトに。
妻も興味を示していたので、2冊購入。
ペンは無印

さて、どうなりますか。

こういうものは、最初はなじまなくても、
しばらくはカラダを合わせて使ってみます。
評価はそれから。

BUFFALO、CFカードリーダー。

2006年12月29日 | blog

こんにちは、ポエトリーデザインの詩人です。
buffalo1970というIDは、好きな映画「buffalo'66」から取っています。
去年の春から、詩人宣言しております。
職業は工業デザイナー(GUIデザイナー)ですが、本分は詩人です。

…て、たまに書いとかないとね。

いや、BUFFALOって、べつにPCサプライの「BUFFALO」に
勤めてる訳じゃないですよ。
と、写真撮りながらふとおもって。
どうでもいいことですけど。あはは。

そしてこの、カードリーダーです。

デジカメのメモリが「コンパクト・フラッシュ」なので、
ずっと緑のカードリーダーを使っていたんですが、
これどうにかならんかな。と、ずっとおもっていたのです。

ときどきいいのがあるんですが、なかなか店頭では見かけない。
メモリーカードも、「コンパクト・フラッシュ」は、
だいぶ少なくなりましたからね。
いま見るとぜんぜんコンパクトじゃないし。

そして今日、久々にきれいな「コンパクト・フラッシュ用」
カードリーダーを見つけたのでゲット。
すいません。ゲットとか書いちゃいました。

なかなか凝った機構で、USB端子が格納できます。
いいですね。

この緑のヤツは、実用上問題ないんですけど、
イマイチ愛しにくいヤツでしたねぇ。

べつにこんなもののデザインは、何でもいいといえば何でもいいんですけど、
何でもいいからこそ、なんとかならんかとおもってしまいます。

新しいヤツは、じぶんでデザインするならどうするか?と考えたときに、
こんなふうにするんじゃないかな、というイメージに、すごく近いです。

WECK、密封ビン。

2006年12月28日 | blog

一個はいただきもので、たしかジャムが入っていたかな。
ほんとうは、ぴったり何かを詰めて、
そのまま煮立てて殺菌し、長期保存に使えるらしいです。

そこまでのことはしませんが、ジャムを小分けにしたり、
使いかけのアンチョビを保存したり。
この絶妙に小さいサイズがいいので、もう一個購入。

ふたがくっついてしまったときは、赤いゴムのベロを、
真横に引っ張って空気を入れるのです。
なんかそういう使い方って、ものの道理がわかっていて好き。

開けるのに、いちいち金具を外すのはめんどうですが、
そういうことに厳しい妻も、あんまり気にしてないようです。

無印良品、ミニ延長コード、ジョイントタップ3個口。

2006年12月25日 | blog

「電源コード」というのは、
「いつかなんとかならんか」と思うものの、
筆頭に挙げているわけです。

海外のアースつきの三極タイプに比べたら、
まだ、小さく済んでいるんですけどね。

差し込み口を増設できる、
モジュラーっぽい考え方はいいですね。
カタチの要素を絞り込んでいるものいい。

そして、ぜひ、
「もうひとがんばり」してほしいとおもいます。

部屋の中での、見え方。
存在を主張しない、色。質感。
壁際や家具に添って、「収まる」ということ。
床に這ったコードの、掃除のしやすさ。
抜き差し。
長さ調整。
トラッキング火災の防止。
シールド。
ノイズ。
定格。
……。
…。



いまや、デンキがなければなにもできません。
パスコンでブログを書くこともままならない。

電源コード。
まだまだやること、いっぱいありますよー。