IQが高いというのはどういうことなのか。IQとは数字で測定することができる。簡単に言えば、記憶力がいいということであったり、頭の回転が速いということであったり、応用力があるということであったり、継続的に考え続けることができるといった脳のスペックといったところだろう。
一昔前は頭が良いいことは、官僚になる条件であったり、高位の資格職をとるための必要条件であり、これは人生成功のパスポートと言っていい時代もあった。
しかし、頭がいいのかもしれないが、嫌なやつ、というのも増えてきたこともあり、IQよりEQが重要だということが叫ばれるよういなった。
EQとは心の知能指数だ。相手の感情を理解し、自分の感情を表現することが長けている人はこのEQが高くなる。ざっくりいうなら、IQが左脳的な能力であるならEQは右脳的な能力である。
そして、しばらくするとIQやEQのどちらかが高ければいいということもなり。両方の能力が求められると、言われるようになった。
IQが高いということが「使える人材」ということを意味するならば、その定義は変わってきたといっていい。今では、過去の裁判に基づき判決を下すのはソフトウェアが行えるようになってきた。また人工知能の進化もすごいもので、創造的な分野ともいわれている、料理のメニュー開発すら行っている。
こういった大きな流れを踏まえると、脳のスペックの高さはあるにこしたことがないというレベルになる。いうまでもないが、コンピューターの計算能力や記憶能力は人間のそれを遥かに凌駕している。
今の時代、求められるのは想像力の高さ、そしてそれを創造する力、創造するために、周りの協力を仰げる力、そして反対勢力を押さえ込む力、要はしっかりとビジョンを描けそれを実現していく力、こういったことが求められおり、そこには対人のコミュニケーション力が多大に求められるといっていいだろう。
現代のIQとはそういった力のことをいうのではないだろうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます