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ベニイタドリ

 鑓水団地西側に広がっていた4,000~5,000坪の野原が戸建て住宅用地に開発され、現地にはアドバルーンが揚げられ営業マンたちが購入希望者の訪問を待ち構えている。野原が無くなるのは残念だが、多摩ニュータウン開発計画で住宅用地とされていた場所であり、需要があるのであれば止むを得ない。近くには小山内裏公園や鑓水公園などの緑地があり、庭付きの戸建て住宅で新生活を待ち望んでいる方々を歓迎することにしよう。
 さてその開発地横の遊歩道に咲いていた赤い花。この界隈では白いイタドリを多く見ることができるが、たまに赤み掛かった花を見ることもある。これは一応「ベニイタドリ(紅虎杖)」としておくが、ベニイタドリはそもそも高山性のもので、これは園芸品種だろうか。ベニイタドリはタデ科ソバカズラ属(←タデ属)の多年草で「メイゲツソウ(名月草)」とも呼ばれている。
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ノブドウ・4~神子沢

 神子沢(みこのさわ)西歩道橋付近の植栽に蔓延っていた「ノブドウ(野葡萄)」。ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本で若い果実は緑色だが熟すにつれて青紫や赤紫色など様々な色に変化する。これらは正常な果実ではなくブドウタマバエやブドウトガリバチなどの幼虫が寄生するため色が変化するようだ。ノブドウはこの界隈では多く見られるが、定期的な草刈りがある場所に蔓延ることが多く、毎年、同じ場所で見られない。ここで見たのは初めてなので記録しておくが、来年はもしかしたら見られないかも知れない。

『赤い鳥小鳥』
作詞:北原白秋 作曲:成田為三 大正7年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)

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