goo

キバナコスモス・2~秋雨

 今年は台風1号の発生がずいぶん遅かったため、台風が少ない年になるかと思っていたら、その後、矢継ぎ早に台風がやってきて日本各地でかなりの爪あとを残した。
 今年4月、仕事で岩手県田野畑村に出張し、私の大学時代の思い出に浸ることができたことを記載したが、その時はJR盛岡駅から自動車で国道455号線を東進し、小本川沿いに岩泉町を通って太平洋側の田野畑村に出た。片道3時間の山道だったが、小本川が静かに流れる風光明媚な土地で、ブルートレインの客車をコテージに利用する “ふれあいらんど岩泉” や “道の駅いわいずみ” などの景色を見ながら走り、“グループホーム楽ん楽ん” も確かにこの目で見ていた。しかし8月下旬にそこを台風10号が襲い掛かり、小本川が氾濫して激甚災害となったが、あの長閑な風景が見るも無残な状況になってしまったのが今でも信じられない。旅館の朝食に出た名物の岩泉ヨーグルトの工場も大打撃を受け、まだ操業停止となっているらしい。岩手の方だけでなく、そのほかの日本各地の被災地の方には心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く日常生活に戻れることを願っている。
 写真は秋の長雨に濡れる「キバナコスモス(黄花秋桜)」。キク科コスモス属の一年草で、メキシコ原産。日本には大正時代に渡来した。台風やゲリラ豪雨はもうたくさんであり、日本人の心に合う風情のある秋の雨を望みたい。

『四季の雨』 作詞作曲者不詳 文部省唱歌 大正3年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

ミゾソバ・3~長池公園

 長池公園第1デッキで咲き始めた「ミゾソバ(溝蕎麦)」。タデ科イヌタデ属(←タデ属)の一年草で、直径4ミリほどの小さな花が茎の先端に密集して咲く。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。葉の形が牛の顔に見えることから「ウシノヒタイ(牛の額)」の別名がある。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )

カワリハツ・1~首都大学

 首都大学キャンパスの林内で良く見掛ける少し大きめのキノコ。傘の大きさは10センチ程度ありやや肉厚。小さいものは上部が平らだが、成長したものは少し反り返ってお椀状になっている。キノコ図鑑を広げてとりあえずベニタケ科ベニタケ属の「カワリハツ(変わり初)」という名前を見つけた。全く自信が無いので、ご存知の方は教えていただけると有り難い。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )