ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

無印良品、レンジ対応蓋。

2006年07月31日 | blog

チンするときに、
ラップのかわりにつかうフタ。

チンするときに、
ラップのかわりにつかうフタですよ。
参りますね。

たしかにわずらわしいですよね。
いちいちラップをつかうのは。
フタでいいといえば、いい。
気分的に、エコだしね。うん。

お皿伏せたりしますよね。

こういう商品は、
もともとスーパーとかにあったのかもしれませんけど、
無印良品。ときどきこういう、
ものすごく「リアル生活者目線」の商品が、
ぽっと出たりするのがおもしろい。

ぽっとじゃないですね。
研究してます。

それで、これはラップの代わりなんですね。

だから、サラダをちょっと冷蔵庫に入れておく、
のにも使えるわけです。

ちょっとしたときに、ぽん と。

お皿伏せるより、つかいやすい。
ラップより、つかいやすい。

あっという間に、
すごくよく使うようになってしまいました。

brother、Nouvelle Couture II。

2006年07月30日 | blog

今、「ブラザー」といえば「ワッツアップメーン」ですが、
かつてはミシンの代名詞でした。

妻のミシン。

「直線縫い」だけで、ジグザグもプーさんも縫えませんが、
それでいいのよ、と妻は言います。

「唯一、自由に使いこなすことのできる機械」だ、と言います。
ミシンを使っているときの妻は真剣で、ちょっと話しかけられません。

ガッダッダッダ…ダダダダダダダッ!と走る針を、
緩急つけて自在に取り回すさまは、
たしかに「使いこなしてる」というかんじ。

「機械」がそんなふうに扱われている様を、
あまり身近に見ることはないです。

すこし前、友人夫婦がミシンを買ったのですが、
プラスティック筐体の、簡単なものしかなかったそうです。
家庭用の、中庸のものがない。

手芸用は、コンピュータミシン(プーさん可)になってしまい、
あいだが無くて、いきなりプロ用になってしまうんだとか。
かつて一家に一台だったミシン。
今は趣味人かプロのものです。

けれんのない、なかなかいいデザインです。
プロ用の無骨さもなければ、妙にファンシーなところもありません。

こういう上品で、けれど「信頼できる」デザインのモノって、
いまほんとうに無いですね。
デザインというか、
そういう「ありかた」のモノ自体が、あまりない。

ミシン。

正確には、「sewing machine」。
マシンがナマってミシンです。
こっちのほうが、音としては近い。

ヌーベル・クチュールの「ヌーベル」は、
「縫う」にかけてあるんだそうです。
ほんまかいな。

インゴ・マウラー。

2006年07月30日 | blog

ドイツに行ったときに、
現地人が「おもろいのがあるんだよ」と
連れて行ってくれた、地下鉄の駅。

すたすた構内に入って、
端から端までみて、
「そんでこれ色変わったりすんの」
「いやべつに」
ホームの反対側から地上に出て、おしまい。
反応が薄めなのに、ややがっかりしたみたい。

「インゴ・マウラー展」関連のwebで、
これがあの「インゴ・マウラー」の作であることを知りました。
へぇぇ、あの電球に羽が生えたヤツの。

BLACK CAP FOUR。

2006年07月29日 | blog

ここに住みはじめてから、
いちども目撃したことがなかったんですが、
妻が一度みつけて退治し、
ゆうべ私も遭遇しました。

「ホウ酸団子買わなきゃ!」
「ホウ酸団子買わなきゃ!」

といって妻が買ってきた、
「ブラック・キャップ4」。

1から3まであったんでしょうか。
名前といい、色カタチといい、
なんか兵器っぽくみえてきます。
効きそう。

パッケージを開封して「んん?」とおもったのは、
意外というかなんというか、
甘くてちょっと「いい匂い」。

妻にも嗅がせて、ふたりで「んん?」と
微妙な笑い。

たのむぞ、BLACK CAP 4。
我が家の平和のために。