ぼ~ざん工房
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一昨日、昨日は、佐賀のサービス管理責任者研修の就労系事業の研修。
私の方は、就労に関する職場での支援に関して、かなりジョブコーチマインドばりばりで講義しました。あと、演習後のフィードバックを他の先生方としました。

フィードバックの内容を覚書しておきます。

就労支援事業所での個別支援計画作成に関するポイント。

1日目

ある時期は生活支援、ある時期は就労支援ってことは現場ではない。
イメージとしては以下のような。





2日目(写真はその時のメモ書きです。マインドマップ風。)

     

・ニーズだけではなく、強みや興味関心を意識する必要がある。

・変動があるかないかではなく、変動を幅でみる。
>精神障害の方も、発達障害、知的障害等の方の状態の変動が課題。
>しかし、彼らの状態はそもそも変動はするもので、変動がなくなることはない。
>変動をしてるかしてないかではなく、その変動の幅の大きさによって、就職支援のタイミングを見る必要がある。
>これについては、もう少し整理して記事にします。

・体験を重視するのは良い。しかし、体験すれば良いは、幻だ。
>体験前の準備もいる
>体験後のフィードバックと体験を次につなげる、特にジョブマッチングにつながる整理が重要。
>自己認知、自己決定への支援につなげる。

・就労支援も生活支援も多角的な視点が必要
>ICFの視点でつかむ。
>住む・働く・楽しむのセッティング
>地域支援、地域資源、地域ネットワーク

・プロセスで支援計画を見る(これは、いずれ記事にします)
>例えば、ハッピーリタイアの支援は、就職した時点からスタートしている。
>点ではなく、先のことを意識した支援計画が必要。
>プロセスの中で継続的なアセスメントをすることが重要。

(下は時間がなく言えなかった。)
*○○だからできない→○○の支援があったら、○○な活動ができるへ。


気になったこと
・地域活動支援センターの役割って、みんな明確にイメージしてないのでは?
・地域のニーズは明確なのに、自立支援協議会のこと言った人が一人もいないのは?
・ナチュラルサポートとか、ジョブコーチの役割とかの用語がつかわれているが、まだ、古いイメージが大きい。例えば、ジョブコーチは、何でも屋のイメージがまだ強い。


以上です。


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