現実と夢!!

今日は曇り

付加価値

2011-04-03 16:53:06 | Weblog

最近、近所でやもしたら地上げ屋のせいかと思わせる
火災が続いているので、火災について述べようかと思ったが、
付加価値について筆をとろうと思う。

というのも私はクロスバイクを購入し、自転車にのる機会が
増えたおかげで自転車屋によることも増えた。
主な目的は空気をいれにいっている。

しかし自転車屋は空気を入れるという点を一つとっただけでも
様々であることがわかる。
空気をいれるだけで金をとろうとしているところ。こういった所は論外だ。
その空気が何か特別なのであれば話は別であるが、そんなことはないと
思われる。

特に多いのは、空気入れは無料ですという所だ。
これは設備を解放するのでどうぞ自由に使ってくださいというものだ。
これはこれで非常に助かっている。

ただ、今日いった店では、空気が無料なのは当たり前なのだが、
店員さんが自ら入れてくださったのだ。
これも店によっては普通にやってくれる所も多い。
この店の特徴的なところは、油差しもしてくれただけではなく
簡単な点検を1分程度の短時間でやってくれた所だ。
これだけをやってくれて無料ときている。
特に点検では問題はなかったが、なんともありがとうという気持ちでいっぱいになった。


ここで少しビジネス面に話をもっていこう。
医療ヘルスの業界に、卸を行っている東邦ホールディングスと医療情報サイトの
エムスリーという会社がある。
前者は売上が1兆をこえるが営業利益は1%だが、後者は売上120億で
営業利益は40%である。

これは情報提供という価値の高い所で勝負し、強いビジネスシステムをつくった
ことに勝機を見出したのだ。

先程の自転車屋は、たしかに自転車屋に行くのは、
購入するときか壊れた時か、空気をいれるときくらいで、
基本を自転車のメンテナンスをあまり意識てしている人は少ない。
ましてや自転車について詳しくなろうとしている人なんてほとんどいない。
しかし、より快適にしてくれるなら、お願いしたいという人も多いだろう。
この潜在的なニーズを無料と短時間というパッケージを創り上げて
提供しているのだ。
本来この潜在的なニーズにおいて課金したいところだが、ここをあえて無料にしたことで
その店のブランドを高めているといっていい。
まさに強みをそこに見いだしているのかもしれない。

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