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フジカンゾウ・5~蓮生寺公園

 毎年、開花を楽しみしている蓮生寺公園の「フジカンゾウ(藤甘草)」。マメ科ヌスビトハギ属の多年草で、藤色が美しい。良く似ているアレチヌスビトハギの小葉は3出複葉になるのに対して、フジカンゾウの小葉は5~7枚の奇数羽状複葉になるので見分け易い。ちなみに “甘草” はマメ科の属名のひとつで、ワスレグサ科のノカンゾウなどの “萱草” とは別物。
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タカアザミ

 長池公園第2デッキで見られる「タカアザミ(高薊)」。キク科アザミ属の越年草で、名前の通り草丈は2~3メートルになる。写真の株も2メートルは優に超えており、直径3センチほどの花を下向きに咲かせている。その大きさから外来種のようにも思えるが、日本では北海道から中部地方まで、アジアでは朝鮮、中国北東部、ロシア沿海州あたりに広く分布している。大昔に北方から伝わってきたのだろう。
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