現実と夢!!

今日は曇り

一流

2015-04-04 09:41:02 | Weblog
最近本屋では、外資系コンサルや外資系バンカーや金持ちの一旦を紹介する書物が目につく。金持ちは長い財布を持っているとか、ノートは方眼紙を使うとか、見た目を気にしているとか、朝早く起きるとか、ノートはこうとれとか、論理的思考はこうせよ、とか、まあ様々な書物がある。


あれもこれも手段である。そういった人達がどういったことをやっているのか興味がてら手に取るのはいいと思うが、長財布を持てば金持ちにはなれないし、ノートを方眼紙に変えれば外資系コンサルのパフォーマンスを出せるわけではない。
これはスポーツをするのに、ウェアや道具を一流のものを購入すれば、スポーツが一流になるのかというと、それは違うだろう、ということに等しい。


幸せや一流の定義は細かくは人それぞれだろうが、地位と名誉や金が後からついてくるような人、のことを仮に一流と呼ぶ。そういった人達は、充足している人生を歩んでいる、のだろう。この充足というのは、どういったビジョンを描き、それを成し遂げ続けていることをいうのだろう。

そのため、社会的に貢献度が非常に高い場合、それは地位や名誉や金が後からついてくる。しかし、そうでない場合、後からついてくることは少ない。
社会的に影響の大きいことをする場合、自分一人でなすことはほぼ不可能といっていい。周りの人達の協力なくしてはできない。そのため人に信頼され、愛されるようなことに対して高い能力が求められる。もちろん半径100mの人達を幸せにしたいというのであれば、それもいいが、求められる能力のオーダは少し異なるのだろう。


つまり、一流の人達は自分が充足するためにライフワークを行なっており、そのために必要なこと、要は手段あるいは結果的にそうなっているようなことが最近ノウハウ本として大量に本屋で見かけるのだ。

であるので一番大切なのはビジョンであり、それを成し遂げる行動力である。時には挫折や失敗もあるだろう。そういったことを経ることでお金に感謝を示す。その結果スリムな長財布を持つのだろう。
何も考えずに本に書いてあったから楽して金持ちになれることを信じて長財布を持つのとは全く違うだろう。


中身がすっからかんでブランド物で身を固めてみて、充足を得る人は少ないのではないだろうか。

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